1. 2015年11月

2015年11月アーカイブ

佐川綾野さんの切り絵教室~天使~

 
昨日の日曜は、切り絵教室に参加しました。4回目です。
参加者5名全員が、以前にもご一緒した方ばかりだったので、ワキアイアイの雰囲気でした。
もう、皆さん、慣れたもので、黙々と切り進めます。
 
私は、友人に初めてプレゼントしようと思い、友人のリクエストで「天使」に挑戦しました。
先生である佐川綾野さんが本「かわいい切り絵図案集」を出版されたので、私も購入しました。
今回の「天使」は、その本の中から選びました。
 
細かい所がたくさんあり、以前、切ってはいけない箇所を切ってしまった「前科」もあるので、慎重に切り進めました。
 

 
羽と星に「透かし」を入れてみました。
後ろから光をあてると浮かび上がります。
 

少し、わかりにくいですね(笑)。
 
参加者皆さんの作品です。
一番下が私の作品です。
同じ題材でも、色が異なると、また雰囲気も変わってきます。
勉強になります。
 

 
緊張と楽しさとが入り交じったひとときでした。
 

ミニマリストへの憧れ

 
2015年9月24日付けブログで書いた「ミニマリスト」。
 
私自身この言葉を知ったのが上記ブログを書いた頃であり、世間では、まだまだ「ミニマリスト」という言葉すら知らない人も多いようだ。
でも、最近、テレビや雑誌などで「ミニマリスト」たちが取り上げられ、今年の流行語大賞にもノミネートされている。
 
「ミニマリスト」とは、必要最低限の物しか持たないで生活することを信条としている人達のことを言う。
 
「ミニマリスト」を実践している人たちがいることを知って以来、毎日のように、彼ら彼女らのブログを読み、また、本も購入して読んでみた。
 

先日は、朝のテレビ番組でも、「ミニマリスト」の部屋の中が実際に放映されていた。
 
「いつか使うかもしれない」物や「いつか着るかもしれない」服に囲まれ、それらがなかなか捨てられない私には、本「必要十分生活」の著者たっくさんや「もうモノはいらない」の著者佐々木典士さんらの生活は、およそ神業としか思えない。
 
ただ、多くの「ミニマリスト」のブログを読むと、一口に「ミニマリスト」と言っても、決して皆が同じように何も持たない生活をしているわけでないことがわかる。
どれだけの物が「必要最小限」あるいは「必要十分」かは、人それぞれの価値観によって異なるからである。
 
自分の本当に好きな物・気に入っている物だけに囲まれて生活する・・・理想ですね。
これからも、このブログで、ミニマリストたちの生活の一端を紹介していきますね。

 
昨夜は、京都弁護士会主催の「京都から安保法制の廃止を目指す市民集会」に参加した。
 
事前の案内ちらしには、メインの講師の紹介もなく、しかも平日の夜なので、「参加者が少ないのではないかしら」「私でも参加すれば『枯れ木も山の賑わい』になるかな」などと思いながら、会場に向かった。
しかし、会場となっている弁護士会地下の会議室に着いた時には、もう参加者でほぼ満席状態。
多くの市民の皆さんの熱い思いが感じられた。
 
今年度、京都弁護士会は、安保法案に反対して多彩な取り組みを展開した。
初めての円山集会や市民マラソンスピーチなど、ユニークな企画を次々と打ち出した。
 
集会は、まず、弁護士会憲法問題委員会委員長による安保法制についての基調講演。
それに続いて、女性弁護士2人を含む5人の方のリレートーク。
リレートークでは、口々に、安保法制を強行した暴挙を「忘れない」と語り、引き続き「しつこく」運動を続けていこうと呼びかけられた。
 
また、会場発言では、弁護士会の円山集会に参加したことによって、戦争法に対する態度が変わったという人の話が紹介された。
 
安倍首相は、国民の理解を求める努力をすると言いながら、臨時国会も開催しようとしない。
これもまた憲法違反の暴挙である。
 
粘り強く取り組みをしていく・・・これが本当に大切なこと。
昨夜から急に冷え込んで来たが、何か、身体が熱くなって、帰宅の途についた。
 
 
 

