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重要なお知らせ

沈黙してはいけない「五輪中止を」

「五輪中止 それしか道はない」

2021年6月6日付け朝日新聞朝刊の読者欄に作家赤川次郎さんが、一般読者として、上記のタイトルの文章を投稿した。

 

この出来事が2021年7月15日付け毎日新聞夕刊「特集ワイド」で大きく報じられ、私は、この毎日新聞記事を読んで、赤川さんの読者欄への投稿を知った。

 

朝日新聞の読者欄は500字という字数制限があるようで、「何度も文章を削り、短くするのが大変でした。自分の小説でも、ここまでしませんよ」と赤川さんは語る。

 

なぜ読者欄だったのか。

「特別な立場ではなく、一市民としての意見を載せたかった」

 

なぜ「五輪中止」を投稿したのか。

赤川さんは戦後生まれだが、戦争による貧しさを味わい、あの時なぜ戦争に反対しなかったのだろうと素朴な疑問を持った。

現在の五輪開催判断はとにかくやり遂げるという精神論で、科学的な根拠が感じられないだけに神頼みに近い、と赤川さんは語る。

敗戦の後悔を五輪に当てはめ、同じことは繰り返すまいと考えた、と。

沈黙してはいけない。

それで赤川さんは500字の投稿を書いた。

「(中止によって)賠償金を払わねばならないのなら払えばいい。経済は取り戻せても、人の命は取り戻せないのだ」。

 

京都でも、15歳の男子高校生が五輪中止を求め、一人でサイレントスタンディングをしている。

 

他方、メディアは、もう、オリンピックありきで、観客を何人入れるかに話題は移り、メダルの数予想まで行っている番組もある。

 

しかし、国によってコロナ感染状況やその対策が異なる中で、選手をとりまく環境も平常とは大きく異なっているはず。国の経済格差がコロナ対策格差を生んでいることは、既に明らか。それは選手にとってフェアなのだろうか、そんな状況でメダルを取って本当に喜べるのだろうか。

そして、何より、人の命は何ものにも変えがたい。

 

安倍前首相は、五輪反対を言う人を「反日的」と語った。

戦時中に戦争反対を言う人を「アカ」と言ったのと同じだ。

 

沈黙してはいけない。

一人ひとりのやり方で「五輪中止を」訴えよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手作り「マリトッツオ」

今、世の中では「マリトッツオ」がブームらしい。

つい先日まで、私も全く知らない物だったが、「マリトッツオ」とは、ブリオッシュ生地に生クリームをたっぷりはさんだスイーツである。

イタリア・ローマでは朝食にも食べられるらしい(知らんけど)。

 

先日、友人宅に遊びに行った時、たまたま「マリトッツオ」の話題となり、「じゃあ、作ってみよう」ということになった。

要するに、パン(今回はコッペパンを購入)に生クリームをはさむだけ。

ネットで、生クリームと砂糖の分量を調べ、生クリームは動物性と植物性を半分ずつ混ぜる方が美味しいと書かれてあったので、豆乳生クリームも購入した。

最も時間がかかるのは、生クリームを泡立てる作業。角が立つくらいまで。

それもブレンダーがあれば、簡単。

あとはパンに出来上がった生クリームをたっぷりはさみ、冷蔵庫で30分ほど寝かせれば、出来上がり。

 

完成!!

 

 

美味しい!悪魔のスイーツやね。

作るの簡単やし、手作りの方が断然安い。

しばらくはまりそう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナワクチン接種が始まり、地域や会場によってはワクチンが余っているため、政府は企業にもワクチン接種を行うようにした。

そして、その対象は、企業内で働く人、出入りする関係者、それら家族になっているという。

 

他方、医療従事者は最も早くワクチン接種を行うことが出来たが、対象者は病院で働く職員と出入りする関係者に限られ、家族は入っていなかったとのこと。

家族は、政府が決めた接種の順番を待っているのである。

テレビや新聞では、医療従事者の子どもが保育園に行かれなかったり、医療従事者自身が家族に感染させないためにホテル住まいをしたりなど、頑張っている医療従事者の過酷な実態が報道されている。

なぜ、企業の場合は家族も可能で、医療従事者は家族が除外されるのだろう。

優先されるのは、企業よりも、医療従事者の家族ではないだろうか。

 

医療と関係のない家族が医療従事者の家族より早く接種でき、そのような企業のために、病院が集団接種に医療従事者を派遣する。

そんな不条理が起こっている。

 

そんな国のやり方に怒ったある病院では、病院として職域接種を申請することとしたところ、県からは国に聞いてくれと言われ、国に申請書を出すと、家族接種が認められ、3000人の家族の接種ができるようになったとのこと。

これで、医療従事者自身のモチベーションも上がるのではないだろうか。

 

政府も、次は、医療従事者の家族が優先的に接種する方針を早急に出すべきだろう。

 

 

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