1. ブログ マチベンの日々

ブログ マチベンの日々

夢が実現!ザ・タイガースの復活コンサート

 
全く思いがけないメールだった。
今でも交流が続いている大学時代の友人から、11月初め「タイガースのチケットあり。行かない?」とのメールが突然届いた。
すぐに「行く、行く」と返信。
これまでもブログで書いたように、ジュリー(沢田研二)やピー(瞳みのる)のピンの催しには行ったことがあったが、ザ・タイガース全員のものはなかった。
 
特に、今年は、トッポ(加橋かつみ)まで加わり、デビュー当時のメンバー全員での復活コンサートが開かれることは知っていたが、そもそもチケットはとれるはずがないだろうと最初からあきらめていた。
それが、思いがけないところから声がかかったという次第。
 
12月17日、場所は大阪ドーム。
地下鉄駅から、私と似たような「年頃」の女性たちがたくさんドームに向かって行く。
「最初から、みんな立ちっぱなしだったら、どうしよう・・・」などと変な心配をしたりした。
 
大阪ドームは超満員。実に、総勢3万人の観客。
復活したタイガースは、5人とも60代のオジサンそのものだったが、タイガース時代の歌を聴くと、幼い頃の自分が思い出され、嬉しかった。
 
「僕のマリー」「落ち葉の物語」「青い鳥」「花の首飾り」「モナリザの微笑」「君だけに愛を」などなど、往年のヒット曲が次々と歌われた。
 
少数の人を除いて、観客の大半はスタンディングをせず、からだを揺らしながら、彼らと一緒に口ずさんだりしていた。
逆にアップテンポの曲の時は立てばいいのにと思ったが、わたし自身もそこまでの勇気はなかった。
 
少し早めの素晴らしいクリスマスプレゼントをもらった気分だった。
 
 
 
 

ネルソン・マンデラ氏の死去と秘密保護法案成立

 
2013年12月5日。
なんと対称的な日になってしまったことか。
 
南アフリカのネルソン・マンデラ氏が死亡したというニュースが世界各国に飛び交った。
ずっと以前、マンデラ氏の半生を描いた映画を観たことがあった。
私は、高校の世界史の授業で南アフリカの「アパルトヘイト」を習っただけで、全く無知そのものだった。
映画を観て、その実態に驚愕するとともに、ネルソン・マンデラ氏という、投獄されても決して主義主張を変えず、南アフリカに「平等」をもたらそうと不屈に闘っている人がいることを初めて知った。
とても感動した。
 
そのマンデラ氏が75歳でこの世を去った。
 
他方、日本。
12月5日、日増しに高まる国民の反対世論を怖れてか、秘密保護法案を参議院ではわずか20数時間の審議で委員会強行採決。
翌6日深夜、参議院本会議で可決成立。
民主主義の否定そのもの。
そして、12月9日に、安倍首相が開いた異例の記者会見で語った「秘密の範囲は広がりません」「一般国民は関係ありません」という言葉は、前に「原発はコントロールされている」と語った時と同じくらい空虚で空々しく聞こえた。
 
形は違っても「不屈」に闘うこと、それがなにより大切。
 
 
 

今年もクリスマス・フラワー

 
とうとう12月に入ってしまいました。
今年もあとわずかで終わりです。
 
うちの事務所の相談室の廊下には、花などを飾れるコーナーがあるのですが、12月になると、今年はどのようなクリスマスバージョンの飾りにしようかと考えます。
これも、また楽しいものです。
 
そんな折り、最近、勝訴判決によって事件が解決した依頼者Tさんから、お礼と言って花束をいただきました。
Tさんは、自身が受けた多くの苦しみを乗り越えて、今日に至りました。
花束を持って来所されたTさんは、最初の頃とは見違えるほど明るくなっていました。
 
Tさんからいただいた花は、赤色がたくさんありましたので、今年は、このいただいた花を使って、クリスマス・バージョンのフラワーアレンジメントを作ってみました。
Tさんの喜びと輝きがあふれているようです。
 

