1. 2025年4月

2025年4月アーカイブ

4月29日さわやかな快晴の祝日。

以前から行ってみたかった桃源郷ならぬ茶源郷「和束」へ行って来た。

 

和束町は京都府南部にあり、京都最大の茶産地。和束の茶は、鎌倉時代に海住山寺(木津川市)の高僧が鷲峰山の山麓で栽培したのが始まりとされる。

京都府は、同町を含む氏社産地一帯の世界文化遺産登録を目指している。

 

1度実際に見てみたかった茶畑の素晴らしい景観。

 

 

新茶を購入したのは勿論である。

 

和束からの帰途、久しぶりに京田辺市のカフェ「kinco-ya」に立ち寄った。

通常の火曜日は定休日だが、今日はオープンされていることをブログで確認する。

 

 

 

きんこさんは相変わらず元気、元気。きんこ節が炸裂していた。

なかなかの名文?迷文?である。

 

 

帰宅後、早速、甘く美味しい新茶を味わったことは言うまでもない。

 

(労働)介護休業

2025年4月20日付け朝日新聞朝刊に、東京商工リサーチが5000社以上に対し行った介護休業に関するアンケート結果が掲載されました(大企業423社、中小企業5147社)。

 

これによると、介護離職者が出た企業のうち、介護休業・休暇の制度利用が「なし」との回答が大企業で38.8%、中小企業で56.3%。

制度の利用については、24年度中に介護休業が「発生した」と回答した割合は、大企業13.7%に対し中小企業3.6%にとどまりました。

 

育児も介護も同じ法律の中に規定されているにもかかわらず、介護休業に関するものが周知されていない、あるいは利用しにくいなどの実態が浮き彫りになりました。

 

そもそも介護休業制度は、労働者に認められている権利です。

休業できる日数は介護の対象となる家族1人につき93日とされており、その日数を最大3回に分割して取得することが可能です。但し、「93日」の中には、土日祝日などの職場の休業日も含まれます。

制度を利用できる労働者は、正社員に限らず、パート・アルバイトなども含まれます。

対象となる家族は、父母・子・配偶者の父母・祖父母・孫・兄弟姉妹です。

「同居」していなくても大丈夫です。

更に、雇用保険に加入しているなど一定の条件を満たしている労働者は、介護休業中給与の67%の介護休業給付金を受給することができます。但し、ハローワークに申請する必要があります。

 

なお、2025年3月25日付け当コラムでもご紹介しましたとおり、今年4月から介護休業等に関しても改正法が施行され、事業主に対する義務が従前より強化されています。

 

なお、介護休業の詳細については、厚生労働省のホームページを参照してください。

またお問い合わせは、都道府県の労働局雇用環境均等部まで。京都は075-241-3212。

 

 

映画「侍タイムスリッパー」

3月20日、映画「侍タイムスリッパー」を観た。上映最終日に映画館に駆け込んだ。

いやあ、面白かった!

と思っていたら、なんとこれが第48回日本アカデミー賞で最優秀作品賞に輝いたとの報。

納得。

 

監督の安田淳一さんは、京都府城陽市出身とのこと。

東京の単館から自主上映で始まった映画が話題を呼んで人気を博して全国上映となり、なんと日本アカデミー賞受賞までに至ったのだから、作品が良ければ、人は観て評価してくれるということなんだろう。

 

ストーリーは、幕末、会津藩の下級藩士・高坂新左衛門が長州藩士と闘っている最中雷に討たれ、現代の京都撮影所にタイムスリップしてしまう。その後、高坂は、撮影所で時代劇の斬られ役の俳優として活躍するというお話。

 

時代劇の衰退が言われる昨今だが、侍をタイムスリップで現代に持って来るという発想の面白さ、京都撮影所があるから侍姿でも不思議ではない日常、そして、迫力ある殺陣のシーンなどなど、割と長い上映時間だったが、あきることなく楽しむことができた。

 

子どもの頃、きっと父親が好きだったのだろうが、父と一緒に毎週「水戸黄門」「遠山の金さん」「銭形平次」などの時代劇のテレビ番組を観ていた。

時代劇は勧善懲悪が多くで面白くないという人もいるが、その単純さ、結末まで安心して観られるところなどが子どもにはなじめたと思う。

最近でも、日曜朝6時台にNHKで時代劇が放映されているので、家事をしながら毎週観ている。

時代劇はこれからも続いてほしいと思う。

 

 

 

 

 

 

満開のミツバツツジ、大文字山2025

寒かった冬が終わって4月に入っても最初は寒い毎日が続き、最近でも朝晩と昼間との寒暖差が大きい毎日が続いている。

おかげで4月中旬になっても、まだ桜を楽しむことができている。

 

