8月29日(土)と8月30日(日)は、日本列島が、戦争法案反対で激しく暑く燃えた日となった。
8月29日は、京都弁護士会が、初めて円山公園音楽堂で戦争法案反対の大集会を開いた。
3000人が目標と聞いていたので、弁護士会がそんなに人を集められるだろうか?と、とても心配していたが、開会30分前に会場に到着すると、たくさんの人、人、人で、そんな心配は一瞬にして吹き飛んだ。
集会は、白浜会長の挨拶で始まった。
会長の挨拶の際には、戦争法案に反対アピールを出した、京都弁護士会の歴代会長も登壇。
我が事務所の村井弁護士も会長経験者として登壇した。
戦争法案反対のアピールを出した歴代会長の皆さん(前列の人は、手話通訳の人です)。
次に、小林節慶応大学名誉教授の講演。
小林さんは、国会の衆議院憲法審査会で戦争法案は「違憲」であると述べた3人の学者のうちの1人である。
難しい憲法の話はなし。
安倍政権がいかにひどいかを語り、仮に強行採決が行われても、次の選挙で政権交代をさせればよいと強調された。
そして、政党からのアピールの後は、各界からのアピール。
とりわけ、SEALDsKANSAIを代表して発言した、同志社大学2年生の斎藤凛さんの言葉には胸打たれた。
まだ10代の斎藤さんは、
これまで選挙には行ったことがない。
国会審議を聞いていると、おとなたちは、なぜこんなに未来に対する創造性がなく無責任なんだろうと思った。
でも、反対運動の中で、好きなことができている今があるのは、過去に頑張ってくれた、おとながいたからだとわかった。
自分たちも、まだ見ぬ、これから生まれてくる子や孫のために、頑張りたい。
心からほとばしり出る斎藤さんの訴えに涙が出た。
集会は、最終的に4500人の参加となった。
集会後は、京都市役所前までパレード。
沿道では、今日もたくさんの人が、注目し、応援の拍手を送ってくれた。
弁護士会の役員や憲法委員会の会員の皆さん、本当にご苦労様でした。
翌8月30日は、国会周辺で、戦争法案に反対する12万人の人が集まったという。
また全国各地で様々なとりくみがなされた。
これこそが民主主義だと感じた、燃えた週末だった。
ブログ マチベンの日々
お盆過ぎの休暇は、あまり長く日程が取れなかったので、急遽、北アルプスの霞沢岳(2646M)に登ることにした。
霞沢岳は、北アルプスの南部に位置する山で、日本二百名山の1つである。
槍ヶ岳や穂高岳と比べると、マイナーな山でなので、登山者は少ない。
でも、穂高連峰と対峙する位置にあり、ここからの穂高の眺めは最高と聞いた。
登山道は、徳本峠(とくごうとうげ。2140M)からのピストンだけ。
8月19日、上高地から入り、明神から徳本峠への登山道を行くと、登山者は誰もいない。
徳本峠に達するまで、すれ違った登山者は下山する一人だけ。
登山道は最初は緩やかだが、しばらくすると、つづら織りの急坂となる。
水場を2カ所経ると、まもなく徳本峠小屋に到着した。
今日は、小屋泊まり。
徳本峠小屋は、2010年に新館を建てたところで、綺麗だ。
明日の天気予報があまり良くない。
せっかく霞沢岳に登るのに、穂高の展望がなければ、つまらない。
予報では、午後からくずれるとのことだったので、明日朝は、朝食弁当を持って、午前4時半過ぎに出発することにした。
翌8月20日、午前4時40分出発。
午前5時には周囲が明るくなり、穂高もぼんやり見える。雨は降っていない。
小屋からジャンクション・ピークまでは、300M程つづら織りの急坂をひたすら登る。
ジャンクション・ピークからは、今度は約200Mの下り。樹林帯の中をアップダウンしながら下っていく。
K1ピークのとりつきからは、またかなりの急登となる。
途中から小雨も降ってきた。
やっとの思いでたどりついたK1では、穂高連峰の見事な展望が待っていた。
数年前に歩いた、西穂の独標から、西穂、ジャンダルム、ロバの耳、奥穂、前穂まで、すべて見える。
天候は、あまり良くないが、展望があって穂高も見え、登ってきた甲斐があった。
K1でしばらく360度の展望を楽しみ、K2そして霞沢岳山頂へ。午前9時半過ぎ。
下山はピストン。
下山は、今度はK1から急坂を下り、アップダウンを繰り返して徐々に高度を上げ、ジャンクション・ピークからまた長い急坂を下る。
徳本峠小屋に着いた時には、もうヘトヘト。
昼食に、そばを食べて生き返る。
小屋から上高地への下山は、楽だったが、足はもうガタガタ。
疲れた~!!