 
京都府木津川市。
京都府南部にある市で、奈良県に近い。
約1300年前には、聖武天皇が、一時期、恭仁宮(くにのみや)という都を置いたこともある土地である。
その木津川市にマスコットキャラクターがいて、その名前が「いづみ姫」ということを先日の京都新聞で初めて知った。
 
2012年3月18日、市制5周年の日に生まれ、浄瑠璃寺の吉祥天女像がモチーフとのこと。
「いづみ」という名前は、昔、木津川が「いづみ川」と呼ばれていたことから名付けられた。
次のような歌もよまれている。
「みかの原 わきて流るる いづみ川 いつ見きとてか 恋しかるらむ」
 
私と同じ名前がゆるキャラに付けられている、それも京都のゆるキャラに付けられていることは、なんとなく楽しく嬉しい。
ちなみに、この「いづみ姫」は2013年ゆるキャラグランプリでは、総合426位だったそう。
頑張ってね!
 

 
(女性弁護士の法律コラム NO.152)
 
現在、国会で審議中の「特定秘密保護法案」。
11月26日、政府与党によって衆議院で強行採決され、可決してしまいましたが、すぐに参議院で審議が始まっています。
 
京都弁護士会では、11月29日夕方から弁護士会館前に集合し、「秘密保護法案」に反対するパレードが行われました。
この日は、弁護士だけでなく、事務員さんや依頼者の方など市民の皆さんもたくさん駆けつけ、かなり長い列になりました。
うちの事務所も弁護士・事務局ともども参加しました。
手がかじかんでしまうほどの寒さでしたが、「秘密保護法案、反対!」「知る権利を守ろう!」と言いながら、弁護士会館前から堀川御池まで歩きました。
翌朝の新聞には、なんと約250名参加と書かれてありました。
 
 

 
ところで、自民党の石破氏は、11月29日の自身のブログで、デモのシュプレヒコールを「絶叫」と表現し、「テロ行為」と変わらないと書いているとの報道がありました。
十分な審議を尽くせという多くの国民の声に背いて強行採決しておきながら、抗議や反対の声を「テロ」とたとえるなどとは民主主義を否定するのと同じです。
 
私たちは、最後まで反対の声を上げていきます。
 
 

何が秘密?それは、ヒ・ミ・ツ!です。

 
(女性弁護士の法律コラム NO.151)
 
現在、国会で審議中の「特定秘密保護法案」。
思わず絶句してしまうほど、ひどい内容の法案です。
 
「秘密」として指定されるのは、「防衛」「外交」「特定有害活動」「テロ」の4分野ですが、幅広い情報が「秘密」にされてしまいかねません。
例えば、「防衛」分野では「政府が極秘で核兵器を開発している」「自衛隊が海外で武器で人を殺戮している」、「テロ」分野では「テロ対策のため原発の設計・構造・安全性は秘密」など、国家の最も重要な問題がほとんど「秘密」となりかねません。
 
しかも、秘密の指定は「行政機関の長」が独断で行うことができます。
自民党、公明党、みんなの党の修正協議で、「首相が第三者機関的に関与」することで合意したとされていますが、「首相は行政の長であり、行政の責任者である。行政に対する第三者ではあり得ない」「その歯止めの役割を行政のトップである首相が果たす、というのは内部統制に過ぎず、第三者機関によるコントロールでないことは明確」です(2013年11月23日付け朝日新聞)。
 
そして、ひとたび「秘密」と指定されると、裁判所にも国会にも開示されません。
他方、刑事処罰については、秘密を漏えいした本人だけでなく、「共謀し、教唆し、又は扇動した者」も処罰されます。
私たち弁護士がそれらの刑事弁護を担当しても、それが本当に「秘密」かどうかなど内容については、弁護士にすら開示されることはありません。
これは、人が処罰を受けるには罪と刑が法律で定められていなければならないとする「罪刑法定主義」の大原則にも反するものです。
 
「これほど重要な法案をこんな愚かしい議論で通してしまってはならないし、私たちはこんな政治を『仕方ない』と許してしまってはならない」(同朝日新聞)
 
京都弁護士会では、四条河原町で、秘密保護法案に反対する街頭宣伝を行っています。
また、11月29日には午後4時45分京都弁護士会会館前からパレードを行います。
私たちとともに、反対の声を上げていきましょう!
 
