8月8日朝からウォーキングを始めた。
8日(金曜)は、午前6時から御所の内周4キロを歩く。
御所周辺は、ウォーキングする人やランニングする人たちが結構たくさんいることに驚いた。皆、早起き!
見知らぬ人でも「おはようございます」と挨拶を交わす。
まるで登山道のよう・・・
同じマンションに住んでいる人にも会った。
9日(土曜)は、台風11号の影響で朝から雨。
でも、そんなに激しい降りではなかったので、傘を差しながら、御所の外周4キロを歩く。
さすがにこんな日にウォーキングをしている人はいなかった。
10日(日曜)は、台風11号のため朝から雨が激しく振っていたので、朝は断念。
夕方、雨が上がったので、鴨川べりを歩く。
鴨川は、水量が増し、昨年の台風の時と同じく怒濤のように流れていた。
11日(月曜)は、御所内周4キロを歩く。
台風によって、木々がたくさん落ちていた。
朝ウォーキングをすると、おなかがすいて朝食がおいしく食べられます。
ブログ マチベンの日々
身内が病気で入院し、手術をすることになった。
「管を入れます」「麻酔を投与します」「これこれの手術をします」などなど、担当の医師が異なるため、そのたびに入れ替わり説明を受ける。
そして、説明の最後には、確かに危険性も含めて説明を受けたという同意書にサインを求められる。
過去に医療過誤の裁判をしたこともあるので、医者の説明義務というのは十分承知しているし、病院側としては、後から「説明していなかった」とか「ミス」と言われないため、必ず同意書を取るというのはわかる。
しかし、現実にその場面に立ち会うと、患者側としては、淡々と危険性を説明され、不安が増すばかりだった。
手術の成功率や逆に危険が起こる確率なども説明してくれないと、家族は不安で一杯になり、患者本人は恐怖すら覚えることだろう。
患者や家族の不安をできるかぎり和らげるための医師のコミュニケーション能力が問われる場面だと思った。
最近、パンケーキが流行りだ。
要するにホットケーキなんでしょ!?と思いつつ、「パンケーキ」という言葉の響きに、ホットケーキとは違う魅力があるような気がしてならなかった。
京都にも、何店かパンケーキで有名な店があり、その1つが「松之助」である。
本店は、東洞院御池下るにあるので、事務所からは近い。
その松之助本店で、7月から9月までの限定でモーニングがあり、モーニングメニューの中にパンケーキもあることを知ったので、昨日行ってみた。
早速、パンケーキ・モーニングを注文。
松之助には、いくつかの種類のパンケーキがあるが、モーニングのパンケーキはプレーンである。
ドリンクとセットで680円。
注文を受けてから焼くので、出てくるまでにしばらく時間がかかった。
待つこと7分くらい?
甘い香りとともに、パンケーキが運ばれてきた。
カメラで撮す前に、うっかりナイフを入れてしまった、オバカな私・・・
生クリームや果物が一杯乗っているパンケーキもあるが、私は、こういうプレーンなパンケーキが好き。
横にあるメイプルシロップをかけながら食べる。
おいしい!ホットケーキとは違う!
