1. Vサイン ちょっと待って!
ブログ マチベンの日々

Vサイン ちょっと待って!

 
2015年5月28日付けブログで「ピースサインと平和運動の歩み」について書いた。
その際、引用した京都新聞の記事により、第2次世界大戦中、反ナチスの象徴として勝利のビクトリーを意味するVサインが欧州で広まり、これを60年代後半のアメリカで平和の象徴としての「ピース」に変え、日本に伝わったことを紹介した。
 
私も写真を撮られる時には、ほとんどいつもVサイン(ピースサイン)を出してしまう。
 
でも、今、このVサインに「待った!」がかかっている。
それが、2017年6月7日付け京都新聞夕刊の記事。
 
それは、インターネットに「Vサイン」をした写真を掲載すると、「指紋が盗まれる」かもしれない、という驚くべき内容。
デジタルカメラなどの進歩で、指の写真から指紋を読み取ることができるようになったためだ。
 
最近、オフィスへの入退室やコンピューターの利用許可などさまざまな用途のために、本人確認をする生体認証として、指紋はよく使われる情報である。
しかし、その指紋がデジカメで撮影された写真から読み取られてしまう。
確かに、デジカメで遠目に撮影された写真でも、拡大すると、顔のシワがくっきりと見えてしまうことからも、さもありなん。
盗んだ指紋を悪用した成り済ましが出てくると、深刻な事態につながりかねない。
 
これに対し、国立情報学研究所のチームは、盗難を防ぐ方法の開発を進めており、「1,2年後には実用化したい」としている。
 
Vサインにこんな落とし穴があったなんて、ビックリ!
 
 
 
 
 

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