 
 

同窓会

 
11月23日、観光客で大混雑の秋の京都で、同窓会があった。
それも、昼間は高校、夜は大学と重なったが、運良く開催時間が異なったので、どちらにも参加することができた。
 
昼間は、岐阜高校の学年全体の関西同窓会。
今回は関西在住のメンバーが中心の集まりだが、岐阜はもとより、遠く東京など遠方からもたくさんの同級生が来てくれた。
会場が南禅寺の近くだったので、渋滞に巻き込まれた人は大変だったと思う。
私たちの頃の岐阜高校は1学年約500人の生徒がいたので、全く面識がない人もたくさんおり、同窓会で出会って初めて言葉を交わす人もいるが、何度か同窓会に参加するうちに、少しずつ知り合いが増えていくのもまた嬉しい。
 
夕方からは、京都大学法学部の時のクラス同窓会。
クラスとは言っても大学なので、1~2回生の教養部の時、語学の授業を一緒に受けたり、クラスで討論会などをやったりしたメンバーである。
他のクラスでは、毎年同窓会を開いているクラスもあるらしいが、私たちのクラスは卒業以来初めてだった。
会場は、京大近くの居酒屋さん。
京大の学園祭が開催されていたらしく、それに寄って来たという人もいた。
ほとんどが卒業以来初めて会う人ばかりで、さすがに○十年ぶりの再会に「誰だっけ?」と考えてしまう人が少なくなかった。
でも、しばらく話している内に、当時の面影などが浮かび上がり、男性の多くは髪をロン毛にしていたのに、それがすっかり短く、薄く、白くなって、あらためて時の流れを感じた。
 
アラカンの私たちだから、そのうち1人2人と欠ける人も出てくるだろう。
実際、高校の同窓生の中には、ここ数年で急逝した方もいる。
今後も、できるだけ会えるうちに会っておこうと思った。
 

京都の被災新成人に振り袖を

 
京都で暮らす東日本大震災の被災者に新成人用の振り袖を贈ろうと、京都市下京区のNPO法人「京都SEINEN団」が古い着物や小物など不用品の寄付を呼びかけていることを、ずいぶん前の京都新聞の記事で読み、切り抜いておいた。
 
以前ブログに書いたように、実家を処分し、亡き母が持っていた大量の着物を自宅に持って来ていたので、昨日、やっとそれらの整理に手をつけた。
当初は、京都のどこか古着屋に持って行こうと考えていたが、その新聞記事を読んでからは、この企画に寄付しようと決めていた。
そして、寄付の締め切りが11月30日なので、やっと整理に手を付けた。
 
「こんな古い着物が役にたつかなあ。ゴミになるだけかも」とは思いつつ、衣装ケース一杯の着物を運んだ。
12月22日に同NPOが避難者向けの成人式をゼスト御池で行うとのこと。
こんな古い着物でも、少しでも役に立てればなあ・・・・母もきっと喜ぶだろう。
 
※古い着物や小物などの提供希望者は、11月30日までに、地下鉄ゼスト御池にある「愛きもの館ゼスト店」に送るか、直接持ち込む。
 
 
 
 
 
 
 

 
(女性弁護士の法律コラム NO.151)
 
昨日は、京都弁護士会主催の第43回憲法と人権を考えるつどい「刑事裁判の現在(いま)」に参加しました(於 シルクホール)。
 
第1部は、「『それボク』」の世界は変わったか?」と題しての映画監督周防正行さんとの対談。
周防監督は、これまで「それでもボクはやってない」と「終の信託」という2本の映画の中で刑事司法を取り上げました。
自白偏重の刑事司法をわかりやすくかつ歯切れ良く批判されると共に、現在、法務省法制審議会のメンバーをつとめておられる上での苦労も感じられる発言でした。
 