7月に受けた健康診断の胃透視検査結果の欄に「胃に微小なポリープあり。来年も検査を受けてください」と書かれてあった。
このような記載があると、気の弱い私はとたんに不安になる。
父が胃ガンで亡くなっているから余計だ。
来年まで、どこかに不安な思いを抱えるのは嫌だ。
友人の夫の医院でも胃カメラ検査をしていることを知り、すぐに検査の予約をした。
胃カメラ検査は、10年以上前に2回受けたことがあったが、最近はしばらく受けていない。
検査当日。
その友人も医院で働いていることや、3回目ということで、緊張感はあまりない。
でも、最初にカメラの管を口から挿入する時は、やはり苦しい。
先生が「画像見ますか?」と言ってくれたが、見る勇気はない。
検査は、おそらく15~20分くらいで終わったと思う。
結局、ポリープは見つからなかった。
ホッと一安心。
何回受けても、胃カメラ検査は慣れないなあ。
青森の旅の番外編。
(その1)
青森の「美味しい食べ物」はたくさんあるが、その1つ、大間のマグロは有名だ。
大間は下北半島の先端に位置するので、そこまでは、とうてい行かれない。
でも、大間のマグロを食べさせてくれる店を見つけた。
それは、青森市の近郊にある浅虫温泉の「鶴亀屋食堂」。
早朝から開店しており、午前11時に入店したが、もう席はほとんど埋まっていた。
ここの名物は、なんと言っても、大間産のマグロ丼。
大・中・小と3種類があり、中(マグロ15切れ)を頼んだ。
中とは言っても、1切れが大きい!
ボリューム満点で、おいしい!
満足。
(その2)
岩木山の麓は、りんごも有名だが、夏は、とうもろこしだ。
岩木山からのハードな下山の時、「麓に着いたら、とうもろこしが食べられる」ことだけを楽しみに頑張った。
焼いたものと、ゆでたものが売られていたので、店のおばちゃんに「どっちがおいしい?」と聴くと、「そりゃあ、焼きやね」という返事。
焼きとうもろこしを買って食べた。
甘~い。
山の疲れが吹き飛んだ。
8月8日は、白神岳へ。
白神岳(1235m)は、世界遺産である白神山地の中にあり、日本二百名山の1つである。
前日の岩木山登山の疲労が残り、とりわけ右膝が痛い。
マテ山コースの登山口から登り始め、しばらくは、緩やかな坂が続く。
木立が高く、岩木山のうっそうとした雰囲気とは異なり、気持ちがいい。
しかし、最後の水場を過ぎると、マテ山への急な登りとなった。
風もない中で、暑さと足の痛みとで、苦しい。
周囲はガスがかかり、展望はなし。
たとえ白神岳に到着しても、ガスで何も見えないと思うと、もうマテ山で引き返したくなった。
マテ山の分岐で、パンを1個食べる。
少し気持ちが落ち着いてきた。
そこからしばらくは、ゆるやかなアップダウンが続く。
ブナ林が心をなごませてくれる。
そして、次第に急坂となり、十二湖コースとの分岐まで来ると、ほぼ平行移動となった。
まもなく山頂へ。遠かった!
