1. LEE12月号 「母親たちの初めての憲法教室」
女性弁護士の法律コラム

LEE12月号 「母親たちの初めての憲法教室」

 
(女性弁護士の法律コラム NO.185)
 
「LEE」という女性向けの月刊誌。
主に20-30代の女性向けのファッション誌だから、今の私にはおよそ無縁の雑誌である。
創刊が1982年らしい。雑誌の名前は知っていたが、自分が20-30代頃にもおそらく購入したという記憶はない。
 
そんなLEE12月号を購入した。
それは、この手の雑誌には珍しく、12月号に憲法に関する記事が掲載されていることを知り、読んでみたいと思ったからだ。
 
憲法9条を改悪しようとするキナ臭い動きに反対して、当事務所の若手弁護士2人も含め全国の若手弁護士らが「明日の自由を守る若手弁護士の会」を結成し活動を展開している。
東京では「憲法カフェ」なるものを開き、若手女性弁護士を交え若い女性たちの憲法トークなども展開されているよう。
そんな流れの中で、女性は美容やファッションだけに関心があるのではない!と、女性ファッション誌が憲法をテーマとした記事を掲載してくれることは、とても嬉しい。
 
LEE12月号には「母親たちの初めての憲法教室」というタイトルで5ページにわたり記事が掲載されていた。
「教えてくれた先生」は、あの伊東塾の主宰者で「日本国憲法の理念を伝える伝道師」こと伊藤真弁護士。
イケメン弁護士でもある伊藤弁護士の話は、いつ聴いても、勢いよく流れるように、しかしわかりやすく、聴衆がグイグイ引き込まれていく。
記事では、そんな伊藤弁護士と生徒役の若い女性4人との対話形式で憲法の話が進められていき、とてもわかりやすい。
「憲法って何?」「どんな改正論議がおこっているの?」ということだけでなく、最後に、今、私たちにできることについてもちゃんと触れてあった。
 
憲法は日本の土台となるもの。
そして、これからを担う若者に直接関わってくるもの。
 
こんなふうに、いろんな場で、いろんな形で、「憲法」が語られるといいね。
 
 
 
 
 
 

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