第2部は、周防監督に加え、元裁判官の木谷明弁護士と冤罪事件である布川事件の元被告桜井昌司さんを交えたパネルディスカッションでした。
桜井さんが、コンビニですら監視カメラがついて一般市民が監視されているのだから、取り調べが監視されないのはおかしいと皮肉を込めて言われた発言が「そのとおり!」で印象的でした。
また、周防監督は、裁判員になったら、どんどん裁判官に質問して、裁判官の姿勢を変えていってほしいと言われました。
 
昨日までの間に何人かの知人や依頼者の方から「行くからね」と葉書や電話をいただいていました。
が、当日は、500名くらいの参加者があり、たまたま会場で、元依頼者のMさんと出会い、二人で一緒に聴くことができました。
 
弁護士が演じる寸劇もあり、とてもわかりやすい講演会だったと思います。
市民の皆さんと一緒に、少しずつでも刑事司法の重い扉を開けていかねばなりません。
 
 

市民ランナー快走~鴨川と高野川沿いの整備~

 
市民ランナーの身近なランニングコースとなっている鴨川と高野川沿いを、京都府がさらに走りやすく、歩きやすく整備を進めており、このほど整備が終わったルートの北部分には、ランナーが走った目安にできる500メートルごとの距離票が設置された(京都新聞2013年11月7日付け夕刊)。
 
昨日は、天気も良かったので、早速、RUNしてみた。
出発は、高野川の松ヶ崎人道橋の手前から。
 
 松ヶ崎人道橋近くにある最初の距離標。
「鴨川合流点から2.0㎞」とある。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
高野川と鴨川との合流点。
高野川と鴨川は、賀茂大橋付近で合流し、それ以南は、賀茂川となる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

賀茂大橋を過ぎると、距離標は「桂川合流点
から12.0㎞」となっていた。
桂川までは、まだRUNしたことがない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

三条大橋まで走ったが、距離標は、丸太町橋の手前までしか設置されていなかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
賀茂川沿いは、春は桜並木が見事だが、今は、桜や銀杏の木々が紅葉し、とても美しかった。
快適なランニングとなった。
 
 

秋の白倉岳とハウチワカエデ

 
11月3日午前は、白倉岳(950M)に登ってきた。
白倉岳は、比良山系と安曇川をはさんで西側に位置する山で、旧朽木村(滋賀県高島市)に位置する。
午後から雨予報だったので、午前6時に自宅を出発。
 
登山口はいくつかあるようだが、「村井登山口」から入った。
最初はなだらかだが、すぐに、まっすぐ上に伸びる急坂の登山道となる。
その後は、平行移動となり、山頂に近づくと、また急坂となった。
登山道はよく整備されている。
 
秋の紅葉を期待して登って来たが、ほとんど紅葉はなし。
全国的な猛暑で、今年の紅葉はやはりダメか・・・
 
白倉岳山頂は、小さな広場となっているが、木々に囲まれ、展望はあまりよくない。
早目の昼食は、今日もまた「山の料理」。
材料の野菜は兼用できるので、メニューは野菜炒めと焼きそば。
山で食べる料理は格別だ。
 

 
山頂からは、栃生(とちゅう)登山口に向かって下山する。
なんと下山路は、あちこちの木々が紅葉している!
色づきは今ひとつだが、所々に色鮮やかな紅葉も見られた。
とりわけ見事だったのは、1本の木なのに、下方の葉は緑、中程はオレンジ色、上方は真っ赤という紅葉があった。

 
下山の登山道は、まっすぐ下方に向かったかなりの急勾配の坂道で、しかも枯れ葉がたくさん落ちており、何度も滑った。
それでも、なんとか雨が降り出す前に下山することができた。
 
今日の山行きでは、誰一人、登山者と出会うことはなく、穴場の山だった。
 
ちなみに帰宅して調べたところ、見事な紅葉は、ハウチワカエデ(羽団扇楓)という名前の木であることがわかった。
 
 
 
 
 
 
 

 
ドリッパーひとつで、コーヒーの味がこんなに変わるとは思わなかった。
 
何で読んだのか、聴いたのか、覚えていないが、ハリオの円錐形ドリッパーで入れたコーヒーがおいしいという評判を知ったので、先日、デパートで買ってみた。
 
これまでは、ずっと、底に穴が3つ空いている扇形ドリッパーを使ってきた。
同じコーヒー豆で、早速、買ってきた円錐形ドリッパーを使って入れてみた。
「おいしい!」
そんなにコーヒーの味に通じているわけでもない私にも、昨日飲んだコーヒーと今飲んでいるコーヒーの味が違うことがはっきりわかった。
コーヒー豆の本来の味が出てる!
 