山頂にもガスがかかり、時々雲が切れる程度で、展望はほとんどない。
下山は、同じルートを通る。
両足の太股はパンパンになり、宿の階段を上るのも一苦労だった。
8月7日は、別名「津軽富士」とも呼ばれる岩木山(1625M)に登った。
岩木山は、今回で3回目の登山になるが、8合目までドライブウェイがあるので、過去2回は、8合目からしか登っていなかった。
そのため、今回は、麓から登る計画を立てた。
思いがけず、青森も猛暑だったため、出発時間を早め、午前6時前に嶽温泉の登山口から登山を開始した。
最初は、木立の中のなだらかな坂を登って行く。
次第に、坂の勾配が急になっていき、8合目のドライブウェイ終点の駐車場に出る直前の登山道は、笹ヤブの中の細い急登だ。
8合目に出ても、ガスがかかり、展望は全くなし。
そこから9合目までは、やや広い岩がゴロゴロした登山道。
そして9合目から山頂までは、ゴロゴロした岩場を登って行く。
麓から登って来たので、かなり足が重い。
8合目のリフト乗り場からリフトで上がって来た人たちが、どんどん追い抜いていく。
岩場を這うように登り、午前9時40分、やっと山頂に到着。
相変わらずガスがかかり、展望はない。風も強く、寒い。
しばらくは動けない。
パンとコーヒーで、ようやく生き返る。
下山は、岩木山神社登山口をめざす。
9合目からも、岩がゴロゴロした急坂だ。ただ、ミチノクコザクラがたくさん咲いていたので、このルートを選択して良かったと思った。
沢沿いの道も急坂。かなり厳しい。
中間地点辺りで、このままの歩行時間だと、バスに間に合わないことに気づき、それからは若干登山道も緩やかになったことから、歩行を早めた。
だが、途中から右膝が痛い。
でも、なんとか、午後1時過ぎに、岩木山神社に到着した。
やはり麓からは、ハードな登山だった。
2日目(8月6日)は、津軽平野の南部にある田舎館村(いなかだてむら)へ。
人口8100人の小さな村だが、稲作の歴史は古く、こめづくりの村である。
そこに「田んぼアート」が広がっていた。
「田んぼアート」とは、色が異なる稲の穂を巧みに植えて編み出す壮大な稲のアート。
「田んぼアート」のはじまりは、平成5年から始まった「稲作体験ツアー」。
弥生時代から続く北方稲作文化を今に伝えるために、昔ながらの手作業で田植えから稲刈りまで行うイベントで、米づくりの楽しさ、農業の面白さをより多くの人に知ってもらうために、色の違う稲を使って稲文字を描いたのがきっかけ。
年々図柄は細かく芸術性も高くなっていった。
2015年の第1田んぼアートは、「風と共に去りぬ」。
200円払って展望台へ。
すごい!
展望台から綺麗に見えるように、遠近法も駆使して描かれている。
なお、「青天の霹靂」というのは、2015年の新種の米の名前だそうで、その米の稲穂で書かれているとのこと。
第2田んぼアートは、「スターウォーズ/フォースの覚醒」。
近くで見ると、こんな感じ。
8月5日から10日まで、青森県を旅してきた。
以前から白神岳に登りたかったので、大好きなねぷた祭りに合わせて登山日程をたてた。
これまでにもブログに書いたが、10数年前に青森出身の友人に連れて来てもらって、青森ねぶた祭りと弘前ねぷた祭りを見て以来、壮大で迫力のある祭りにすっかり魅了された。
以来、この2つのねぶた祭りを何度か見に来ている。
青森市内のねぶたは、横にすごく大きい。
弘前ねぶたは、扇形。
そして、もう1つ。五所川原のねぷたは、「立ちねぷた」ということで、是非とも、これが見たかった。
五所川原は、友人の出身地でもある。
8月5日昼過ぎ、新幹線で新青森駅に着く。京都と同じくらい、とにかく暑い。
旅館に着いて休んだ後、津軽鉄道に乗って、五所川原へ。
五所川原市は、町としては、こぢんまりとしている。
道路は狭いが、あまり高い建物はない。
立ちねぷたの運行は、午後7時からなので、とりあえず寿司屋でマグロなど美味しい魚を堪能する。
ねぷたの運行は、小型ねぷたから、中型ねぷたと続き、最後は20メートルを超える高さの大型ねぷたが3台運行されるということだった。
青森ねぶたは、広い道路に合わせて横にすごく大きいねぶただが、五所川原のは縦に大きいのが特徴。
高い建物が少ないので、余計に迫力がある。
青森の友人は「まるでゴジラのよう」と評していた。
先頭のねぷた(後方から撮影)。
その後、次々と、小型ねぷた、中型ねぷたと続いて運行されてくる。
青森市内のねぶたほど、激しく動き回ったりはしないが、やはり、ねぷた祭り特有の迫力と楽しさがある。
一緒に中に入って、歩きたいくらい。
最後の3台は大型ねぷた。
