2024年7月10日付けブログで「22年ぶり5度目の礼文島の旅」のことを書いたが、今年6月初め、6度目の礼文島の旅に出掛けた。
昨年の礼文の旅は天候が悪く、同行した山仲間の中には初めて訪れた人もいて、なんとなく欲求不満がたまっていたことから、今回同じメンバーでリベンジの旅となった。
どうせ行くなら、礼文島の準絶滅危惧種であるレブンアツモリソウが見頃の時期が良いということで、日が決まった。
昨年は天候が悪い日が続いていたため、なかなかウニ漁が出来ないとのことで、私も礼文に来て初めてウニを口にできなかったので、そのリベンジもあった。
レブンアツモリソウは、20数年前に2度、見たことがあった。
1度目はホテルの中庭の花壇で、2度目はレブンアツモリソウ群生地にわずか数輪が残っていた花を。
レブンアツモリソウ(ラン科)は開花時期が5月中旬から6月上旬頃までで、礼文島で高山植物が咲き乱れる時期からは少し早く咲く。だから、2度見たと言っても、本来の開花時期からは少し遅い時期で、たまたま出会うことができたという感じだった。
今回は、従来のレブンアツモリソウ群生地とは全く別の場所に、新たな群生地が今年からオープンしたというサプライズがあった。
4-5年前に海岸の砂浜に残土を捨てたところ、そこからレブンアツモリソウの芽が出て開花し、今年開園に至ったらしい。
まだあまり知られていないのか、観光客もまばらで、近くでゆっくり見ることができた。
クリーム色や白色の3~4㎝位のピンポン玉のような花は、本当に可愛かった。
ただ、翌日のNHKのニュースでは報道されていたので、放映後は混雑したかも。
さてさて、ウニ丼もスコトン岬と稚内で、2度、食にありつくことができ、こちらの方も大満足でした。