1. 2015年6月

2015年6月アーカイブ

台湾の友人と中華ちまき

 
先週 台湾の友人Kさんと、久しぶりに会った。
 
Kさんは、10年以上前に私の依頼者だった女性だが、年齢も割と近く、気が合い、事件終了後も、時々食事をしたりしてきた。
台湾にも1度連れて行ってもらったこともあった。
私が中国語を勉強しようと思ったきっかけも、Kさんが日本語はもとより北京語も流ちょうに話せることを知ったからだ。
現在、Kさんは、京都と台湾を行ったり来たりする日々で、忙しそうで、会う機会もなかなか持てない。
 
そんなKさんから連絡をもらい、久々にランチを共にした。
1時間程会えただけで、「これから大阪に行く」と言うKさんと別れた。
あいかわらず忙しそう。
 
今回、Kさんから、中華ちまきを土産としてもらった。
台湾に行った時、Kさんのmamaが作ってくれた中華ちまきが美味しくて、私が中華ちまきが好きなことを覚えてくれていたのだ。
残念ながら、今回の中華ちまきはmamaの手作りではなかったが・・・
 

 

 
とても、美味しかった!
 
 
 
 

若者ら2200人、京都でデモ!

 
昨日のブログに書いたように、歯茎の痛みのため、今週の日曜午後、洗口液を買いに河原町三条まででかけた。
河原町通りでは、「戦争反対」のデモにぶつかった。
 
そっか、今日は、若者たちによる戦争反対の集会とデモがあったんだっけ。
 
関西の大学生でつくる「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)KANSAI」の主催した初めてのデモが行われていた。
翌22日の新聞報道によると、参加者は飛び入りも含め2200人。
すごい!
 
若者たちのデモは、実に楽しい。
太鼓や鳴り物つきで、ラップのコールに合わせて、「戦争立法絶対反対」「戦争したがる総理はいらないねえ」などと声を響かせ、いかにも若者らしい。
私も思わず飛び入りで踊ってしまいそう・・・
 
でも、この日は、歯茎の痛みのため、しばし、沿道で楽しいデモの様子に見入っていた。
 
戦場に行かされるのは、若者。
18歳選挙権も始まる。
しっかりと意見を表明していくことが大切。
 
 
 
 
 
 
 

歯茎の痛みと腫れ

 
先週の初め頃から、物を食べた時、なんとなく左側の歯に違和感があった。
それが徐々に進み、週の中頃には、左側の上部が痛み出し、左側の歯では物がかめなくなっていった。
最初は「虫歯かな?」と思ったが、歯に水がしみるわけでもなく、どうやら上の歯茎が痛い。
週末になると、歯茎の痛みは一層増し、腫れも大きくなり、右側の歯だけでは十分噛むことももできなくなり、食欲もなくなっていった。
なにより、好きな物が思い切り食べられないのがつらい。
 
ネットで調べると、歯周病? 体力の低下?
歯医者には10年以上行っていないが、結構真面目に歯磨きはしているつもりなんだけど・・・・
夜寝る前には、必ずフロスもしているのに・・・
 
日曜の午後、洗口液を買って来て、口の中をグチュグチュとすすいでみた。
そして昼寝も少し。
夜になって、徐々に痛みが和らいできた。ホッ!
 
久しぶりに歯医者に行ってみようと思う。
 
 
 

山岳遭難 最多2293件

 
昨年1年間に全国で発生した山岳遭難事故は2293件(前年比121件増)、遭難者は2794人(81人増)だったことが、6月18日、警察庁のまとめでわかった(2015年6月18日付け京都新聞夕刊)。
 
遭難者の77%に当たる2151人が登山目的で、40歳以上が76.4%の2136人。
死者・行方不明者のうち60歳以上が214人で、68.8%を占めた。
都道府県別では、北アルプスのある長野(272件)や富山(133件)が最も多く、次いで、北海道(120件)。
でも滋賀県では66件、京都府では21件あった。
 