高さが20数メートル、ビルの6-7階に相当するから驚きだ。
圧倒される。
終了後、早速、青森出身の友人に「見たよ~」とメールを送った。
38.5度という猛暑を記録した8月1日(土曜)午後。
現在、全国を飛び回って憲法落語を展開している、「八法亭みややっこ」こと飯田美弥子弁護士(東京・八王子合同法律事務所所属)の講演会「戦争法案を着る!」が京都・西陣織会館で開催されたので、参加した。
これは、「北区憲法9条の会」の結成イベントとして開催されたもの。
「みややっこ」さんのことは、2013年10月25日付けブログで1度紹介した。
彼女の話によると、2013年5月から憲法落語を始め、この日の京都で91回目。
全国で訪れていない県は、あと6県となったそうだ。
すごい人気だ。
2013年10月に「みややっこ」さんの「噺」を聴いたのは、法律家団体の懇親会後であったため、ほんの「さわり」でしかなかった。
今回は、がっつり90分以上、聴くことができた。
会場は、約450人の市民が参加し超満員。
「みややっこ」さんは、夏の着物姿で登場。
聖徳太子の十七条の憲法から始まり、ユーモアを交えながら、わかりやすく安保法案を切っていく。
そして、憲法で一番大事なのは、一人ひとりが何でも好きなことができるという幸福追求権(憲法13条)であり、憲法9条があるからこそ国民は守られてきたと強調された。
会場は、終始笑いにつつまれ、また、安保法案反対に向けて頑張ろうという思いはますます強まった。
安保法案を廃案にして、いつか、「みややっこ」さんの本物の落語も聞いてみたい。
京都大学の教員らで作る「自由と平和のための京大有志の会」の声明が、今、話題となっていることを知り、ホームページで読んでみた。
戦争は、防衛を名目に始まる。
戦争は、兵器産業に富をもたらす。
戦争は、すぐに制御が効かなくなる。
戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。
戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。
戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。
精神は、操作の対象物ではない。
生命は、誰かの持ち物ではない。
海は、基地に押しつぶされてはならない。
空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。
血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、
知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。
学問は、戦争の武器ではない。
学問は、商売の道具ではない。
学問は、権力の下僕ではない。
生きる場所と考える自由を守り、創るために、
私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない。
17行という短い文章だが、戦争法案への怒りや思い、決意がにじみ出ている。
そして、さすが京大!
この声明文を、「こども」向けから英語、中国語、スペイン語などの多言語に翻訳し掲載されている。
この思いを、世界中の平和を愛する人たちと共有しよう。
昨日は、京都弁護士会と日本弁護士連合会共催の市民集会「戦後70年と安全保障法制を考える」が、京都教育文化センターで午後3時から開催されました。
梅雨あけ宣言が出たばかりなのに、なぜか大雨。
でも会場は、第2会場もできるほど、たくさんの聴衆が参加されました。
主催者発表では、550人だそうです。
当初、来京される予定だった河野洋平さん(元自民党総裁)は、諸般の事情によりビデオ映像出演となりました。
現在の安倍政権の政治は「恐怖政治」そのものと断定されたこと、過去にPKOでカンボジアに派遣した文民警察官が死亡した時はとてもショックだったという話が印象的でした。
自民党の国会議員は、内心、安保法案に反対していても、それを態度で示すと、次の選挙で自民党の公認が得られない、だから反対できないと。
それまでして、国会議員になりたいのか、何のための国会議員なんだろう、と思いました。
その後は、小松浩立命館大学教授の講演。
終了後は、教育文化センターから堀川御池までパレードです。
雨はまだ激しく降っていました。
雨でパレード用の風船もクチャクチャに。
でも、頑張って歩きました。
みなさん、本当にお疲れ様でした。
安保法案廃案に向けて、これからも頑張りましょう!
