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2021年4月アーカイブ

昨夜(4月27日)は満月ピンクムーン

昨夜テレビの報道番組を観ていたら、アナウンサーが、今夜は満月が綺麗、ピンクムーンと呼ぶと言っていた。

東京は見えても、京都はどうか・・・?
すぐに外に出て夜空を見上げると、28日は雨予報なのに、明るい綺麗な満月が・・・

ほんのひととき、幸せな気分につつまれた・・・

なお、ネット情報によると、ピンクムーンというのは、月がピンク色なわけではなく、アメリカで4月の花の色から命名されたとのこと。

次の満月は、5月26日。スーパームーン。晴れるといいな。


静岡・中東遠総合医療センター院長、宮地正彦医師

「病院長会議」でコロナから命を救う

AERA21年4月26日号の「現代の肖像」に6頁にもわたって取り上げられた宮地正彦医師。
岐阜高校時代の同級生である。

早速、AERAを購入して読んだ。

宮地医師は、2017年から静岡県の中東遠総合医療センターの院長。

今回、宮地医師がAERAに取り上げられたのは、新型コロナウイルスが蔓延し医療体制が逼迫する中、静岡県は死亡者数を相当に抑えているからだ。
静岡県は、人口100万人当たりのコロナによる死亡者数が32.7人と全国の半分以下で、一番多い北海道の約5分の1。
病院の受け入れ体制と無関係ではない。
病院の受け入れ体制を、「病院長会議」によって整えた陰の立て役者が宮地医師という。

昨年11月下旬、宮地医師は、静岡県内のコロナを診る15の医療機関のトップに「病院長会議」を提案。
どの病院に何人の患者が入院しているかの情報を共有して、カバーし合わなくては救える命が救えなくなる、という思いからだ。
そして、第3波の到来の中でも、それまでコロナを診ていなかった大病院が門戸を開き、圏域を超えた長距離搬送はほとんどなくなったという。


私たち岐阜高校の同級生は、メーリングリストを作っているので、宮地さんのコロナ禍での医療従事者として苦労や取り組みなどは、宮地さん自身のメールを読んで、ある程度知っていた。
でも、今回のAERAを読み、あらためて、その行動力には脱帽する思いである。

このような、コロナ禍で支えてくれる人達の存在を是非知ってほしいと思う。






















大山崎山荘美術館開館25年周年記念「夢をめぐる」

京都府乙訓郡大山崎町の天王山中腹にある「アサヒビール大山崎山荘美術館」が、1996年4月の開館から25周年を迎えた。

美術館は、JR京都駅からJR京都線で約15分のJR山崎駅から徒歩10分くらいで行かれる便利な場所にある。

この美術館は、別荘「大山崎山荘」がマンション開発で取り壊される危機を経て修復整備されたもの。

長年京都に住んでいても1度も訪れたことがなかった。
7月4日まで25周年記念展「夢をめぐる」が開かれているということで、初めて行ってみた。

確かにJR山崎駅から徒歩で行かれる場所に位置しているが、天王山の麓だけあって、かなりの急坂(無料送迎バスあり)。

やっと門に到着。

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門から更に庭園内の急坂が続くが、新緑が生い茂り、それは素晴らしい庭園である。

急坂を登り切った所に美術館がある。
通常の美術館の建物とは異なり、山荘だから洋館風。


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今回の記念展では、約70点が展示されている。

中でも圧巻なのは、モネの絵画。
8点所蔵するうち7点が、「地中館」に展示されている。
モネのこれらの作品がこの庭園の雰囲気にも、とてもマッチしていた。




マスクと「季語」

この1年のコロナ禍の下、マスク姿が世相を表す象徴となっている。

私は、遠方に住む友人の誕生日には毎年バースデーカードを送っているが、今年は猫がマスクをしている絵が描かれているカードを見つけたので選んだ。マスク姿は今年だけになるようにと願って・・・・

