1. 2019年7月

2019年7月アーカイブ

電動歯ブラシを買いました

 
なかなか歯周病が改善しない。
歯医者へ定期検診に行くと、医者から、悪化はしていないが、良くもなっていないと言われ、治療を受けた後、「またしばらく様子をみましょう」と励まされ(?)帰宅するのがここ数年続いている。
(最近は、夜寝る前はもとより、朝起きるとすぐに磨いてもいるのだが・・・・)
 
そこで、最近、思い切って電動歯ブラシを購入した。
電動歯ブラシは、確か30代の頃に1度使ったことがあるが、あまり長続きはしなかった。
 
最近の電動歯ブラシは、充電式だ。
そして1分間に何万回も振動しているにもかかわらず、音も静かで、揺れる感じがしない。
でも磨き終えた歯は、ツルツルになっている。
 
私の毎晩の歯の手入れのフルコース。
1、デンタルフロスで歯間の掃除をする。
2、電動歯ブラシで磨く。
3、ジェットウオッシャーで口内を洗浄する(過去のブログ:右検索欄に「ジェットウオッシャー」と入力してください)。
4、洗口液で口内を洗浄する。
 
努力、努力
 

韓国は「敵」なのか

 
現在、安倍政権は、韓国への経済的制裁を進めています。
これに対し、次のような声明の呼びかけがありました。
 
https://peace3appeal.jimdo.com/

きんこさんのカフェ訪問

 
2019年7月24日は、京田辺市が主催する女性法律相談の担当日だったので、近鉄新田辺駅近くにある相談場所まで出かけた。
「京田辺市」と言うと、なんだか「遠い」というイメージがあるが、京都市営地下鉄の丸太町駅から地下鉄に乗って、竹田駅で近鉄に乗り換えれば、40分位で到着する。
 
そして相談終了後、依頼者の方と待ち合わせて、京田辺市にあるカフェを訪れた。
カフェは、その依頼者のオススメの店で、中学校教師を定年退職された女性が店主である。
きんこさん。
店は、近鉄新田辺駅から車で5分位の住宅街の中にある。
 

 
店の名前は、「kinco-ya」。
 

 
午後4時頃に入店したが、たまたま店には客はなく、きんこさん一人だった。
店内は割と広く、ゆったりしたスペース。
 

 
依頼者の方からきんこさんの人柄は聞いていたが、歯に衣きせない話しっぷりで、話題が豊富で尽きない。
平和や憲法が大好きで、サバサバした関西のオバチャンである。
「客にも、はっきり意見を言うので、ハラハラすることがあるんです」と言うのが依頼者の弁。さもありなん。
そういう人柄だから、かえって皆が集まってくるのかな。
 
手作りの、シフォンケーキとコーヒーをいただく。
シフォンケーキは、かなりボリュームもあり、おいしかった。
 

また、行ってみたくなる店だった。
今度はランチで行きたいなあ。
 
 
 
 
 
 

尾瀬の旅(その2)~至仏山~

 
尾瀬の旅の2日目は、至仏山(2228m)登山。至仏山は2度目の登山となる。
1度目は、10年以上前にツアー登山に参加して、鳩町峠から山頂までを往復した。当時は、尾瀬の「山の鼻」からの登山は禁止されていたからだ。
現在は、山の鼻からは、植生保護のため、上りだけが認められている。
今回は、山の鼻の登山口から上り、鳩町峠へ下るルートをとった。
 
山の鼻から至仏山登山口へ向かう。
 

 
最初は樹林帯の中を上る。
このルートは、山頂までほぼ直登なので、なかなかの急登である。
やがて樹林限界となり、そのあたりから蛇紋岩の岩場を上っていく。
(岩場を上って来る登山者たち)
 

 
必死に上るが、展望の良い所に来ると、尾瀬や燧ヶ岳が見渡せるので、ホッとひといきつくことができる。
 

 
至仏山には、尾瀬とはまた異なった、たくさんの高山植物が咲いているので、それを見ながら上るのも楽しい。
 
ホソバヒナウスユキソウ。
エーデルワイスの1種だが、やや小ぶり。
 

 
後方で、広島からのツアーのガイドさんが、「ここにオゼソウ(絶命危惧種)が咲いています」と説明していたが、私は見落としてしまった。
 
高天原からは、木の階段を上る。
 

 
ようやく山頂へ。
 

 
たくさんの登山者が昼食を食べたりしていた。
 
下りは、小至仏山を経て鳩町峠へ。
 
雪渓を歩く登山者たち。
 

 
梅雨のまっただ中の旅だったが、雨に降られることもなく、また、登山もさほど暑くもなく、幸運な旅であった。
 
 
 