色んなことを体験してみたい・・・
年を重ねるにつれ、そんな思いが強くなってきたような気がする。
どっぷり深めるということはしないが、新しい体験によって、物の見方や接し方が確実に変わってくるのが楽しい。
7月20日、京都新聞カルチャーセンターでの、ワイヤークラフト1日体験講座に参加した。
京都新聞は、歩いて行ける距離にあるから便利だ。
1回きりの体験講座というのもいい。
ワイヤークラフトというのは、ワイヤーを使って、色々なものを作ること。
以前から、インテリア小物として興味があった。
今回の作品は、カラーワイヤーを使った、ウエルカムボード。
使用したカラーワイヤーは手で簡単に曲げることができるもので、型紙に記されている番号に従って少しずつ曲げていく。
綺麗なカーブができるかどうかが、技。
枠が完成したら、つないで、グルーガンで木のボードに止める。
文字部分は、少し難しい。
今回初めて使ったラジオペンチで、曲げて押さえながら作っていった。
どうにか「welcome」と読めるだろうか。
講師の方の「助け」もあって、1時間半弱で、仕上げることができた。
楽しい時間だった。
作品は、早速、事務所の受付に飾りました。
7月17日は、祇園祭のハイライトである山鉾巡行の日である。
大型の台風11号が発生し、京都は台風の進路の東側にあたるので、このままいけば巡行の時間に重なり、開催されるかどうかが危ぶまれていた。
祇園祭の山鉾巡行は、これまで「小雨決行、大雨強行」と中止されたことがないとのことだった。
一方、京都市内の台風は、盆地という地形のせいだろうか、私が京都に住んで数十年、台風らしい台風が来たことがない。
そして、今日7月17日。
昨夜はかなり強い風が吹いていたが、朝起きると、風もさほど強くなく、山鉾巡行は予定どおり午前9時から行われることになっていた。
お昼近くになって、風はやんだが、雨は激しく降っていた。
外出する用があったので、ついでに、河原町御池まで行ってみた。
鉾を引く人たちは、皆ずぶ濡れ。見物客も傘をさしてはいるものの濡れての祭りだった。
鶏鉾がやってきました。
交差点を回りやすいように、木材(?)を敷きます。
少しずつ回します。
必死に携帯電話で写真を撮ろうとする私も、雨でびっしょり濡れてしまった。
さあ、これから京都の暑い夏が本番を迎える。
昨日の衆議院特別委員会、そして今日の衆議院本会議で、集団的自衛権の行使を可能にする安保関連法案は、強行採決により可決成立した。
安倍首相が自ら「国民はまだ理解していない」と答弁したにもかかわらずの強行採決だった。
多くのメディアの調査で、安倍内閣の不支持率が支持率を上回る中、これ以上、審議していたら、もっともっと支持率が下がってしまい、「アメリカと約束」した安保法案を通せなくなる、おそらくそんな思いから採決が強行されたのだろう。
怒り心頭である。
他方、連日の国会周辺の抗議行動の広がりはもとより、若者達のシールズなど既存の団体ではない、新たに安保法案に反対する会などがいくつも誕生し、反対の声は幅広く層に広がっている。
13日に記者会見したママさんたちの会の「だれの子どもも殺させない」の言葉は胸を打つ。
法案審議の場は参議院に移る。
私たちには、これから何ができるか。
新潟県の上越中央法律事務所のブログには、「安保法制を廃案にするためにできること」と題した記事があり、「初心者」から「上級者」まで何ができるかが分類されており、実にわかりやすく、おもしろい。
今まで行動したことがない人は、
・反対署名すること(署名用紙は弁護士会にあります)
・新聞やテレビへ投稿すること
・反対パレードに飛び込みで参加すること
・集会に参加すること
・自民党や公明党に抗議文を送ること
・反対野党に応援のメッセージを送ること
などなど
最後まであきらめず、違憲の法案に反対する私たち主権者の意思をあらわしていきましょう。
子どもや孫たちから「戦争法案が通過した時、おとうさんやおかあさんは、何をしたの?」と聞かれた時、はっきり答えたいもの。
できるところから、やってみましょう!