フワフワで、甘さは控えめ。
来ていた客はすべて女性。
本店ではお菓子教室もされているようで、生徒さん達もたくさん来られていた。
とっても満足した朝の始まりだった。
これまでにもブログで何度か書いたように、蒼山日菜さんやSouMaさんなどの切り絵のことを知って、すっかり切り絵の魅力にとりつかれている私。
何でも挑戦してみたい性格だが、手先が不器用なので、さすがに未だ切り絵には挑んでいない。
大嶋史子さんという女性が、パーチメントクラフトの個展を開催されており、その個展が7月21日までということを知って、前日の7月20日(日)急いで行って来た。
場所は、平安神宮近くの「きねやギャラリー」。
パーチメントクラフトというのは、厚手のトレーシングペーパーに金属製のペンのようなもので圧力をかけて穴をあけ、カットして作品を作る。
でも、初めて作品を見た時、「あれ?布で作ってあるの?」と思ってしまった。
たまたま大嶋さんご本人がおられたので、作り方などを丁寧に説明していただいた。
本当に布で作ったレースのように美しかった。
まだまだ知らない世界がたくさんありそう・・・
梅雨もまだ明けておらず、夏山シーズンには少し早いが、先週末、日本第2位の標高を誇る南アルプスの北岳(3193M)に登ってきた。
北岳登山は今回が2度目だ。
北岳には、日本で北岳にしか咲かないキタダケソウという花があり、そのキタダケソウが咲くのが、6月中旬から7月中旬までなので、雨を覚悟で計画した。
事前に登山情報を確認すると、この時期、北岳直下にある山小屋「北岳山荘」には、150名収容のところ、300名の宿泊者が予定されており、山小屋の混雑を思うと、少しユーツになった。
ところが、なんと、先週の台風8号の影響で、名古屋~塩尻間のJR中央線は橋桁が落ち、特急は運休状態。
そして、北岳登山の基地である広河原へも、山梨県甲府駅からの道路は土砂崩れで通れなくなっていた。
そのため、私たちは、JR身延線の下部温泉駅からバスで奈良田へ、奈良田から更にバスで広河原へ入った。
そのおかげ(?)で登山者は激減していた。
広河原は、標高1500M。
そこから北岳山頂まで標高座約1700Mを登る。
特に「草すべり」と呼ばれる急登は、とてもしんどく、年齢と普段のトレーニング不足を痛感した。
でも、そこを超え、尾根歩きや岩場登りになると、結構、楽しく登ることができた。
この日は晴天で、北岳山頂からは360度の展望を楽しんだ。
キタダケソウは、北岳山頂から北岳山荘方面に少し下った中腹のトラバース道に咲いていると言う。
直径2センチ位の白い花だ。
トラバース道には、たくさんの高山植物が咲き乱れ、白い花もたくさん咲いていたので、その中からこれまで見たことがないキタダケソウを探すのは結構苦労したが、見落とさぬよう、登山道の両脇の花々に目を凝らし、やっとキタダケソウに出会うことができた。
キタダケソウを堪能した後は、北岳山荘に入り、雲の間から見え隠れする富士山の姿を見ながら、ささやかな宴会で楽しんだ。
先週末、映画「春を背負って」を観た。
監督としての木村大作さんの「剱岳 点の記」に続く2作目の映画である。
数年前、西穂から奥穂への縦走中、宿泊した西穂高山荘で偶然、木村監督に会った時は、おそらく2作目の映画としては、新田次郎の「孤高の人」を考えておられたと思う。
(それは「国家秘密です」と言われたが・・・・笑)
でも、「孤高の人」の映画化はロケが難しかったらしく、2作目は笹本稜平作の「春を背負って」になった。
この作品は、1作目の「点の記」とは、うって変わって、山小屋を中心とした人間模様を描いたほのぼのと心暖まるドラマである。
とにかく、山では、なんでこんなに、自然に対しても、人間に対しても、優しくなれるのだろうと思った。
そして、人生そのものも考えさせられる。
もう、最初の方から目はウルウル状態。
原作には人間ドラマがもっとたくさん盛り込まれているが、映画の方は、何と言っても、木村監督の現実の山を舞台とした映像の美しさも見事だった。
