多くの国民健康保険の被保険者において、2025年8月1日以降、健康保険証の有効期限が切れて使えなくなっていきます。有効期限は自治体によって異なりますが、7月末に有効期限を迎える国保加入者は1700万人(全体の7割)にも及びます。
そこで、この問題に対応するため、厚生労働省は、6月27日に、各自治体等に事務連絡を出しました。
これによると、来年2026年3月末までは、期限切れの保険証や「資格情報のお知らせ」でも保険医療を受診することができます。
ですから、ご自分の健康保険証の有効期限が切れても、捨てないでください。
医療機関の窓口では、マイナ保険証に関するトラブルも多くあるようです。
そもそも、国がこのような対応を取るのであれば、紙の健康保険証廃止などやめるべきだと思います。