 

尾瀬の旅(その1)~尾瀬ヶ原~

 
7月初めの週末、尾瀬の旅に出かけた。
梅雨ど真ん中の時期であったが、雨が降っても尾瀬歩きは出来るか、と考えて。
 
尾瀬は、新潟県・福島県・群馬県・栃木県の4県にまたがる、東西6キロ、南北2キロの高層湿原である。
これまで、尾瀬にある2つの山(どちらも日本百名山)、至仏山(しぶつさん、2228m)と燧ヶ岳(ひうちがたけ、2356m)の登山のため、尾瀬には2回訪れたことがあった。
夏になると、たくさんの珍しい植物が咲き乱れる、素晴らしい湿原である。
 
 

 
「夏の思い出」という歌がある。
歌詞の中に「夏が来れば思い出す。・・・水芭蕉の花が咲いている」とあるが、水芭蕉は、尾瀬では5月下旬から6月上旬までが最盛期の花で、どちらかと言うと、まだ残雪が多い春の時期の花である。
尾瀬というと、この歌を思い出すのだが、水芭蕉のくだりは、いつも「なんとなく変」と思ってしまう。
 
天気は曇りだが、幸い、雨は降りそうにない。
鳩待峠から、約1時間程下ると、山ノ鼻に着く。そこが尾瀬ヶ原の入り口である。
 
尾瀬の中には、いくつかの山小屋があるが、そこへ荷物を運ぶのは、歩荷(ぼっか)の仕事だ。
10キロ㎏もある荷物を担いで山小屋に運ぶ。
 

 
尾瀬ヶ原は、湿原保護のため、水平の木道を歩く。
曇り空だが、至仏山も燧ヶ岳も、きれいに望むことができた。
涼しくて、湿原の風が心地よい。
 

 
前方の山は、燧ヶ岳。東北地方の最高峰である。
 

 
この時期、まだ初夏の花が咲き始めたところで、木道の両脇の湿原には、珍しい花が少しずつ咲いている。
ただ、アヤメやカキツバタだけは、満開だった。
(アヤメとカキツバタの違い、わかりますか?)
 

 
水芭蕉は、こんな感じで少しだけ残っていた。
 

 
 
咲き始めた尾瀬ヶ原の花
 
ニッコウキスゲ
 

 
ワタスゲ
 

 
トキソウ
 

 
今回、尾瀬ヶ原を歩いて、初めて見たものがあった。
尾瀬には、伏流水が流れているのだが、尾瀬ヶ原の「竜宮」という所には、川の水が吸い込まれている場所 と湧き出している場所があった。
水が湧き出ている所は、これまで、例えば、富士山の周辺などで見たことがあったが、水が吸い込まれている所は初めて見た。
吸い込まれていく様子は全く見えないが、たくさんの川の水が水溜に流れ込み、そこから出て行く流れはないので、正に、地中に吸い込まれているということである。
面白い!

鼻からの胃カメラ検査

 
毎年この時期になると、年1回の人間ドックに行く。
胃の検査は、これまで専らバリュウムを飲んで行う検査を受け、再検査の指示があった時だけ、口からの胃カメラ検査を受けた。
口からの胃カメラ検査は、過去3回程受けたことがあるが、あの吐き気をもよおす苦しさを思うと、尻込みしてしまう。
 
もうずいぶん前に、友人から「鼻からの胃カメラ検査は、痛くないし、楽」と聞いた。
でも、その時は、楽と聞いても、にわかには信じがたく、それ以降も受けようとは思わなかった。
しかし、今年は、あまり悩むことなく、1度、鼻からの胃カメラ検査を受けてみようと思い、申し込んだ。
 