昨日、たまたま西院方面に行く機会があった。
そこで、タウン情報誌で知り、前々から行ってみたいと思っていたカフェレストラン「DICE CAFE」(ダイスカフェ)に行ってみることにした。
目的は、エッグベネディクト・・・そして猫。
最近流行っているエッグベネディクトをどこかで食べてみたいと思っていた。
エッグベネディクトというのは、イングリッシュマフィンの半分にハムやベーコン・ポーチドエッグなどをのせ、その上にたっぷりのオランディーズソースをかけた料理のこと。
エッグベネディクトだけが目的なら。食べられる店は近くにもある。
でも、ダイスカフェには、もう1つ・・・猫がいる。
それも雑誌で見る限り、すごく可愛い!
ダイスカフェは、西小路通りの四条と五条の中間辺りの住宅街の中にあった。
最初はなかなか見つけることができず、あきらめかけたところに、店はあった。
中は、木製のおしゃれなカフェレストラン。
店に入ると、客の子どもたちが何かを取り囲んでいたので、見てみると、猫!
とりあえず、テーブルにつき、早速、エッグベネディクトを注文する。
アボカドサーモン、生ハムチーズクリームの2種類があり、私はアボカドサーモンを注文した。
卵を割ると、トロリと黄味がとろけ出す。
味は、思ったよりあっさり。
一口大に切ってあり、食べやすい。
サラダの上には、猫形のトッピングも。
さて、猫の方は、子ども連れの客が帰って行ったので、近寄ってみることに。
タウン誌には、3匹いると書かれてあったが、この日、店にいたのは、モモノスケとコロスケだけ。
どちらも顔がクシャとなってて可愛い。
しかも、おとなしくて愛想もいい。
これは、モモノスケ。
店のアイドル、「招き猫」になっている。
残念ながら、コロスケの写真はうまく撮れなかった。
癒しのカフェである。
京都弁護士会では、四条河原町マルイ前において、定期的に、安保法制の街頭宣伝を行っています。
昨日は、京都弁護士会の白浜会長ほか、法案に反対する政党からも弁士が来られました。
弁護士会と政党とが一緒に街頭宣伝を行ったのは、おそらく初めてのことではないかと思います。
そして多数の弁護士が街頭宣伝に参加しました。
7月7日に京都弁護士会歴代会長有志24名で声明を発表された、元会長のあざみ弁護士と坂元弁護士も来られていました。
以下は、弁士の皆さん。
一番左側が白浜会長です。
国会からも、民主党の泉健太議員、共産党の井上哲士議員が来られました。
白浜会長は、「戦前の弁護士たちは戦争を止められなかった。その反省のためにも(政府の)動きには断固反対する」などと決意を語りました。
若い人たちのチラシの受け取りは、いつものようにあまり良くありませんでしたが、それでも何人もの若者が立ち止まって、あるいは振り返って、弁士の話を聞こうとしていたことが印象に残りました。
閉めは、弁護士会の福山副会長でした。
2008年にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さん。
現在は、京都産業大学の教授だ。
その益川さんが、共同通信のインタビューに応じ、反戦への強い決意を示した(2015年7月8日付け京都新聞夕刊)。
世界で唯一の被爆国でありながら、米国の「核の傘」に依存している日本の現状を憂い、「核兵器のない世界になってほしい」と科学者の立場から訴えた。
また、平和への思いは強く、紛争は国同士の話し合いで解決できると訴える。
「孫たちにどういう世界で生きてほしいか考えて行動しよう」と語った。
安保法案については「9条には『同盟』なんて書いていない。小学校からやり直した方がいい」と痛烈に批判。
核兵器や戦闘機の開発などを行ってきた科学者の責任に関しては「国民に危険を分かりやすく伝える義務がある」と話した。
国会で強行採決の動きが強まる中、多くの国民が反対の声を上げていくことが大事。
私の朝食はトーストである。
毎朝、4枚切りの食パンの半分をオーブントースターで焼いて食べてきた。
健康には、和食の方が良いのだろうが、朝は量も食べられないし、トーストの方が簡単なので、長年、変わっていない。
このブログにも時々書いているが、常日頃から、おいしい食パンを食べたいと思っており、「この店の食パンがおいしい」というウワサを聞くと、行ける距離内に店があれば、すぐに行って購入する。
デパートの催事で販売されようものなら、並んでも買う。
普段は、ORENOPAN(オレノパン)が気に入って食べている。
ところで、一昨日、インターネットで、トーストを10倍、いや100倍おいしく食べる方法という記事を見つけた。
それは、グリルで焼くこと。
グリルは300度以上の高温なので、短時間で外はサクサク、中はフワフワになるとのこと。
早速、試してみた。
最近のグリルには、「トースト」というボタンがついたものがあるらしいが、我が家のグリルは古いので、そんなものは一切ついていない。
1日目。とりあえず1分半入れてみる。でも、焼きすぎて、表面がこげてしまった。
我が家のグリルは、網と火の位置が近いから、もう少し時間を短くしないとダメなんだ。
でも、確かにおいしい。
100倍は大げさだと思うが、10倍くらいは、オーブントースターで焼いたものよりおいしい!