他人事ではない。
 
山では、疲労が増すと、通常であれば、たいしたことない場所でも、転倒や滑落などの事故が起こってしまう。
道迷いも怖い。
今回のまとめでも、道迷いが41.6%と最も多い。
更に、単独行だと、そもそも、どこの場所で滑落したかさえわからないし、突然の心疾患や脳疾患にも対応できない。
 
毎年、必ず登る山もあるので、その往復に要する歩行時間によって、年齢とともに、自分の体力が低下していることは実感している。
 
安全登山をこころがけたい。
 
 
 
 

 
(女性弁護士の法律コラム NO205)
 
日本航空の女性客室乗務員の神野知子さんが、妊娠中に地上勤務での就労希望を却下されて無給休職を命令されたのは、男女雇用機会均等法や労働基準法に違反するマタニティハラスメントだとして、2015年6月16日、東京地裁に休職命令の無効と未払い賃金などを求めて提訴しました(テレビ・新聞報道)。
 
日航には、妊娠中、休職するか、地上勤務に転換するかを選択できる「産前地上勤務制度」があります。
しかし、2008年、会社は「生産性の向上」を口実に、地上勤務は「会社が認める場合に限る」と規定を改悪しました。
 
妊娠した神野さんは、昨年8月25日、産前地上勤務を会社に申し出ましたが、会社は「空いているポストがない」として9月から休職を命じました。
休職中は、無給となり、勤続年数にも反映されません。
 
日航は、2008年6月、厚生労働省から、子育てサポート企業「くるみん認定」を受けています。
また、経済産業省からは、今年3月、女性活躍推進に優れた上場企業「なでしこ銘柄」に認定されています。
ところが、実は、「くるみん認定」を受けた2ヶ月前の2008年4月に、前記したとおり、産前地上勤務制度を改悪していたのです。
 
労働基準法65条3項では、妊娠中の女性労働者から請求があれば、軽易な業務に転換させなければならないとされています。
また、男女雇用機会均等法9条3項では、妊娠、出産等を理由とした不利益取扱いを禁止しています。
 
日航には、妊娠した客室乗務員に与えるべき「軽易な業務」がないのでしょうか。
 
マタハラを許さないこの裁判は、日航だけでなく、すべての女性労働者につながる重要な闘いだと思います。
 

 
6月13日土曜日、梅雨の晴れ間、朝からカンカン照り。
「日焼けするなあ・・・」と思いつつ、午後1時半から、円山公園野外音楽堂で開かれた、戦争法案反対の集会に参加しました。
(日焼け対策は、完全防備で!)
 
国会での戦争法案の審議に腹が立っていたのはもちろんですが、今日の集会には京都弁護士会の白浜会長が挨拶されることを知ったこともあり、是非とも、参加しなければと思って行きました。
 
奥野恒久龍谷大学教授の基調報告があった後、各界からのリレートークの中で、白浜会長が登壇されました。
白浜会長は、今日は一弁護士として参加したと言われましたが、昨年に引き続き今年5月1日に京都弁護士会の会長声明を発表し戦争法案に反対していること、そしてトークの締めでは「日弁連は全力をあげて、この法案に反対します」と結ばれました。
 
午後2時半には集会が終わり、円山公園から京都市役所前まで参加者によるパレードが行われました。
少し雲も出てきて、歩きやすい天候に変わっていました。
そしてパレードで歩いた時、今日は、ちょっと感動しました。
道行く人や観光客らが、立ち止まって、手を振ってくれたり、携帯で写真を撮ったりするのが、すごく目に付きました。
中にはピースサインをしてくれる外国人もいたり・・・
やはり関心が高いことを感じました。
 
わたしたちは、主権者の一人として、日本を戦争する国にしないよう、はっきり自分の意見を表明していかなければと、思いました。
 
 
 
 
 
 

 
昨年4月1日から10月26日までの約7ヶ月間で、、屋久島の宮之浦岳から北海道の利尻岳まで、自分の足だけで日本百名山を踏破した、アドベンチャーレーサー田中陽希さん。
 