 
最近、はまっている料理が、女優柴田理恵さんがテレビ番組で紹介していた「山芋おやき」。
とてもヘルシーで、簡単で、しかも、おいしい。
 
材料は、ネット検索すると書いてあるが、分量は好みに応じて適当でよいと思う。
塩昆布     1つかみ
長いも     1/2本(すりおろす)
万能ねぎ    4本
ピザ用チーズ  大2
ちりめんじゃこ 大2
かつおぶし   3グラム
白ごま     大1
 
これらをボールに入れて混ぜて、フライパンで焼くだけ。
どれも生で食べられる物ばかりなので、表面に焼き色がつけば、OK。
山いもは、大和芋を加えた方が粘りが出るので、長いもと混ぜている。ただし、大和芋は、直接触れると、手がかゆくなるので、注意!
油は引かなくてもいいらしいが、うちのフライパンは古くなっていて、くっつき易いので、私は少々、油を引いて焼いている。
 

オススメです。
 
 

 
11月15日(日)は、国立京都国際会館で開催された、京都弁護士会主催の第45回「憲法と人権を考えるつどい」に参加しました。
テーマは「オンナもオトコも働きやすい社会へ」。
ワーク・ライフ・バランスと企業活動の両立を考えるという内容でした。
 

 
私の元依頼者女性も何人か参加されており、短時間でしたが、言葉を交わすこともできました。
 
桂あやめさんの落語から始まり、
2015年3月にアメリカ国務省から日本人初の「国際勇気ある女性賞」を授与された小酒部さやかさん(NPO法人マタハラNet代表理事)の講演、
約12年間スウェーデンで生活されていた、大阪大学大学院言語文化研究科教授の高橋美枝子さんの講演、
そして、京都の企業のとりくみに関するパネルディスカッション、
と多彩な内容のつどいでした。
 

 
「女性の活躍」が叫ばれていますが、経済や福祉の分野が充実しない限り、企業の努力だけでは限界があります。
結局、一部の女性にとどまってしまうことでしょう。
女性をとりまく環境の整備こそが求められています。

元依頼者女性の遺言

 
(女性弁護士の法律コラム NO.214)
 
私の離婚事件の元依頼者女性が、今年夏にガンで亡くなった。
私よりずいぶん若かったのに・・・未成年の子どもを残して・・・
 
実は、彼女は、数年前、ガンの手術を受ける1週間前に、私のところに法律相談に訪れた。
自分に万が一のことが起こった場合に、未成年の子どもの親権だけが気にかかるという相談だった。
 
民法839条には、「未成年者に対して最後に親権を行う者は、遺言で、未成年後見人を指定することができる」と定められている。
それで、彼女に遺言を書いておくことを勧めた。
 
彼女が亡くなったという知らせを母親からもらった時に、私は母親に、彼女の遺言の有無を尋ねたが、母親自身は「知らない」とのことで、「時間ができたら探してみます」と言われた。
 
その後も気がかりだったが、つい先日、遺言が見つかったようで、その遺言には、未成年者の後見人として、ちゃんと母親(未成年者の祖母)が指定されていた。
 
今後まだいくつか手続きがあるが、ひとまず、天国の彼女も少し安心しただろう。
 
 
 
 
 
 
 
 

 
今年もあと残すところ2ヶ月を切った。
書店などでは、2016年度の手帳や家計簿がたくさん並んでいる。
毎年この時期、来年の手帳と家計簿を購入するが、ここ数年、お気に入りは固定している。
 
手帳は、弁護士にとって必須アイテムである。
すべての法律相談・打ち合わせ・裁判・会議などの日程を1冊の手帳で管理している。
最近、弁護士の中には、電子手帳で日程管理をしている人もいるようだが、私は、鉛筆で書き込める従来型の手帳が好きで、当面、変えるつもりはない。
 