円錐形ドリッパーは、外観はこれまでの物と同じだが、底面には大きな穴が1個だけ空いており、内側がスパイラル状の形状になっている。
 
ハリオのホームページには「ここが違う!!」と次のような解説がある。
 
(その1)珈琲粉がしっかり膨らむからこそ、おいしい。
円錐形にしたことで、注がれたお湯が中心に向かって流れるため、珈琲粉に触れる時間が長くなることにより、珈琲の成分をより多く抽出することができる。
 
(その2)ネルドリップに近い抽出ができる。
大きな穴からペーパーの先端が出ることで、注がれたお湯がドリッパーからの制限をうけることなく、よりネルドリップに近い抽出ができる。
 
(その3)蒸らしの際に空気がしっかり抜ける
ドリッパー内部のリブ(凸部)を高く上部まで付けることにより、ペーパーとドリッァーの密着をふせぎ、空気の抜ける空間ができる。
 
お奨めです。
 

 
色は、赤色以外にも、透明、白、黒がありました。
 
※過去ブログの中の「私のお気に入り(その1)~(その7)」は、右の検索欄に「私のお気に入り」と入力して、ご覧ください。
 
 
 

落語で憲法学習会~「八法亭みややっこ」さん

 
弁護士には、多彩な才能の持ち主が少なくない。
東京・八王子合同法律事務所の飯田美弥子弁護士は、学生時代の落語研究会の経験を生かし、憲法の話を落語でわかりやすく講演していると評判が高い。
過日、思いがけず、彼女の講演の「さわり」を聴くことができた。
 
2013年10月20・21日の両日、私が所属している法律家団体の全国総会が岩手で開催された。
憲法改悪、秘密保護法案、労働法制の更なる改悪、事件活動など、現在、押し迫っている焦眉の多くの課題について、各地からたくさんの報告がなされた。
 
20日(1日目)の夜は、恒例の懇親会。
懇親会はだいたい午後8時過ぎには終了するが、その後も、有志参加のまじめな勉強会があったりする。
私は、たいてい同期の友人らと風呂に行ったり、部屋でしゃべったりして、企画にはあまり参加したことがなかった。
 
でも、今回は、懇親会もそこそこにして企画に参加した。
お目当ては、「みややっこの憲法学習会」。
懇親会で酒が入った弁護士相手に、落語での憲法学習会の一部をわざわざ披露してくれるという。
先着40人ということだったので、急いで会場に行き、1番前のかぶりつきの席を陣取った。
 
飯田弁護士の高座名は「八法亭みややっこ」。
「八法じゃなくて、六法にしたら良かったのに」と言ったら、「事務所が八王子合同だから、八なの」という答えが返ってきた。
 
着物を着て高座に上がった「みややっこ」さんは、時折「オチ」や「ヒネリ」を入れた、たくみな「噺」で自民党憲法草案をメッタ切りして聴衆を大いにわかせた。
 
難しい話を笑いも交えながらわかりやすく話す・・・・難しいことだが、私も「みややっこ」さんの爪のアカでも煎じて、勉強したい。
 

 
 
 
 
 

山の料理

 
これまで日帰り登山の時の昼食は、コンビニ弁当を持参するか、カップラーメンを持って行くかで、安直に済ませていた。
 
山仲間のA弁護士が、弁護士会のリクレーションの時などには、フライパンを持参しで焼き肉をし、私たちにもお裾分けしてくれたりするのを見て、私も山で料理がしたくなった。
 
山用のフライパンを購入し、早速、日帰り登山で実践してみた。
メニューは、焼き肉と焼きそば。
 
油は、肉を買った時に付いて来た牛脂とチューブ入りバターを使用。
焼き肉は前の晩からタレにつけこみ、ジッパー付きのビニール袋に入れる。
野菜は、朝、カットして、これもビニール袋に入れる。
まあ、山であろうと、自宅であろうと、下ごしらえとしてすることに変わりはない。
 
