1. 2026年2月

2026年2月アーカイブ

定年後の嘱託職員としての再雇用をめぐり、仕事内容は同じなのに、基本給などの賃金が大幅に減額されたことは不当だとして差額分の支払いなどを求めた訴訟の判決が2026年2月26日名古屋高裁でありました。

 

これは、2023年7月20日最高裁が、定年時の6割を下回る部分は「不合理な格差」で違法と判断した名古屋高裁判決を破棄し、不合理かどうかは基本給の性質や支給目的を踏まえて判断すべきだとして審理を高裁に差し戻していた事件の判決です。

https://www.kyotolaw.jp/introduction/muramatsu/person/2023/07/6600.html

 

今回の判決は、基本給が自動車学校の指導員という仕事内容に対する職務給としての性質の割合が高く、嘱託職員の基本給も「同質だと言える」と判断し、同じ指導業務をする若手を大きく下回ることは「不合理性を基礎づける」と指摘しました。ただし、不合理となる定年時の水準は、「約55~57%」としました。

 

基本給の目的や性質を検討した上で職務給の部分が大きいと判断した点では、画期的な判決ですが、不合理性の基準がなぜ「約55~57%」になるか、その根拠は示されていません。

コルティナダンペッツオとドロミテ戦線

日本勢のメダルラッシュで盛り上がる2026年冬期オリンピック。

今回のオリンピックは、会場が4地域に分かれていることから、ミラノ・コルティナダンペッツオ五輪と呼ばれている。

 

イタリアのコルティナという街は、訪れたこともなく、あまりなじみがない街だが、実は、私の亡夫の部屋には、生前、コルティナにある美しいドロミテ岩峰の大きな写真が飾られてあった。おそらく亡夫自身が撮影した写真を拡大したものだと思う。

それで、私は、コルティナ=ドロミテ岩峰というイメージをずっと持っていた。

亡夫は、海外スキーに何度も行ったことがあり、コルティナでも滑ったことがあると言っていた。その中で、ドロミテ岩峰の写真をずっと飾っていたことからすれば、よほど空に突き刺すようなこの景色が気に入っていたのだと思う。

もし生きていれば、オリンピックを見て、「ここを滑った!」などと大いに盛り上がっていたことだろう。

 

そんなドロミテ岩峰が、1915年、第1次世界大戦中、イタリアとオーストリア・ハンガリー帝国の両軍が爆弾を仕掛けて戦い、山頂を奪い合った場所だったことを、2026年2月17日付け朝日新聞「天声人語」を読んで初めて知った。

「ドロミテ戦線」と呼ばれている。

標高2000メートル超での戦いは、雪と氷で「白い戦争」と呼ばれ、砲弾や雪崩で多くの戦士が命を落としたという。

このような山岳地帯にも、戦争の傷跡が存在していると思うと、より強く平和を願う気持ちになる。

 

亡夫が生きておれば、きっとこんな話もできたのに・・・となんとなくセンチメンタルな気持ちになった。

 

 

 

 

 

 

百万遍・知恩寺の手作り市へ

友人Yさんを通じて友達となった、名古屋在住の4名のオバサマたちが来京され、2月15日の百万遍・手作り市に行くということで、私も久しぶりに手作り市に行ってみることにした。

 

2月15日は、京都マラソン2026が開催され、市民マラソンなので交通規制時間が長く、心配したが、朝はまだ規制はなくブラブラ鴨川べりを歩きながら、午前10時頃には手作り市に到着した。

 

 

京都には、毎月、色々な場所で手作り市が開かれているが、ここ知恩寺の市は境内で開催されるので、店舗数が多いものの回りやすい。

名古屋のオバサマたちは、毎年1回は来られており、もう買う物も決まっているとのこと。

私は、手作り市に行くといつも購入する京都かすみ亭の「京淡雪」の甘酒と、オバサマらオススメの滋賀県のカントリーJamの燻製品を購入した。

たくさんの店舗が出ているので、見ているだけでも楽しいし、店の人と他愛のない会話をしながら品物を見られることもいい。1時間半くらいは見て回ったかな。

 

オバサマたちとは、昼食を一緒に食べた後別れ、マラソンランナーが駆け抜けるのを眺めながら、また鴨川べりを歩いて帰った。

 

 

 

 

最悪の衆院選投票日

朝、いつもどおり午前5時過ぎに起きた。雪はまだ降っていない?ちらちら舞っているくらい?