南八ヶ岳の赤岳鉱泉・行者小屋では、「カモシー」が描かれているTシャツが販売されているが、昨年のTシャツは、その「カモシー」はマスクを着けていた。ちなみに、そのTシャツはすぐに完売となったとのこと。

ところで、2021年4月18日付け京都新聞朝刊の「天眼」の欄で、歌人でJT生命誌研究館館長の永田和宏さんが「季語」について書かれていた。

それによると、俳句の世界では、マスクは冬の季語。

 眼はうごき眉はしづかにマスクの上      山口誓子

この1句では、当然、オーバーを着たり、マフラーをした相手を思い浮かべる。

永田さんは、「いまマスクはいかにも宙ぶらりんの存在として、俳人はなんとなくマスクを詠むことをためらっているようにも映る」と書かれていた。

それにたいし、「季語」がない短歌は、「マスク」は、ウイルスという目に見えない感染をもっとも端的に見せてくれるものとして、投稿欄に溢れていたという。

 疑えばすべて罹患者バスの中 マスクがマスクを監視している
                          牛島政行

 街中で会う人会う人みなマスク どこの店でも売ってないのに  
                       伊藤次郎

そうか、短歌には「季語」がないのか・・・・子どもの頃に習ったはずだったのに、すっかり忘れていた。
確かに、「季語」を考えなくてよいなら、その分、自由だよね。

永田さんも「俳句でリアルな時代状況が詠えない理由の1つは、案外、このあたりにあるかもしれない」と結んでおられた。

納得

いずれにしても、マスクという時代状況が今年で終わることを願う。





福井県は恐竜だけじゃない~年縞博物館~

今日(4月17日)は、「恐竜の日」だそうである。

1923年4月17日に、ロイ・チャップマン・アンドリュースという米探検家がゴビ砂漠へ旅立った日という。アンドリュースは、化石ハンターの先駆者で、映画「インディー・ジョーンズ」の主人公のモデルの一人とのこと(4月17日付け朝日新聞朝刊「天声人語」より)。

「恐竜」と言うと、「福井県」を思い出す。
恐竜博物館のある勝山市にはスキーをしに何度も訪れたが、恐竜博物館は通り道ではあるものの、残念ながら今まで1度も立ち寄ったことがない。

ところで、福井県には、「恐竜」以外にも、興味深い博物館があることを、先月初めて知った。

「年縞(ねんこう)博物館」

2018年9月15日に出来た、この、まだ新しい博物館に、今年3月、福井に住む友人に連れて行ってもらった。

年縞とは、長い年月の間に湖沼に堆積した沈殿物のこと。
春から秋にかけてと、晩秋から冬にかけてとが、堆積物が異なることから、それが湖底で層になって沈殿する。

この博物館には、三方五湖の中の水月湖の年縞が7万年にわたり連続して残り、それが綺麗に採取され、陳列されている。
驚きとしか言いようがない。
これほどまでに長い間の年縞が残っているのは、世界でも水月湖しかないという。

その訳は・・・・? 是非、実際に博物館を訪れてみてください。

私には、恐竜以上に、興味深いものだった。












「いちごバター」を作ってみました

成城石井の「いちごバター」は即日完売される、数量限定のネット予約でしか買えない、などというネット記事を読み、「いちごバター」というものに興味を持っていた。

そんな折り、テレビ番組の「相葉マナブ」で、いちご特集が放映され、その中で「いちごバター」のレシピも紹介されていたので、そのレシピで作ってみることにした。

今、いちごは旬だし、生で食べるわけではないので、一番安いいちごを購入。

作り方は、いたって簡単。

  いちご    100グラム
  バター(加塩) 80グラム
  練乳       50グラム
いちごとバターを適当な大きさに切り、それを一緒に容器に入れて、電子レンジ(500W)で3分チンするだけ。
その後、練乳を加え、4時間ほど冷蔵庫で冷やすと出来上がり。


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パンに塗ると、こんな感じ。
練乳が入るので、ピンク色になる。

