1. 神戸家裁尼崎支部に行って来ました
女性弁護士の法律コラム

神戸家裁尼崎支部に行って来ました

 
(女性弁護士の法律コラム NO.251)
 
今日6月16日は、梅雨の中休みでカンカン照りの暑い日でした(マスクしていると、やはり暑いですね)。
コロナのため、ずっと事務所周辺をウロウロしていただけでしたが、今日は、JR京都駅から電車に乗って、神戸家裁尼崎支部まで行って来ました。
 

 

 
遺言書の検認手続があったからです。
 
遺言者が亡くなった後に自筆証書遺言が発見された場合や生前に自筆証書遺言の保管を頼まれていたような場合、遺言者が亡くなると、すみやかに家裁で遺言書の検認手続を行わなければなりません(民法1004条1項)。
検認手続では、裁判所がコピーをとることにより、後で遺言書が偽造されたり変造されたりすることを防止することを目的としています。
ですから、遺言書の有効・無効や、本人が書いたものかどうかなどを決める手続ではありません。
検認の期日は、家裁から相続人全員に通知が届きますが、出席は義務ではないので、出席するかどうかは、各相続人の自由です。
検認が終わると、家裁は、検認調書を作成するので、その謄本を申請すれば、手続の概要や遺言書の内容を知ることもできます。
 
今日は、申立人(遺言の保管者)は別の人だったので、私は、相続人の代理人として出席しました。
 
神戸家裁尼崎支部は、もうずいぶん前に、離婚訴訟で通ったことがありました。
JR立花駅で下車して、立花商店街を通り抜け、駅から10分位の所にあります。
庁舎は、以前とは違って新しく建て替えられていました。
暑い1日でした。
 

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