1. 村松いづみ
女性弁護士の法律コラム

2026年4月22日付け毎日新聞朝刊で、東京地裁が同月13日「フキハラ」(不機嫌ハラスメント)事案を労災認定したとの報道がありました。

 

被災者男性(当時24歳)は、2017年に東京ガスに入社し、翌18年春に子会社に出向しましたが、同年8月にうつ病を発症し自殺しました。

判決は、グループが男性含めて3人と小規模だった職場環境に言及し、「十分な支援・フォローがされていなかった」と指摘した上で、直属の上司が繰り返し厳しい態度で接した点を重視して「相当な精神的な負荷があった」と認定しました。

遺族側代理人は、「明白なパワハラとは言いがたい不機嫌ハラスメントを重く見た判断だ」と評価しました。

 

新聞報道だけなので、事実関係の詳細はわかりませんが、上司などとのやりとりだけではパワハラと言えないような場合にでも、状況によってはハラスメントにあたるとしたことは注目に値されます。

 

 

 

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