「京都地裁の周囲を取り囲むシダレザクラ並木に異変が起きている」(2024年9月13日付け京都新聞)。
京都新聞にこんな記事が掲載された。
私も数年前から、この異変に気がついていた。
2001年に、京都地裁の東側・南側・西側の歩道上に、建物を取り囲むように植えられたしだれ桜は、毎年4月になると、薄ピンク色のソメイヨシノと違い、とても鮮やかな濃いピンクの花を咲かせている。家裁の紅葉と並び称され、「隠れた桜の名所」とまで呼ばれた。毎年、とても楽しみにしている(2015年4月9日付け当ブログに掲載)。
しかし、ここ数年、花を全く、あるいは、ほとんどつけない木もあって、心配していた。
そして、とうとう西側の木数本の枝が切られてしまった。
なぜ、こんなことになってしまったのだろうか?
記事によると、地裁は「原因はわからない」としているが、一般論として、アスファルト舗装された道路など、根っこを十分に広げることができない環境下では樹勢が衰えやすくなるとのこと。
なんとかもう1度、再生してもらいたいものである。