早く山に登りたい・・・映画を観終わって、今、そんな思いで一杯になっている。
信田さんは、東京の著名なカウンセラーである。
まだ、講演など、直接、話を聴いたことはない。
新聞や雑誌などの記事を読んだことはあったが、著書を読んだのは初めてだった。
実は、信田さんは、私と同じ岐阜県出身で、私の高校の先輩でもある。
そして、私の同級生Kちゃんのおねえさんでもある。
離婚やセクハラあるいは性的被害の相談者や依頼者の中には、心に大きな傷を負い苦しんでいる人が少なくない。
カウンセリングが必要と感じることもある。
でも、弁護士は、法的なアドバイスや解決をはかることが仕事であって、カウンセラーの役割を果たすのはとうてい困難だ。
しかし、カウンセリングそのものには、以前から興味があった。
この本は、信田さん自身が「カウンセラーである私が見たことを描きつつ、読者のみなさんは、カウンセラーである私を見ることができるような仕掛けになっている」と書いているように、カウンセリングの技法や知識を紹介するものではなく、「カウンセラー信田さよ子」を書いたものだった。
クライエントとの距離のとり方、言葉の伝え方、そして何より一人の経営者であることなど、弁護士と共通するところがあって興味深かった。
そして、第2部は、信田さんが心臓のトラブルのため検査入院した時の同室の患者さんの様子などが、多くの経験に裏打ちされた信田さんの「観察」で語られているのは、エッセイとしても、とても面白かった。
是非、1度、生の信田さんにお目にかかり話を聴いてみたいものである。
6月の東京都議会で、塩村あやか都議の一般質問中に「早く結婚した方がいい」「産めないのか」などの野次。
そして、国会の衆議院総務委員会でも、4月に、上西小百合議員の質問中「早く結婚して子どもを産まないと駄目だぞ」との野次があったことがわかった。
野次を飛ばしたのは、いずれも自民党議員。
日本の政治の舵取りを行う議場で、全く人権感覚を疑うようなこれらの発言に、国外からも批判されるのは当たり前。
実は、司法試験に合格した未来の法律家を養成する司法研修所でも、かつて、女性修習生が教官(職業は裁判官)からセクハラ発言を言われ、マスコミでも大きくとりあげられ、国会でも問題となったことがあった。
1976(昭和51)年4月から6月にかけて。第30期司法修習生の時だ。
「男が生命をかける司法界に女の進出を許してはなるものかというのが自分の信念だ」
「勉強好きの女性は好きではない。勉強好きの女性は議論好きで理屈っぽいので嫌いだ」
「女子修習生は研修所が終わったら、家庭に入って2年間で得た能力をくさらせるのが女として最も幸福だ。2年間終わったら、結婚して家庭に入ってしまいなさい」
「女性が裁判官になることは、生理休暇などで周囲に迷惑をかけることになるので好ましくない。弁護士になるとしても迷惑をかけることは同じだ」などなど。
あれから40年近くたち、セクハラ禁止も法律に定められた。
ところが、国会や地方議会で、女性議員に対し「早く結婚しろ」「子どもを産め」などの野次が飛び出す始末。
その上、野次を飛ばした一部議員が名乗り出て幕引きの気配・・・
安倍首相の「女性起用」だって、所詮、女性を安く使える労働力としか考えておらず、「少子化」「少産化」の本当の解決にはならない。
女性を一人の人間として扱う視点が感じられない。
「セクハラやじ」問題については、都議会としては、きちんと責任の所在を解明し、今後の対策をとるべきだと思う。
やっと、「アナと雪の女王」(日本語吹替版)を、友達二人と一緒に観て来た。
既に3月から公開されているせいか、映画館はガラガラ。
ディズニー映画は、子どもの頃観ただけで、本当に久しぶりだったが、アニメとは思えないほど映像が美しく、最近の技術の進歩にはとても感激した。
その美しさと言い、迫力と言い、映画館の大画面で観て良かった。