 

今日は、衆議院選挙の投票日。

 

天気予報どおり、京都市内でも雪・・・。ネットで天気予報を検索すると、京都市内でも1日中雪マークがついている。投票所は、自宅から歩いて20分くらいかかる。寒いし、嫌やなあ・・・。雪が積もる前に行こうと思い、午前7時に投票所へ着くように出掛けた。帰る頃には、少し青空も見えていたが、その後は今も激しく雪が降り続いている。

 

 

 

東北などの豪雪地帯は、選挙ポスターを貼る掲示板が雪に埋もれてしまって見られない状態になっているところもあるという。投票所まで行くことですら容易でない地域もあるだろう。

 

そもそも今回の高市早苗首相による突然の衆議院解散は、自民党の裏金問題や統一教会との関係、そしてそれ以外の重要政策の論戦が始まる前に強引に行われ、「私が首相でいいか教えて」と850億円超の国費を投入しての無茶ぶりな選挙である。

こんなことがまかり通る世の中って、一体・・・?って思ってしまう。

 

どのような政治を選ぶかは、主権者の権利。

「雪が降って寒い」「面倒くさい」などと思っても、権利を行使するため、投票に行きましょう。

 

 

 

 

初めてのバードウオッチング

2025年10月28日付け当ブログで紹介した、鈴木俊貴さんの著書「僕には鳥の言葉がわかる」を読んで以来、自分の目で「鳥を見てみたい」という思いが強くなった。

 

観劇用の双眼鏡しか持っていないが、さっそく昨年のある日曜、それを持って京都御苑に出掛けた。

しかし、鳥の鳴き声はあちこちから聞こえるものの、目に入るのは、カラスや雀ばかりで、それ以外の鳥は見つけられず、失意のうちに帰宅した。

 

そうしたところ、カルチャーセンターで「初心者のためのバードウオッチング」という講座があることを知り、場所も京都御苑だったので、すぐに申し込み参加した。

 

 

とても寒い日だったが、天気は良い。参加者は5名。私以外の参加者は、皆、バードウオッチング用双眼鏡を持参されていたので、どうやら純粋「初心者」は私だけのよう。

 

講師から「どこに鳥がいるか、自分で見つけらるようになりますよ」と言われたが、前に見つけられなかったので、本当に見つけられるだろうか?と不安を感じながら、講師の後をついていった。

 

まず、京都御苑の南西端にある「閑院宮家」に入る。長く京都に住み、京都御苑も何度も来ているのに、ここに入るのは初めて。

 

 

敷地に入ると、池があり、そこで観察が始まった。

 

 

「カワセミ」がいるとのこと。「カワセミ」は、冬の間は、大体、同じような場所を移動するとのこと。

講師は、まず肉眼で確認されて、その位置を教えてくれる。池の周辺に1羽だけいるとのこと。

教えられても、最初はなかなか自分の双眼鏡にその姿が現れなかったが、何度か探しまくり、とうとう、鳥の姿が目に飛び込んできた。

感動!

講師は、大きなカメラをセットしてくれて、そのレンズを除くと、背中と羽根が青色、おなかはオレンジ色をした美しい鳥がそこにいる。

これが「カワセミ」!? 美しい!

1度見つけると、どれだけ見ていても、見飽きない。場所を教えてもらいながらも、自分の目で、自分の双眼鏡で確認できるのが楽しい。

 

次の場所に移動。

京都御苑の木立の中。枯れ木と思われる背の高い木をジッと見上げていると、同じ種類の鳥たちが上方に何羽も止まっている。

「イカル」という鳥とのこと。講師の大きなカメラを覗くと、嘴が黄色だ。

枯れ木に何羽もとまっている。そして、枯れ木と見えたが、実は、小さな実がついており、鳥たちはそれを食べているのである。面白い!

 

松林の中にも、鳥はいた。

「ビンズイ」

何個も地面に落ちている松ぼっくりをよく見ていると、何やら茶色の動く物体が。

これが「ビンズイ」。

雀の歩き方はホッピングだが、「ビンズイ」は「歩いている」。茶色なので、遠くからだと松ぼっくりと見分けがつかない。

 

講師によると、今日だけで、15種類位の鳥を確認したとのこと。私自身は、そこまで確認はできなかった。

でも、とにかく、自分の安物の双眼鏡でも、自分の目で鳥を確認できたことは、とても感動的だったし、いつまでも見飽きないものだ。実に面白かった。

これからは、鳥にももっと興味がわいてきそうな予感。

 

後日談。

カルチャー終了数日後の昼休み、再度、一人で、京都御苑に行き、再び「閑院宮家」に行ってみた。

すると、大きなカメラ持参でバードウオッチングをしている男性から「さっきまで、カワセミがいたよ」と話かけられ、また、京都出身で関東に住んでいるという女性も、自分で映したという京都御苑の鳥の写真を見せてくれた。

 

 

なんか鳥だけでなく、人の輪も広がりそう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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