2日目。両面を30秒ずつ焼いてみた。
少し焼き足りなかい感じが残っていたが、やはりおいしい。
明日は40秒で焼いてみるかな。
楽しみ!
2015年6月30日付けしんぶん赤旗に、今年4月、米軍新基地建設に反対する「辺野古基金」の共同代表の一人に就任した菅原文子さんのインタビュー記事が掲載された。
文子さんは、俳優の故菅原文太さんの妻である。
それを読んで、菅原文太さんそして文子さんの平和への思いの強さに、あらためて感動した。
(以下、抜粋)
3.11の福島原発事故のあと、彼は「俳優はやめた」といったのです。
「おれが俳優やっている時代じゃない」と。
安倍首相が・・・武力行使を認める安保関連法制を通そうとしています。
でも、それでは、日本全体が沖縄と同じになります。
「後方支援」することになったら、自衛隊員だけに危険があるんじゃなくて、私たち普通の暮らしをしている人間も、危険にさらされるということを考えた方がいい。
(夫が)がんの闘病中で体力も衰えていたなか、沖縄まで行って1万5000人もの人の前に立つのは、自分の限界を超えてやったことです。
いま日本人は、そうした本気度が問われています。
本土も沖縄と思いを一つにして安保法制をやめさせる、世界が注目するようなたたかいをやらないといけないのではないかと思います。
自民党や公明党は、今国会で安保法制を強行的に成立させようとしているが、私たちは、最後まであきらめないで、今できることを1つ1つやっていくこと、否、菅原文太さんのように自分の限界を超えたもう1つをすること、これが大切。
先月もまた、切り絵教室に行ってしまった(1回目は、6月1日のブログを読んでください)。
京都在住の切り絵作家佐川綾野さんの切り絵教室。
前回(初回)、約3時間、必死になって切り絵作りに格闘し、1つの作品を仕上げたことがなんとなく心地よかったから、また参加したくなった。
今回の作品テーマは、「幸福な王子」。
タイトルだけ見た時には、すっかり忘れていたが、教室に行って「幸福な王子」という童話を読んだことを思い出した。
銅像の王子が、エジプトに向かうというツバメにお願いをして、貧しい人たちに自分の身体の宝石や金箔を配った挙げ句、ボロボロになってしまった王子像は倒れ、南へ行く機を逃したツバメは寒さで死んでしまう。
でも天国の神は、王子とツバメを天国に連れて行き、二人はそこで楽しく暮らしたというお話。
「幸福な王子」の図案は、前の「アリス」と異なり、細かな所が多く、悪戦苦闘した。
3時間では仕上がらず、3時間半以上もかかってしまった。
その上、切ってはいけない箇所を2回も切ってしまった。
あ~あ、ほんと不器用やわ(涙)。
でも、さすが!佐川さんが、あとかたもなく補正してくれた。
今回の私の作品
参加者全員の作品。
今回は、本当に時間が足りず、焦ってしまった。
それでも、しばらくは、切り絵に、はまりそうやなあ・・・