そして、松たか子も神田沙也加も歌うまいね。
ストーリーの感想も、もう言い尽くされていることだけど、
氷に閉ざされた国を救ったのは、王子様じゃなく、勇敢な妹と姉との姉妹愛だったというのも素敵だった。
おとなでも十分楽しめた。
なんか、「女性よ、がんばれ!」ってエールを送られているような感じがした。
このごろは、日本中がサッカーワールドカップに沸いているが、私自身は、サッカーにはトンと興味関心がなく、マスコミの加熱報道にやや嫌気がさしている。
日本の初戦で対戦したのはコートジボアール。
サッカーに無知な私でも、ドログバという選手が後半戦に投入されて、流れは一気にコートジボアールに向かったことだけはニュースを観ていてわかった。
このドログバ選手は、実は、サッカーを超えた国民的ヒーローであることを、つい最近知った。
彼は、「コートジボアールの内戦を止めさせた男」だった。
コートジボアールでは、2002年に内戦が勃発した。
ドログバ選手は、2005年10月に、2006年ドイツ大会への進出を決めた後、マイクを手にして、生中継のテレビカメラに向かってひざまずき、内戦をやめるよう訴えたという。
「コートジボアールほどの偉大な国がいつまでも混乱し続けるわけにはいきません。武器を置いて、選挙を実施してください。そうすれば全てが良くなります」と訴えたのだ。
そして、これが大きなきっかけとなって、1週間以内に戦闘が止まった。
サッカー報道によって、安倍首相が着々と狙っている集団的自衛権容認への解釈変更の報道が少なくなっている。
平和でなければサッカーも楽しめない。
今の日常を大切にするためにも、戦争への道を絶対に許してはいけない。
久しぶりにハードな山歩きとなった。
近畿は、梅雨入り後、夕立はあっても、あまり梅雨らしい雨は降っていない。
週末も晴天予報だったので、武奈ヶ岳(ぶながたけ)から蛇谷ヶ峰(じゃたにがみね)までの縦走登山にでかけた。
坊村(標高305M)を午前7時にスタート。
既に何人かの登山者が登っている。
急坂を登っていくうちに、汗がダラダラと流れてくる。
午前9時25分、武奈ヶ岳(1214M)着。
晴れて日差しはきついが、目指す蛇谷ヶ峰は雲の中。
山頂で写真を撮って、先に進む。
すぐにストックが使えないほどの急坂を下る。
樹林帯に入ると、涼しさが心地よい。
釣瓶岳(つるべだけ。1098M)で昼食。
定番メニューとなった、焼き肉と焼きそばを作って食べる。
釣瓶岳からは、更に下る、下る・・・あとの登り返しが心配・・・
790Mくらいまで下った後、緩い登りとなる。
そして蛇谷ヶ峰への最後の約100Mは、急登。
蛇谷ヶ峰(901.7M)の頂上は、かなり広く、展望も良い。
歩いてきた武奈ヶ岳や釣瓶岳が良く見えた。
頂上からは、朽木温泉に向かって下山。
階段上の登山道は、段の高さが高く、歩き疲れた足にかなりこたえた。
午後3時半、朽木温泉着。
昼食休憩を除くと、約7時間半の歩行となり、久しぶりのロングコースに足はもうガタガタとなった。
1度、行ってみたかった、豆とスパイスの店「楽天堂」さんに、今日午後、やっと行ってきた。
「楽天堂」は、昨年12月に、I保母雇い止め裁判弁護団の女子同窓会をやった時、IさんとKさんから教えてもらった豆の専門店。
ここでは、世界の豆やスパイスなどが販売されており、また、豆料理キット(豆とスパイスとレシピがセットになったもの)というものもあって、豆料理初心者でも簡単に作ることができる。
女子会直後に、Iさんから、「レンズ豆のスープ」と「ムング豆のカレー」のキットをいただいたので、また別の豆料理キットがほしかった。
「楽天堂」は、京都市下京区下立売七本松西入にある。
中京区からは、ちょっと遠い上に、日曜が定休日なので、これまでなかなか行くことができなかった。
そこで、今日は楽天堂をめざして下立売通りをひたすら西へRUNすることにした。
店は、住宅街の中にあるが、すぐに見つかった。
