1. 千畳敷カールと宝剣岳登山
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千畳敷カールと宝剣岳登山

 
10月の連休を利用して、夏山以来となる登山に出かけた。
目指したのは、長野県駒ヶ根にある中央アルプスの千畳敷カールと宝剣岳(2931m)。
 
千畳敷カールは、夏はお花畑、秋は紅葉で有名な場所である。
約9分のロープウエイ乗車で、1600mのしらび平から2600mのカールまで一気に上がることができるので、登山者だけでなく、観光客も含め、たくさんの人が訪れる。
宝剣岳は、千畳敷カールから一際目立つ、天空を突き刺すようにそびえる岩山である。
どちらも日本百名山である空木岳(うつきだけ)と木曽駒ヶ岳との縦走路にあり、私も2004年に空木から木曽駒に縦走した時に、登った山だ。
 
天候は晴れていたが、千畳敷の紅葉はすっかり終わっており、むしろロープウエイの中から見る途中の紅葉が綺麗だった。
 
千畳敷カールとロープウエイ乗り場
 

 
ロープウエイ乗り場から外に出ると、千畳敷カールの上には、宝剣岳がそびえている。
 

 
ほとんどの人は、千畳敷カールを周遊するか、木曽駒ヶ岳方面の登山道を登るが、私たちは、極楽平から宝剣岳に登るルートを進んだ。
 
登山道はとてもよく整備されており、南アルプスを眺めながらの快適な山歩きとなる。
そして、空木岳からの縦走路でもある極楽平に到着。尾根に出ると、風が強かった。
 

 
2004年に空木岳から縦走して、極楽平に到着した時には、それまでアップダウンの連続の上、更に、この極楽平から険しい宝剣岳を超えていかなければならないことを知り、私は「地獄平や」と嘆いた。
今回は、千畳敷カールからのラクチン登山だったが、宝剣岳までは、厳しい岩山ルートが続いた。
 
ルートの印はきちんとつけられ、鎖もあったが、久しぶりの岩上りと体力の衰え(!?)とで、かなり緊張しながら、ゆっくりと、かつ、岩をしっかりホールドしながら登った。
 
山頂は、とても狭い。
しかも、ガスがかかっている。
 
山頂の横に立つ他の登山者をパチリ!
2004年に一緒に登ったA弁護士は、この岩の上に立ったことを思い出した。
私は、2004年の時も怖くて、頂上の岩の上まで行くことはできなかった。もちろん今回も。
 

 
山頂から、木曽駒ヶ岳方面に下る。
こちらの下りは、全然ラクチン。
宝剣岳山荘で休憩後、千畳敷カール方面に下る。
 

 
約3時間の快適な秋の登山だった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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