1. 2015年12月

2015年12月アーカイブ

今年も1年、有り難うございました。

 
事務所は、昨日で終了し、今日は、比較的のんびりと過ごしています。
やっと、冬らしい寒さとなりました。
 
朝は、久しぶりにクラシック音楽を聴きながら、残っている年賀状書きをしました。
それから、錦市場にでかけました。午前中でも、すごくたくさんの人でした。なかなか前に進みません。午後はもっと混むとか・・・・
昼食は、友だちからお餅をいただいたので、雑煮を作りました。
私は岐阜出身なので、餅は焼かず、すまし汁です。
新年は、白味噌の雑煮も作ろうと思い、昨日、白味噌も買って来ました。
 
この1年は、親しくしていた人を何人か亡くし、淋しい思いをしています。
また、年を重ねるにつれ、人恋しくなるのでしょうか、依頼を受けていた事件が終わっても、気にかかる元依頼者の方が何人かおり、時々、メールや手紙で近況を交換し合っています。
 
絶対に平和は守らなければいけないと強く感じた1年でもありました。それは、来年以降も続くでしょう。
 
人の命、人との絆を大切にする社会をめざし、自分にできることをやっていきたいと思っています。
 
今年1年、有り難うございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。
 
 
 
 

科学者は社会活動して一人前~益川敏英さん~

 
2008年にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さん(現在は京都産業大学教授)。
その益川さんが、2015年12月8日と9日の2回に分けて、京都新聞の「戦後70年 わたしの軌跡」というシリーズに「科学者は社会活動して一人前」(8日)と「まず人間として人類を愛すべき」(9日)というタイトルで登場された。
 
益川さんが学者の道を歩み始めた時から変わらない信念。
「科学技術の成果は人類に役立つこともあれば、害悪もある。だから科学者は研究だけに没頭せず、専門的な知識を持った者として社会に説明する責任がある」
 
そして学生の頃から「二足のわらじをはけないでようでは、一人前じゃねえ」として学級研究と社会活動とを両立させた。
1973年の京都大学助手時代、後のノーベル賞受賞につながる論文を発表した頃も、京大理学部職員組合の書記長として学内を飛び回った。
 
また、2008年12月、ストックホルムでのノーベル賞受賞記念講演では、自らの戦争体験を語った。
ダイナマイトを発明したアルフレド・ノーベルは、正に、科学が戦争の技術として利用されることもあると、そのパラドックスに苦しんだ科学者であり、ノーベル賞の講演こそ、戦争の話をするのにふさわしいと考えたからだ。
 
そして、現在は、「9条科学者の会」でも活動を展開。
恩師坂田昌一さんから贈られた「科学者は科学者として学問を愛するより以前に、まず人間として人類を愛さなければならない」という書に時折目を向け、自らの原点を見つめなおしている。
 
折しも、米軍が2000年以降、少なくとも日本国内の26の大学や機関の研究者に2億円を超える研究資金を提供していたことがわかった。
在日米軍司令部は、「提供は、主に陸軍や空軍など米軍の各組織の科学的な優先順位に基づいている」とコメントしている(2015年12月7日付け東京新聞)。
 
日本の科学者の叡智が軍事技術に利用されているのでは?
益川さんの信念の重みを感じている。
 

12月の飾り付け~スワッグ~

 
毎年12月になると、事務所の廊下の飾り棚に、クリスマスアレンジメントを飾ります。
 
今年は、滋賀県に住む友達に、スワッグを作ってもらいました。
私が作った切り絵「天使」と物々交換で、プレゼントしました。
 

とても立派で素敵なスワッグです。
事務所もすっかりクリスマスの雰囲気になりました。
 

 
 
 
 

 
12月に入り、大掃除が気になる時期である。
 
そして年末近くになると、「掃除サービス」のチラシがポスティングされるようになる。
自宅内には、全く掃除をしていない場所もあるので(!!)、掃除サービスを頼んで、1度リセットしてみたいなあと思ったりする。
でも、自分ですればタダなのに、掃除サービスを使うと結構な値段なので、今まで頼んだことはない。
 
国民生活センターに寄せられる掃除サービスの相談は、近年、増加傾向にあるようで、2014年度は919件と、1000件近くにものぼったとのこと。
相談内容としては、「見積時よりも作業時間が短く、掃除が雑」といったサービスの品質や変色・破損に関する相談に加え、安い料金を提案したあと、高額なサービスを勧誘する事業者も見られるという。
こうしたトラブルは、掃除サービスを行う事業者が、認可や資格なしに営業できることが背景にある。
 
ところで、最近、ミニマリストたちのブログに刺激されて、私の掃除の仕方が少し変わった。
ミニマリストたちの部屋は、モノが最小限しかないので、掃除も簡単で、毎日チョコチョコと掃除をすれば、それで綺麗になるようだ。
我が家には、まだモノがあふれているが、それでも掃除の仕方を「毎日チョコチョコ」掃除に変えようと努力している。
 
例えば、
寝る前には、台所のシンクや排水溝も洗う。
入浴前にトイレ掃除。
入浴中に、浴室を洗う。
などなど。
毎日「チョコチョコ」掃除すれば、水垢もホコリもたまらない。
 
これで、「掃除サービス」には頼む必要はない・・・かな?
 
 
 
 
 
 
 
 

「マイナンバーは違憲」、5地裁で一斉提訴

 
(女性弁護士の法律コラム NO.215)
 
2016年1月から本格的に運用が始まるマイナンバー制度。
個人情報が漏洩される危険性が高く、憲法が保障するプライバシー権を侵害するとして、2015年12月1日、弁護士や住民ら計156人が、国を相手にマイナンバーの利用停止や削除を求める「マイナンバー違憲訴訟」を一斉に提起しました(2015年12月1日付け京都新聞朝刊)。
 
提訴したのは、仙台、新潟、東京、金沢、大阪の5地裁です。
今後、横浜や名古屋、福岡でも提訴が予定されているようです。
 
訴状では、マイナンバー制度は、個人情報を本人の同意なく集めており、自分の情報がどう使われるかをコントロールする権利を侵害していると主張。
さらに、セキュリティ対策が不十分で、民間から個人情報が漏れ、成りすましの被害に遭う恐れもあるとしています。
 
先日もこのブログで書きましたとおり、私もマイナンバーについては、大きな不安や危険性を感じていますので、まだ通知カードを受け取りに行っていませんし、個人カードを申請しようとも思っていません。
でも、もう私に番号はつけられてしまっていますし、行政側からどこかへ番号が漏れてしまうことは当然あり得ることです。
 
訴訟の推移に注目していきたいと思っています。
 
 
 
 
 
 
 

月別アーカイブ

弁護士紹介TOP