叔母の一周忌の法要があったので、久しぶりに岐阜に帰省した。
駅前では、たまたま日本共産党の街頭演説会が開かれており、国会議員の山添拓さんが演説されていた。山添さんは、京都出身で、今は東京の弁護士だ。
山添さんは岐阜初来訪とのこと。京都と違い聴衆が少なかったので、私もしばらく聴衆の1人となった。
岐阜駅2階には、鵜飼の大きな広告が飾られていた。鵜匠さんの写真入りだったので、小学校の同級生の山下哲司さんの写真がないかなあと探したら、あった!
おそらく、これ!(手前)
それにしても、岐阜市中心街は、もはや私が10代まで暮らしていた頃の活気は感じられない。私が大学生の頃に出来た高島屋が昨年7月に閉店となり、日本でデパートのない4県の1つとなった。
美川憲一が歌った「柳ヶ瀬ブルース」で一世を風靡した柳ヶ瀬も、先日、さびれいく柳ヶ瀬としてドキュメンタリー番組が放映されていた。
かと言って、岐阜駅周辺には高層マンションがいくつか建ってはいるが、こちらも決してにぎやかな街となっているわけではない。
買い物も不便そうで、大型スーパーはほとんど郊外にあり、車がないとなかなか行かれない。
ふるさと岐阜を思うと、なんだか寂しい限りである。
金華山と岐阜城そして長良川の景観が変わっていないのが、唯一私のふるさと岐阜の思い出のよりどころである。