お気に入りは、NOLTY能率手帳B6版。もう10数年前から愛用している。
弁護士になった当初は、A5版を使用していたが、B6版の方がショルダーバッグにも入るし軽い。
また、B6版手帳は、いくつかの会社から出版されているが、能率手帳シリーズの紙や線の色が気に入っている。
 

 
一方、家計簿は、小遣い帳の時代から含めると、子どもの頃からずっとつけている。
母の死後知ったことだが、母は、普通の横線ノートに自分で線を引き、毎年予算をたてて、
家計管理をしていた。
母の域には、とうてい及ばないが、私もその血を受け継いでいるのだろうと思ったりする。
 
家計簿をつけているとは言っても、日々、細々と購入する食費の記載は、大ざっぱだ。
食費については、購入した食品の1つ1つの内容は書かず、購入金額だけを記載している。
私が愛用する「一カ月の収支がひと目でわかる家計簿」(高橋書店発行)は、食費について数字だけでも記入できるパターンのもので、日の欄も空欄となっているので、毎日つける必要もないものである。
 

 
 
離婚事件をたくさん扱っていると、家計管理の方法や家計の使い方が問題となることもあり、そんな時には、依頼者が家計簿をつけていたらなあと思うが、つけていないからこそ問題となるのだろう。
 
家計簿をつけていると、仕事に役立つこともある。
例えば、破産事件や婚姻費用請求事件などで、当事者が家計表を作成することがあるが、各費目の金額の合理性の有無について、日頃から家計簿をつけているので、ある程度、判断でき、相手の家計表の不自然さ・不合理さを指摘することもできるのである。
 
手帳をつけること、家計簿をつけること、もう、これらは私の習慣になってしまっている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

マイナンバーは、ほしくない!

 
(女性弁護士の法律コラム NO.213)
 
11月第1週が過ぎましたが、皆さんの所には、もう、マイナンバーの通知カードは届きましたか?
私の周囲では、まだ「届いた」という声は聞かれません。
 
法律コラムや当ブログで、少しだけ、マイナンバーの通知カードの授受についての一般論を書きましたが、実は、私自身は、マイナンバーは欲しくない、できれば通知カードを受け取りたくないと思っています。
 
マイナンバーの法律の正式名称は「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」です。
赤ちゃんからお年寄りまで、すべての国民に12桁の番号をつけて、個人情報を一元的に管理するというもので、基本的に番号は一生変更できません。
要するに、国民総背番号制です。
その意味では、いくら私が欲しくないと言っても、既に番号はつけられてしまっています。
 
10月5日以降に住民票所在地に簡易書留で送られてくるのは、マイナンバーが記載された通知カードと個人番号カードの申請書です。
ICチップが入った個人番号カードの申請は任意ですから、申請をしないかぎりは個人番号カードが自動的に発行されることはありません。
 
雑誌「ねっとわーく京都12月号」では、国民にとってのマイナンバーのメリットは「まったく無い」と書かれています。
憲法13条(個人の尊重・幸福追求権・公共の福祉)に違反するということで、訴訟の準備をすすめている弁護士グループもあります。
政府は、暮らしに役立つ便利なカードのように言っていますが、紛失した時に悪用される危険性や個人情報をすべて国が収集することになるなど、多くの問題点が指摘されています。
個人番号カードをなくした場合、紛失届を出せば再発行されますが、単に「落とした」というだけで番号そのものを変更してもらうのは難しいようです。
 
では、どうしたらよいでしょうか。
 
個人番号を記載しなければ、行政上の給付を受けられないかのような宣伝がなされていますが、法律ではそのような強要はできないことになっています。
 
通知カードを受け取りたくない場合でも、番号をどうしても知りたければ、住民票を請求するときに請求すれば、個人番号を記載した住民票の写しを受け取ることができます。
 
国税当局に提出する申告書や法定調書等の税務関係書類には個人番号や法人番号を記載することが義務付けられています。
ただ、国税庁のホームページでも
「個人番号・法人番号の記載がないことをもって、税務署が書類を受理しないということはありません」
「個人番号・法人番号を記載しなかった場合や誤りがあった場合の罰則規定は、税法上設けられておりません」
と書かれています。
 