お店のドアには、「集団的自衛権いりません、憲法解釈変更とんでもない」と手書きで書かれた紙が貼ってあった(拍手!)。
そんなに広い店ではないが、中に入ると、たくさんの豆料理キットや豆やスパイスその他の商品が置いてあった。
「ベイカンバラダ(焼きなすのカレー)」「ココナツ入りキャベツ炒め」「かぼちゃのサブジ」という3つのキットを選んだ。
色んな意味で味のあるお店である。
また行ってみよう。
近畿も、明日か明後日には、梅雨入りする予報である。
でも、先週末は、京都市内は36度という猛暑を記録するほどの晴天と暑さとなった。
私は、岐阜県と福井県にまたがる山、能郷白山(1674M)に登って来た。
県境にある温見峠(ぬくみとうげ)登山口から登り始めた。
最初は緩やかな登りだったが、すぐに所々にロープもある急登となった。
とにかく暑かった。
足が重く、何度も立ち止まった。
やっとのことで尾根に出ると、尾根には強い風が吹いており、心地よい歩行となった。
花はあまり期待していなかったが、サンカヨウ(山荷葉)の群生地が3カ所ほどあった。
サンカヨウがこんなに群生しているの見たのは初めて。
サンカヨウは、雨に濡れると、花びらが透明になる不思議な花だが、今日は天気も良く、真っ白な花をつけていた。
頂上付近には、まだ雪渓が残っている所もあった。
山頂近くの祠の裏で風をよけながら、焼きそばを作っていると、若者の登山者が一人登って来て、同じく風をよけようと、隣でご飯を炊き始めた。
聞くと、ご飯にかに缶とワカメ入りふりかけを入れて炊いているとのこと。
色々試したけど、「これが一番おいしい」と言っていた。
下山は、登って来た急登を下り、足も結構疲れた。
梅雨に入ったら、しばらく登山はおあずけ(?)ね。
山好きには、たまらないテレビ番組が始まった。
私も昨年7月30日、日本百名山を完登したが(2013年8月2日付け当ブログ)、その百名山を交通機関を一切使わず、自分の脚とカヤックだけで7ヶ月かけて挑むという企画だ。
山の魅力だけでなく、そこで出会った登山者や地元の人々、食や風景も紹介することで、あらためて山国日本の豊かな自然と四季を見つめなおす試みとのこと。
主人公は、30歳のアドベンチャーレーサー田中陽希氏。
第1回は、5月24日放映された。
屋久島の宮之浦岳から九州、大山、四国まで。
宮之浦岳を海抜0Mから登り、その後、自分でカヤックを漕いで九州まで渡る。
地道も歩いたり走ったり・・・
人間の力ってすごい!
阿蘇の高岳山頂では、この企画を知った長崎県の女性登山者が待っていた。
あ~、私も時間が合えば、追っかけしたい!
ミズバショウと言うと、「夏の思い出」という歌がすぐ思い浮かぶ。
「夏が来れば思い出す はるかな尾瀬 遠い空・・・ ミズバショウの花が咲いている 夢見て咲いている 水のほとり」
でも、夏の尾瀬に行っても、ミズバショウの花を見ることはできない。
実は、尾瀬のミズバショウは、雪が消える5月下旬が一番の見頃なのだ。
これまで何回か尾瀬に行ったことはあるが、いつも夏ばかりなので、花を見たことはなかった。
そんなミズバショウの花を福井県で見られることを知った。
石川県白山市と福井県勝山市にまたがる取立山(とりたてやま、1307M)の山頂近くにミズバショウの群生地がある。
標高は高いが、870Mの所に駐車場があるので、軽い登山で見ることができる。
週末は大変混雑すると聞いていたので、早朝、登山口に着いた。
駐車場には、まだ10台ほどしか車は止まっていない。
大滝コースを登り、約1時間20分でコツブリ山(1264M)に到着。
残雪が残る白山が真正面に見える。
そのコツブリ山から急坂を少し下った所にミズバショウの群生地はあった。
時間が早いせいか、まだ人もまばら。
ゆっくりカメラで写すことができた。
登山道に近い方は、もう満開を過ぎていたが、奥の方に進むと、満開のミズバショウが現れた。
まさに「湿原の貴婦人」。感動!