でも自然の中で自分で調理した物を食べるのは、格別である。
味気のないコンビニ弁当とは格段に異なる。
次は何を作ろうかなあという楽しみも増えた。
 
 

 
 
 

愚策!「1人1万円給付」

 
来年4月から、消費税が8%へ引き上げられる。
政府では、低所得者対策として、2015年10月に税率が10%に上がるまでの1年半の間、1人1万円を給付する案が検討されているらしい。
低所得者とは、主に住民税の非課税世帯。
 
この「1万円」の根拠は、低所得者が食費にかける費用が年間18万円という試算にもとづくものらしい。
年間18万円というと、1日約500円。
今どき、どんなに特売品を買いあさって頑張っても、1日500円の食費は無理な話。
10月から乳製品などが値上がりし、牛乳も1度に10円近く値上がった。
これが現実。
1日500円の食費で、「健康で文化的な最低限度の生活」ができると思ってるのか!
 
安倍首相は、2012年に総理になった時に、3500円のカツカレー食べたって!
イギリスの首相は、食パン1斤の値段を知らないんだって!
あげくの果てには、国会内の「吉野屋」の牛丼は1200円だって!
 
こんな政治家たちだから、大企業ばかり優遇する税制を作って、自分たちは1日何千円、何万円もかかる食事をしてるのに、国民には1日500円でやれって平気で言えるんだね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

弥山(宮島)に登りました

 
広島での日弁連人権シンポジュウムに出席したついでに、宮島にある弥山(533M)に登った。
「弥山(みせん)」という名前の山は、奈良県にもあり、その他、全国にいくつかあるようだ。
 
宮島を訪れるのは、3回目だったが、これまでの2回は厳島神社まで行っただけで、そもそも宮島に「弥山」という山があることすら知らなかった。
 
弥山には、山頂の直下までロープウェイに乗って行くことができるが、もちろん下から歩いて登った。
登山道は、複数あるが、登山家岩崎元郎の「新・日本百名山」で勧められているコースを登った。
最初は、なだらかな山道だが、途中からは、両脇にシダが生えた山道を歩く。でも、登山道は整備されている。
尾根に出ると、瀬戸内海が一望でき、景色も良い。
 
山頂直下のロープウェイ駅からは、観光客と合流し、整備された参道を頂上まで更に登る。
山頂は、展望台・休憩所が工事中で、どこが頂上かわからなかった。
でも、天気は快晴で、遠くまで展望できた。
下山は、森林の中の紅葉谷コースを下った。
 
下山後は、少し遅い昼食。
宮島名物の「あなごめし」を味わった(「ふじたや」で)。
 

 
 

「半沢直樹」の原作を読みました

 
毎回30%を超えるすごい視聴率をたたき出したTBSドラマ「半沢直樹」。
最終回は、関西ではなんと45.5%だったとか。
 
私も、大阪編の終わり頃から観始めた。
 
勧善懲悪のストーリーと聞いていたが、刑事告発しないことを昇進の取引材料としたり、
同僚の裏切りなんかもあって、結構、人間臭くて生々しい。
 
原作を読んでいなかったので、最終回のどんでん返しには驚いた。
ドラマのあの流れからすると、意外な結末で、納得できなかった。
 
そこで、最終回が終わってから、やおら原作を求めて書店に行った。
原作は、池井戸潤作の「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」の2冊。
 
原作を読んでみて、ドラマの流れは、原作にほとんど忠実だったと思った。
ただ、一番大きく異なるところは、ドラマでは、大和田常務への復習劇が大きな柱だったが、原作では、実は、半沢の父親は自殺しておらず、他の地方銀行が融資を行い助けたという設定になっている。
原作は、半沢が銀行という巨大組織の中で、いかに勝ち上がっていくかが中心なんだろうと思う。
また、頭取も「行内融和」を求める人物として描かれ、半沢が大和田の悪事を徹底して暴き立てたことが「行内融和」路線から外れ、「出向」という結末へも自然と流れ、得心した。
 