今度は、今年5月末、北海道の山から始め、日本二百名山を踏破する新たな挑戦を始めている。
(最初の放映は、6月27日21時から。NHKBSプレミアム。)
 
日本二百名山というのは、百名山の生みの親である深田久弥のファンクラブが選定した山だ。
私もまだ全部は登っていないが、近県で言うと、滋賀県の武奈ヶ岳、三重県の御在所岳など比較的身近な山が二百名山とされている。
でも、北アルプスや南アルプスなどには、2000Mを超える二百名山もある。
 
本当に人間ワザとは思えないことを、昨年に引き続き、今年もやろうというのだから、すごい。
百名山踏破においても、風邪や足の痛み、そしてかなりの疲労にみまわれていたのに・・・
 
百名山の時は、日が合わなくて、「追っかけ」が出来なかったが、今度こそ、どこかの山で、田中さんを直接応援したいと思っている。
 
頑張れ、田中さん!
 
 

安保法案参考人質疑、全員が「違憲」

 
6月4日、衆議院憲法審査会で、3人の参考人(憲法学者)全員が、集団的自衛権行使を可能とする安全保障関連法案を憲法違反と断じました。
 
しかも、そのうち、自民党が推薦した参考人である長谷部恭男早稲田大学教授までもが「集団的自衛権の行使が許されるとした点は憲法違反だ」とはっきり述べました。
 
しかし、菅官房長官は、「全く違憲でないと言う憲法学者もたくさんいる」と居直り発言。
 
これに対し、「明日の自由を考える若手弁護士の会」(略称 あすわか)がホームページで、早速、「たくさんいる、って?」「たくさんいるなら出てこ~い」などと反論してくれました。
それによると、合憲としている学者は3人、それに対し、違憲を表明している学者は189人でした。
 
昨日の国会での、辻本民主党議員の「たくさんいるなら、名前をあげて」という質問に対しても、菅官房長官は、3人の名前しかあげられませんでした。
その上で、今度は「数じゃない」と。
 
いかにこの法案が憲法違反のものか、ますます明らかになっています。
 
 
 
 
 
 

 
なんということだろう。
マレーシアは、旅客機が行方不明になったり、墜落したりして、大変だと思っていたら、今度は大地震。
6月5日、マレーシアのボルネオ島サバ州で、マグニチュード6の地震が発生し、キナバル山(4095M)に登っていた150名を超える登山者らが被害に遭ったと報道されている。
 
キナバル山は、東南アジアの最高峰の山で、実は、私は、2001年5月に登った。
私がこれまでに、唯一、海外登山をした山だ。
2000年に世界遺産にも登録されている。
 
キナバル山は、「海外登山初心者向き」と言われる山で、日本からもたくさんの登山者が訪れている。
1850Mまで車で上がることが出来、そこにゲートがあって、1日の入山者数を制限していると聞いた。
熱帯のため、気候は良い。雪などもちろんない。
登山道は、ひたすら「登り」だが、とても整備されており、途中何カ所も休憩所とトイレがあった。
3200M辺りに山小屋(ベッドやシャワーもある)があり、そこで宿泊し、翌日午前2時頃出発し、4095Mの山頂で日の出を待った。
火山活動でできたキナバル山は、かつて氷河が流れ、独立峰だが、山頂付近はまるでスキー場のゲレンデのように広がる花崗岩の中に、氷河で削られてできた奇怪な岩峰群が林立し、とても幻想的な光景だった。
 
あの素晴らしい山が、落石や地滑りで、どうなってしまっただろう。
御嶽山に続く、山の災害で、心が痛む。
登山者の無事を祈るばかり・・・
 
 

 
(女性弁護士の法律コラム NO.204)
 
昨夜、フジテレビ系列の番組「ホンマでっか!?TV」を初めて観た。
新聞のテレビ欄に「弁護士の意外な使い方」という小見出しがついていたので、どんな内容かと思い観てみた。
 