ミズバショウは、白い花びらのように見えるものは、葉が変形したもので、中央の円柱状に密集するのが花だ。
ミズバショウを堪能した後は、取立山の山頂へ。
ここからも白山が更に一層大きく見える。
あまり広くない山頂は、登山者であふれていた。
下山は、取立山コースを下る。
下山中も、多くの登山者とすれ違った。
早く来て良かった・・・
午後2時には京都に戻った。
GW後半、全国各地で海や山で事故が起こっているようで、心が痛い。
今年のGWは遠出せず、5月3日は大御影山(おおみかげやま)、5月4日は4月27日の続きということで、黒河峠~三国山~赤坂山~寒風~マキノスキー場を歩いた。
いずれも滋賀県の高島トレイルの一部だ。
いずれの山も春の花が群生して咲いており、ゆっくり登山を楽しむことができた。
とりわけ大御影山(950.1m)は、登山者も少なく、花の宝庫だった。
大御影山へは、ビラデスト今津の駐車場から出発。
近江坂という福井県若狭町まで続く古道が登山道だ。
登山道を入ってすぐに、オオイワカガミが群生。
こんなにたくさんのオオイワカガミは見たことがない。
また、登山道がややなだらかになった頃には、思いがけず、満開のしゃくなげが、枝もたわわに花開いていた。
シャクナゲは年によっては、花が咲かないこともあり、今年は当たり年かなあと思った。
大御影山は、登り始めが少し急坂だが、その後は、距離は長いがずっとなだらかな登山道となっており、歩きやすかった。
他にも、カタクリ、トクワカソウ、スミレなどが登山道の両脇にずっと咲いており、春の山を満喫した。
春の山の見所は、何と言っても、咲き始めたたくさんの春の花に会えることだ。
中でも、可憐ではあるが凛としたカタクリの花は、春の花の代表じゃないかと思っている。
そのカタクリの花がたくさん咲く、滋賀県の高島トレイルの一部にある乗鞍岳(643.5m)に、4月27日、登って来た。
コースは、国境スキー場から乗鞍岳を経て黒河峠まで。
国境スキー場のゲレンデを直登し、ゲレンデを登り切った所から登山道が始まる。
そして主稜尾根に出ると、そこから、チラホラとカタクリが咲いている。
なだらかな登山道を進んでいくと、あちこちにカタクリが!
乗鞍岳を超えても、まだしばらくはカタクリが咲いていた。
今年は、この辺りの山は雪が少なかったせいか、登山道に雪は全く残っていなかった。
カタクリの花も鹿が食べたのかもしれないが、やや少ないと思った。
なんのことはない低い段差で右足をくじいてしまうというアクシデントがあったが、楽しい春の山だった。
うちの事務所には、小さな庭がある。
東側だが、高い塀があるので、陽はあまりあたらない。
そこに、昨年夏、都忘れの花の苗を植えた。
これは、昨年、岐阜の実家を売却したので、実家の庭から持って来たものである。
母が亡くなって十年余りの間、時々草取りに帰省していたものの、日常的に庭の手入れなどする人もなかったが、この花は枯れることなく、たくましく育っていた。
そして、今年、最近やっと花をつけた。
都忘れの花は、小さくて可憐で好きだ。
花言葉は「しばしの別れ」。
鎌倉時代に承久の変で北条氏に破れ佐渡に流罪となった順徳天皇が、ある日、庭の片隅に咲いているこの花を見つけ、「この花を見ていると、少しの間でも都を忘れることができる」と言ったことから、この名で呼ばれるようになったらしい。