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ブログ マチベンの日々

司法試験と生理用品

2026年5月19日付け毎日新聞夕刊のコラム「あした元気になあれ」に、小国綾子さんの「司法試験と生理用品」という記事が掲載されていた。

 

この夏から、司法試験の答案作成が、これまでの手書きからパソコン入力(CBT化=Computer Based Testing)となることにより、試験会場への荷物の持ち込みがより制限されるとのこと。

そして受験者から問い合わせがあった生理用品については、法務省作成のQ&Aには「試験監督員等に申し出た上で、試験室内に持ち込むことが」できると明記された(Q84)。

 

私が司法試験を受験したのは、もう大昔(!?)のことだが、携帯電話すらなかった時代なので、試験会場への持ち込みの品に何か制限があったという記憶はない。女性の場合、トイレに行く際に生理用品についてチェックされることもなかったと思う。

 

月経というものは、とりわけ旅行や行事がある時などは、やっかいなものだ。腹痛などを伴う場合にはそれだけで滅入ってしまう。

そう言えば、朝ドラ「虎に翼」では、主人公の寅子も生理痛が重く、4日も寝込んでしまうほどだったという場面があったなあ。

 

試験の時、旅行に行く時、水泳をはじめとするスポーツをする時、試合の時、私のように登山をする時などなど。月経中でなくても、周期の予定日近くなるといつ来るかもしれないとヒヤヒヤする。その分、荷物も増える。

また、昔は、月経は「隠すもの」という意識があり、女性同士の間でも「今日、生理なの」と言えるようになったのは、私の場合、高校生の頃からじゃなかったかな。

 

小国さんは上記コラムで「月経を語り合える社会にしたい」と書かれている。

そのとおりだとは思う。最近は、生理用品を職場や学校のトイレ、公共施設などに設置する所も増えているようだ。

 

ただ、月経をどのように考えるかは、まだまだ人によって異なるだろう。

従って、司法試験会場の持ち物チェックには、女性の試験監督員を必ず配置する、あるいは、もっと言えば、生理用品は試験会場のトイレに備えるなどの配慮や工夫をしてほしいと強く願う。

 

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