原作では、妻花の描き方も異なっていた。
ドラマでは、上戸彩演じる花は良妻賢母だったが、原作では、どこの家庭でもあるような、家庭を顧みない夫半沢にうるさく文句を言う妻で、企業戦士の半沢にとっては家庭も休まる場所ではないというところが現実的だった。
 
現実の企業社会には、半沢のような労働者はおらず、半沢が労働者のホンネを代弁してくれるから人気があると言われている。
それが日本の企業社会とは何とも悲しいことである。

サザンの「ピースとハイライト」

 
デビュー35周年を迎えたサザンオールスターズ。
ヒット曲を次々と出し、幅広い世代に人気がある。
 
サザンの曲は、もちろんいくつかは知っているが、歌謡曲世代の私には、テンポが早く、何を歌っているのか歌詞が聞き取りにくいこともあって、あまり好んで歌ったりしたことがなかった。
メンバー各人のソロ活動期間を経て5年ぶりに新曲「ピースとハイライト」が発表されたと報じられた時も、フ~ンという程度だった。
 
しばらくして、ネット上で、この曲が、日本と韓国・中国との問題などをテーマに歌っていることを知り、あらためて歌詞を検索してみた。
 
「教科書は現代史をやる前に時間切れ
そこが一番しりたいのに何でそうなっちゃうの?」
「歴史を照らしあわせて助け合えたらいいじゃない
硬い拳を振り上げても心開かない」
「色んな事情があるけどさ 知ろうよお互いイイところ!!」
「希望の苗を植えていこうよ 地上に愛を育てようよ」
 
沢田研二が、憲法9条や福島原発の歌を作った時も感激したが、サザンのこのメッセージにも感激した。
 
ネットでは、「政治色の強い曲は避けるのが賢明」などという意見もあるようだが、人間は社会の中で生きているのだから、その時感じた思いを発信するのは自然なことだし、欧米の音楽には社会的メッセージ性の高い歌も少なくない。
 
サザンのコンサートのチケットは入手困難なようだが、9月22日のwowwowでコンサートが中継されるようなので、是非、それは観たいと思っている。

台風の後・・・・

 
これまで台風が来ても、京都(とりわけ市内)は盆地のせいか、あまり風雨もひどくなく、さすが「千年の都」だと思っていた。
ところが、最近の異常気象の中で発生した、昨日の台風18号は違った。
桂川が増水し、市内でも多くの人が避難を強いられ、住宅に冠水した。
 
鴨川も大増水し、もう少し降り続いたら、あふれていたかもしれない勢いだった。
(遠方にお住まいの何人かの方から「大丈夫だった?」とご心配いただき、有り難うございました。)
 
昨日は、市外に出かける予定をしていたが、JRも地下鉄も私鉄も高速道路もすべて通行止めとなり、やむなく予定を変更した。
午後からは天気も快晴となったので、ごうごうと音をたてて流れる鴨川縁を、高野橋の北方から御池大橋までRUNしながら、撮影した。
 

高野橋から少し南に下がった所
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

府立大学病院の所
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

御池大橋以南の東岸は、通行止め
三条大橋から撮影。鴨川東岸。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

三条大橋から撮影。鴨川西岸。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

梨木神社にマンション!!

 
京都の梨木神社(なしのきじんじゃ)と聞いても、「それってどこの神社?」とあまりピンと来ない人も少なくないだろう。
京都御所の東側に隣接する神社で、1885年創建。
「萩の宮」とも呼ばれ、萩の名所として知られる。
そして、京都三名水の中で今も残る「染井の井戸」が残る神社としても有名だ。
多くの市民がその神社に水を汲みに来る。
 
その神社の境内にマンションの建設計画が進められていると、9月11日付け京都新聞は1面で報じた。
神社としては、本殿の改修費用を寄進でまかなおうとしたが、集まらず、60年間の期限付きで貸して、その借地料収入で確保すると説明している。
 
京都の歴史的景観がまた1つ壊れていく・・・・
今年は、梨木神社の萩を見に行こうかしら。
 

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