今年1月1日に初日の出を見るために大文字山に登って以来の登山。

今日4月12日朝、大文字山に登って来た。

 

本当は、愛宕山のツツジ尾根のミツバツツジを見るためJR二条駅まで行った。

ところが、早朝にJR京都駅で不審物が発見されとのことで、嵯峨野線もいつ運行が再開されるかわからない。

気を取り直して、急遽、方針変更。地下鉄に乗って、蹴上駅まで行き、蹴上(けあげ)から大文字山に登ることにした。

 

蹴上から大文字山山頂への登山道にも、ミツバツツジがたくさん咲くことは一昨年登って初めて知った。ミツバツツジは、ピンク色の柔らかい花が咲き、花が咲いた後に芽吹く葉は3枚ある。

今年は少し遅いかったかなあ、もう散ってるかなあと思いつつ登り始めたが、いやいや、すぐに満開のミツバツツジに出会うことができた。愛宕山に劣らず美しい!

愛宕山に行かれなかったことを十分補ってくれた。

土曜のせいか、登山者も少なく、のんびりと山歩きを楽しむことができた。

 

 

 

 

(最新法令:その他)戸籍の氏名にフリガナ

これまでは、戸籍の氏名にフリガナは書かれていませんでした。

2023年6月に戸籍法などが改正され、これからは戸籍の記載事項に新たに氏名のフリガナが追記されるようになります。

 

この制度が始まるのは、今年2025年5月26日からです。

 

具体的な手続ですが、2025年5月以降、本籍地の市区町村の役所から戸籍に記載される予定の氏名のフリガナを知らせる通知が届きます。それを読んで、本来の氏名の読み方と違っている場合には、2025年5月26日以降1年以内に役所に届出をしてください。役所の窓口や郵送のほか、マイナポータルを利用してオンラインで行うこともできます。正しいフリガナの通知が届いた場合には届出をする必要はありません。

そして、翌2026年5月以降、フリガナが戸籍に記載されるようになります。

 

いわゆる「キラキラネーム」など漢字本来と異なる読み方は「氏名に用いる文字の読み方として一般に認められているもの」との基準が設けられました。

届出することができないフリガナは、たとえば

①漢字の意味や読み方との関連性をおよそ又は全く認めることができない読み方(例:太郎をジョージ、マイケル)

②漢字に対応するものに加え、これと明らかに異なる別の単語を付加し、漢字との関連性をおよそ又は全く認めることができない読み方を含む読み方(例:健をケンイチロウ、ケンサマ)

③漢字の持つ意味とは反対の意味による読み方であったり(例:高をヒクシ)、漢字の持つ意味や読み方からすると別人と誤解されたり読み違い(書き違い)と誤解されたりする読み方(例:太郎をジロウ)など、社会を混乱させるものや、差別的・卑わい・反社会的な読み方など、社会通念上相当といえないもの

は認められないものとされています。

 

ところで、施行後1年で、国民すべてのフリガナを収集するという膨大な作業が始まります。

通知が届かなかったり、通知を見逃したりして、1年後に現在使用している読み方と異なるフリガナが記載される可能性も否定できません。

誤入力などのミスも懸念されます。

 

 

 

京都鴨川の桜2025

まだ朝晩は冷え込み、昼間との寒暖差が激しいが、京都の桜も満開となっている。

昨日は良い天気だったので、お花見をしながら鴨川の川縁をブラブラ歩いた。気持ちのいいウォーキングとなった。

 

 

 

 

清明

「清明」(せいめい)とは、二四節気(にじゅうしせっき)の1つです。

二四節気は、中国から日本に伝わった暦に由来するもので、季節の移り変わりを知るため、1年を太陽の動きに合わせて24等分して決められるようです。

清明は毎年4月5日頃から4月19日頃にあたります。すべてのものが清らかで生き生きするとうたわれています。俳句では春の季語ともなっており、入学・入社など新たな旅立ちの時期にピッタリですね。

 

ところで、これとは全く関係のない話題ですが、弁護士になったばかりの頃、確か医療過誤事件のカルテの中に「意識清明」という言葉があり、これどういう意味だろう?と思った記憶があります。

調べると、患者さんの意識がはっきりしているという医学用語であることがわかりました。ちなみに、そうでない状態のことを「意識が混濁している」と言います。

職業柄、「清明」と聞くと、医学用語の方を思い出してしまいます。

 

京都は、「花冷え」でしょうか、暖房が離せない毎日が続いています。

でも、桜は開花し始めました。

お花見で、花に酔っても、酒には意識清明のほろ酔い程度で!

 

 

 

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