男女問題に詳しいという女性弁護士が「幸せな結婚生活を送るための弁護士の意外な使い方」というテーマで解説していた。その主な内容は・・・
 
第3位
結婚後に金銭感覚のズレが問題になることが多いので、結婚前、弁護士に「結婚契約書」を作ってもらう。それに署名しない相手とは結婚しないこともある。
 
第2位
夫婦関係がこじれ修復したい時には、弁護士に頼んで、夫婦それぞれにカウンセリングしてもらう。
夫から依頼を受けたその女性弁護士は、妻と何回か食事をしたりして親しくなり、話ができる間柄になって夫婦関係修復に貢献したと解説していた。
 
第1位
結婚後浮気した場合、モメずに解決するためには、浮気相手にはっきり「嫌い」と言って、弁護士に愛人と別れる練習をしてもらったり、別れる場面に立ち会ってもらう。
 
う~ん。
どれも現実的じゃないし、このようなことに弁護士が関わっているなんて、あまり聞いたことがないなあ、というのが私の率直な感想。
 
以下、私の感想的コメント。
 
「第3位」の結婚契約書。
これは、結婚する前に、結婚後のことを色々取り決めしておくもので、このような契約書を実際に作成すれば、それは法的には有効である。
弁護士が関われる可能性はある。
でも、外国では、このような書類を作るカップルも少なくないらしいが、日本では、ほとんど例がないんじゃないかな。
 
「第2位」の夫婦関係修復のためのカウンセリング。
そもそも弁護士にカウンセリングの能力があるのか疑問。
仮に、能力があったとしても、夫婦双方に関わってしまうと、その後、結局、夫婦関係がこじれて離婚に発展した場合には、どちらの代理人にも付けないことになってしまう。
夫婦でカウンセリングを受けるなら、専門のカウンセラーの所に行った方が良いんじゃないかな。
 
「第1位」の愛人と別れるための練習や立ち会い。
愛人とトラブルになった時には、もちろん弁護士が代理人として交渉などすることはある。
でも「別れ方の練習」なんかしないよ~
 
 

切り絵に初挑戦~佐川綾野さんの切り絵教室~

 
とうとう切り絵に初挑戦!
 
2015年3月10日のブログでは、「切り絵には、まだ手を出していない(今のところ)」と書いたが、とうとう切り絵に手を出してしまった。
 
同日のブログで紹介した、切り絵作家の佐川綾野さんが京都に住んでおられること、そして京都で切り絵教室を開かれることを知り、思い切って参加してみた。
 
時間を間違えて、少し早めに着いてしまったので、佐川さんと少しおしゃべり。
佐川さんは、とても可愛らしい作家さん。
 
(佐川さん)「切り絵したことありますか?」
(私)「いえ、初めてなんです」
(私)「時間の中で完成するでしょうか?」
(佐川さん)「前のクラスでは、時間内に終わらなかった人もいましたよ・・・」
(私)「・・・」
 
その日のクラスは、女性ばかり6人。
2度目の参加の方もおられた。
 
佐川さんの切り絵は、カッターのような刃で紙を切るやり方。
切り方のポイントを簡単に説明受けた後、いざ開始。
作品は、「白雪姫」か「不思議の国のアリス」で、私はアリスを選んだ。
まず、ボードの上に黒い紙を置き、その上に型紙を載せて、テープで固定する。
 

 
切りすぎてしまわないよう、おそるおそる、慎重に切っていく。
皆、質問以外には、誰もしゃべらず、黙々と作業に集中する。
切り終えるのに、どのくらい時間がかかっただろうか。
 
切り終えると、次は色。
佐川さんの切り絵には色があり、その色には、ぼかしのある和紙が使われている。
色及びぼかしを作品のどこに配置するかは、各自の個性にかかっている。
 
フラワーアレンジでも同じだが、色を自分で選んで配置していくのは大変。
一山超えたら、また一山。
予定時間を少し超えて、どうにか全員完成。
 
アリスより白雪姫の方が細かい所が多く難しそうだった。
以下は、全員の作品。
 

 
 
そして、これが私の作品。
 

 
身体を動かすことも好きだが、集中して何かに打ち込む時間も結構好きだ。
楽しかった!
 
 
 
 

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