初めての体験は、やはりドキドキ。
他の検査を終え、胃カメラ検査の部屋に行くと、マッサージチェアのような椅子が置いてあり、そこにゆったりと腰掛け、まず、胃の中の泡をとるための液体を1杯飲む。
次に、鼻腔を広げ鼻出血を予防するための薬を両方の鼻の穴に注入し、約7分待つ。
そして、左右どちらの鼻が通りやすいか選ぶ(自分ではわからない)。
(この時、女性は鼻腔が狭いので、チューブが通りにくい時には、口からに変えますと説明があった)。
左穴から通すことになり、麻酔液が注入される。
 
検査室に案内され、ベッドで横向きに横たわる。
医師が「今からこれを入れます」と先端にカメラがついたチューブを見せる。
意外に太い!直径5ミリくらいはあるんじゃない?
看護師さんから「痛い時は『痛い』と言ってね」と言われる。
チューブが鼻を通る時、とても痛かったので、言われたとおり「痛い!」と言い、頭も思わず上にのけぞった。
看護師さんが「気持ちをゆったりね」と声をかけてくれながら頭を元に戻してくれた。
その後はずっと背中をさすってくれていたので、それからは痛みを感じることもなく、カメラが映す自分の胃の中の状態をモニター画面で見る。
画面を見ながら、医師と会話もできた。
 
検査自体は10分くらいで終了した。
 
初めて鼻から受け、口からよりは苦しくなかったというのが率直な感想。
じゃあ、来年はどうする?
 
わからんなあ・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「すごい90歳」(奥村正子 著)

 
奥村正子さん、1930年7月7日生まれ。
今年、数え年で90歳となる。
配偶者が2017年に亡くなり、現在は、茨城県鹿嶋市で一人暮らし。
いやはや、本のタイトルどおり、とにかく「すごい」。
 
普通の主婦だった奥村さんは、72歳でベンチプレスを始め、82歳で世界一に、90歳になる今も現役。
 
奥村さんのことは、ネットニュースで読んで知っており、前々から「すごい人やなあ」とは思っていたが、書店で本を見つけたので、すぐに買って読んでみた。
 
奥村さんが運動を始めたのは、膝に水がたまった50歳の頃。
大腿四頭筋を鍛えて強くすれば膝の痛みがなくなって水もたまらないことを知り、トレーニングを始め、これが運動のきっかけに。
膝の痛みがなくなり、「50歳になっても筋肉は鍛えられる」ことを実感した奥村さんは、歩くために、次はゴルフを始める。
そして、ジム通いがきっかけで、72歳でベンチプレスと出会う。
ベンチプレスとは、バーの両端にプレート(重り)を何枚かつけて、それをベンチに仰向けになってまっすぐ押し上げるという種目。
奥村さんは、努力すれば、つけるプレートがだんだん増えていき、それが面白くて、ジム通いが楽しくなってきた。
82歳からは、ベンチプレスのパーソナルトレーニングをつけ、2013年には初めて世界大会に出場。初出場で、70歳以上の部47㎏級で、金メダル。
2019年5月に日本で開催された世界大会で5度目の金メダルを獲得した。
 
本では、奥村さんの日常生活も紹介されている。
「健康の秘訣は?」と尋ねられて、奥村さんは、「何よりも毎日の食事のおかげ」と答える。
外食はせず、手抜きもせず、朝たっぷり、昼は簡単の1日2食。
水曜と土曜は、水戸市にあるジムへ。
自宅から最寄り駅まで25分歩き、電車に1時間以上乗って、水戸駅からジムまで30分歩く。これの往復。
 
奥村さんのすごいところは、何事も継続していること、そしてその継続した効果を実感してそれを面白いと感じられるところじゃないかなと思う。
ランニングもされており、東京オリンピックの聖火ランナーになることも目標とのこと。
 
「継続は力なり」という言葉があるが、奥村さんは、継続すれば、いくつになっても、やれないことはないと教えてくれる。
 
こうやってブログを書いていたところ、滋賀県大津市に住む山ノ井貞子さん(75歳)が、2012年脳梗塞を患ってそのリハビリのため始めたベンチプレスで、2019年5月の世界大会70歳以上の部52㎏級で初出場し金メダルを獲得したというニュースが飛び込んで来た(2019年6月30日付け京都新聞朝刊)。
 
いやはや、年齢を言い訳にはできないなあ・・・
 
 
 

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