カードを落として、なりすましで犯罪にまきこまれる可能性のあるカードは申請したくありませんし、できれば廃止してほしいと思っています。
 
 
 
 
 
 
 
 

生ヨーキに会いたい!追っかけて武奈ヶ岳へ

 
昨年、日本百名山を、約7ヶ月かかって、人力だけで踏破したアドベンチャーレーサー田中陽希(たなか ようき)さん(NHKグレートトラバース)。
陽希さんが今年4月1日に北海道の稚内を出発し、今度は、日本二百名山の人力踏破をめざしていることは、2015年6月12日付けの当ブログでも紹介した。
 
昨年、どこかの百名山に追っかけていきたいと思っていたが、結局、日程が合わなかった。
それで、今年こそ、なんとしてでも!と思っていた。
とりわけ、山仲間のA・F・N弁護士が、8月に、越後の中ノ岳避難小屋で、偶然、陽希さんと同宿したことを知り、余計にその思い強くなった。私も生ヨーキに会いたい!
そこで、最も近い滋賀県の武奈ヶ岳(1214m)に来るのを狙っていた。
そして、幸いにも、10月31日(土)に武奈ヶ岳にやってくることがわかった。
 
武奈ヶ岳には、通常、1年に1度、夏山の訓練のために登る。
今年は、もう2回登った。
でも、今回は別。天候も晴れ予報。登ろう!
 
「グレートトラバース」のホームページで確認すれば、GPS情報により、陽希さんが、現在、どこにいるのかは、すぐにわかる。
陽希さんは、福井県から滋賀県へと移動してきており、10月31日の早朝に滋賀県高島市のガリバー旅行村の登山口から比良山系に入ることが予想された。
おそらく正午~午後1時には山頂に着くだろう。
 
午前9時過ぎに坊村に到着。
いつもは空いている無料駐車場がもう満車状態で、地元のおじさんの誘導で、なんとか駐車場の近くに停めることができた。
 
午前9時25分、登山開始。
登り始めは焦る気持ちから、ついつい速度が速くなったが、同行者に「それでは、上まで持たない」と注意され、その後は、いつものペースで登る。
これまで秋の武奈ヶ岳に登ったことはなかったが、風のない谷筋の紅葉は今が盛りで、とても綺麗だった。
尾根の紅葉は、もう盛りをすぎて、強い風にあおられ、時々、桜吹雪のように、枯れ葉が舞った。
 
御殿山を過ぎると、武奈ヶ岳の山頂にちらほらと人が見える。
 

 
午前11時55分、山頂に到着。
山頂には、100名を超える登山者が、今か、今かと陽希さんを待っていた。
スマホで陽希さんの現在地を確認している人もいた。
 

 
まだ少し時間があると思い、風を避けて頂上から少し離れた所で、昼食用の焼きそばを作って急いで食べる。
 
そして、ついに「来た!」「来た!」の声。
陽希さんが登山道をゆっくり歩いてくる。
撮影カメラを持つスタッフも1名並んで歩いてくる。
 
頂上に近づくにつれ、たくさんの人の握手攻めにあい、なかなか頂上の標まで到達しない。
私も、ちゃっかり握手してもらった。

 
ついに、登頂!82座目である。
 

 
その後、休むことなく、登山者からの質問の受け答えや撮影が続けられた。
スタッフは、ドローンも持参していたが、風が強かったためか、使用されなかった。
そのうち下山する人もおり、徐々に取り巻いていた人は減っていき、「生ヨーキ」を近くで見ていることができた。
 
陽希さんは、最後は、今日がハロウィンということで、登山者が持ってきた、かぼちゃの指輪をもらって指にはめて自撮りしていた。
 
陽希さんは、山頂に1時間以上いただろうか。
山頂付近に落ちていた小さなゴミをさっと拾い、下山していった。
いい人や・・・
 
グレートトラバースは、第4集(9月上旬~10月上旬)が11月14日(土)午後9時からNHKBSプレミアムで放映される。
武奈ヶ岳は、第5集だね。
楽しみ!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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