1. 2017年1月

2017年1月アーカイブ

高齢者住宅に住むMさんに会いに

 
2013年4月13日のブログで書いた元依頼者のMさん。現在、82歳。
難病を抱えながら、京都地裁近くのアパートで一人で車イス生活をしておられたが、一人での生活が難しくなり、2013年4月左京区北部にある高齢者住宅に移られた。
 
そのMさんから、今週、久しぶりに電話があった。
体調がおもわしくなく、もう長くないと思うから会いに来てほしいという内容だった。
電話に出た事務局の話によると、会話は弱々しかったとのこと。
心配になった。
 
そこで、1月18日、時間をやりくりしてMさんに会いに行った。
今週初めに降った大雪も、事務所周辺はもうすっかり溶けてなくなったが、Mさんの住宅の周辺は、まだたくさんの雪が残っていた。
 
久しぶりに会ったMさんは、かなり体力が弱っているように見えた。
それでも、私に伝えたい内容は、時間はかかったが、きちんと話をされた。
高齢者住宅の処遇というのは色々だと思うが、本人の歩行が困難になると、簡単なことでも、本人の希望どおりには援助してもらえないこともたくさんあると実感した。
 
また、来週も伺うことにした。
私が伺う時、あるいは在室している時間の中で、私ができることは、何でもしてさしあげようと思っている。
 
 
 
 
 
 

初春の花の香り

 
友人Iさんが、庭に咲いた花を、わざわざ事務所まで持って来てくれた。
Iさんとは、もうずいぶん前に、フラワーアレンジメント教室で知り合い、二人とも花が大好きで、花の話題だけで話がはずむ仲。
 
スイセンとロウバイ。
事務所内一杯に、初春の香りが広がった。
 

 

 
スイセンもロウバイも、まだまだ寒さが厳しい時期に咲いて、私たちをなごませてくれる花だ。
 
 

 
一昨年から昨年にかけて、歯周病による歯ぐきの痛みに苦しんだ。
2015年6~7月に治療を受けたが、その後も、時々、痛みや腫れが続いた。
でも、その痛みも昨年12月からは、なぜか、全くと言っていいほど無くなった。
 
歯のケア方法としては、歯周病とわかるまでは、朝食後の歯みがき、寝る前には歯みがきとデンタルフロスをしていた。
その後、テレビのある番組を観て、実は、朝起きた時に、口中には細菌がたくさんいるということを知り、それからは、朝、起きた直後の歯みがきも加えた。だから、朝は2度歯をみがく。
痛みがなくなったのは、一時的なものなのか、または、起床時の歯みがきが効を奏しているのかは全くわからない。
 
そんな中、たまたま、書店で「歯はみがいてはいけない」というこれまでの常識を覆すような本に出会った。
 
著者である森医師は、「日本式の1日3回の歯みがき」が、歯や歯ぐきにダメージを与え続け、歯周病を引き起こし、歯の喪失はもとより、口臭や全身病の原因となっていると言う。
食後すぐに歯みがきをするデメリットは2つあるという。
1つ目は、歯が削れてしまうこと。歯は飲食直後は軟らかくなるため、歯ブラシの毛先によって歯が削れてしまう。
2つ目は、唾液の恩恵を受けられないこと。食事直後の唾液は、軟らかくなった歯を元の硬さに戻す役割を果たしていたのだが、唾液が歯みがき剤と一緒に口の外に流れ出てしまう。
 
じゃあ、どうすればいいのか?
大切なのは、プラークコントロール(歯垢除去)。
だから、夜寝る前と朝起きたときに歯間ブラシやデンタルフロスでプラークコントロールをするのが良い。
それでも、すべての歯垢を除去することはできないため、3~4ヶ月に1度歯医者で歯垢ケアを受けるといいとのこと。
 
最近、一般向けの腸や目の本は、書店でたくさん見かけるが、歯に関する本は珍しく、興味深く読むことができた。
 
 
 
 
 

高齢者の定義を変える?!

 
2017年1月5日、日本老年学会などは、現在は65歳以上とされている「高齢者」の定義を75歳以上に見直し、前期高齢者の65~74歳は「准高齢者」として社会の支え手と捉え直すよう求める提言を発表した(2017年1月6日付け京都新聞朝刊)。
准高齢者は、仕事やボランティアなど社会に参加することを期待されている。
背景には、医療の進歩や生活環境の改善により、10年前に比べ、身体の働きや知的能力が5~10歳は若返っていると判断されたことがあるよう。
 
確かに、私のまわりにも、元気な65歳以上の方々がたくさんいる。
でも、この報道に接した時、「エッ!なんで?」と手放しに喜べなかった私って、ひねくれ者?
 
高齢者の再雇用が進んでいるが、賃金は、大幅に減額される。
公的年金の支給開始年齢も段階的に引き上げられていく。
日本老年学会などは「提言は医学的なもの」と強調するが、そんな動きに拍車がかかるのでは・・・と心配になる。
 
呼び名がどうであろうと、何より、年を重ねても、安心して生き生きと生活できる社会になっていかないとね。
 
 
 
 
 

明けましておめでとうございます

 
明けましておめでとうございます。
本日から、事務所での新年の仕事がスタートです。
 
年末年始、食べ過ぎたため、昨日は、少しだけRUNをしながら錦市場まで行き、正月の雰囲気を味わってきました。
その後、事務所で仕事。
また、日常が戻ってきました。
 
今年もよろしくお願い申し上げます。
 

 
友人Aさんからいただいた鶏の置物です。カワイイ!
「大笑い」できる年になると良いですね。
 
 
 

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