味は、スイーツのようになって、美味しい。
いちごはもう少し大きく切った方が、ゴロゴロ感があっていいかも。

簡単だし、自家製の方が添加物が入っていなくていいよね。

京都新聞「裁判の七不思議」補足説明

2021年4月10日付け京都新聞夕刊1面に、「裁判所は非日常的な場」で、法廷で取材をしていても「あれ?」「何で?」と疑問が残ることもしばしば。そんな「裁判の七不思議」をひもといてみた、として記事が掲載されていた。

私たち弁護士には、裁判所は日常生活の一部であり、法曹関係者以外の人が何を「不思議」と感じるか興味津々。
少しだけ補足してみました。

(不思議1) 録音が認められない

写真撮影や録音、放送は裁判長の許可が必要という規則がある。「法廷の秩序を維持するため」とされている。
録音がなぜそれに反するかは回答がなかったそう。
前は、傍聴者がメモを取るのも禁止されていたが、米国人弁護士が訴訟を起こし、解禁された。

※ 録音がなぜ禁止されているのかは、私にもわかりません。改ざんされやすいからでしょうか。

(不思議2) 裁判官は無人の法廷でも判決を読み上げている

「判決は言い渡しによってその効力を生ずる」(民事訴訟法250条)から、たとえ、法廷に誰もいなくても、判決を読み上げる。

※ 但し、判決全文を読むわけではなく、判決主文のみ。民事事件の場合、5分間位、5~6件の事件の判決を無人の法廷で淡々と読み上げることは珍しいことではありません。

(不思議3) 多くの検察官は風呂敷を手にしている

※ 風呂敷の中は裁判記録です。以前は、弁護士も皆、記録の量が多くなると、風呂敷で法廷まで運んでいました。最近の弁護士は、ほとんとがキャリーバッグですね。

(不思議4) 裁判官の法服が黒色の理由

※ これは、先週から始まったテレビドラマ「イチケイのカラス」の中でも説明されていました。

「他の色に染まることがなく、公正さを象徴する色として最適と考えられたため」

(不思議5) 裁判官が入廷すると、傍聴人も含め全員が立ち上がり一礼する

特に規則はない。

※ 私たちも習慣的に起立して礼をしますが、もししなくても、とやかく言われないのではないかと想像します。

(不思議6) 木槌は使わない

過去も含め使用されたという歴史はない。

(不思議7) 裁判官の法壇は高い位置にある

最高裁によると「具体的な定め」はない。

※ 「お上(おかみ)」時代の名残でしょうか。裁判官も弁護士も検察官も、皆、対等なのですから、同じ高さにすべきだと思います。
ちなみにラウンド法廷は、1つのテーブルを囲むので、もちろん同じ高さです。

梅小路公園「手作り市」へ

今年2月、十数年ぶりに亀岡市在住の知人Nさんから電話があった。

手先が器用な彼女は、梅小路公園の「手作り市」に出店していたそうで、しかしコロナのため、しばらく手作り市が開かれていないと語った。

「手作り市が再開されたら、連絡してね」と言ったところ、先日再び電話があり、4月3日(土)に手作り市が開かれて、彼女も出店すると連絡をくれた。

京都では、あちこちで「手作り市」が開催されており、私もそのいくつかに行ったことがあるが、梅小路公園には行ったことがなかった。

土曜日の他の予定が長引き、約束の時間まであまり時間がなかったので、「今日はもう行けない」と電話すると、「天気もいいし、来るまで待ってる」と言ってくれたので、急いで出掛けた。

JR京都駅から嵯峨野線に乗って、次の駅「梅小路京都西駅」で下車すると、目の前が梅小路公園。

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Nさんの店舗は、入り口近くにあった。

久々の再会。

Nさんは、着物を洋服にリメイクして販売しているとのこと。
私も、普段用の帽子を購入。
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Nさんとその友達

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最後は、手作り市をグルッと回る。
愛飲している甘酒「京淡雪」の店舗も出店されていたので購入。


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また、行くからね~。


2021年4月から、「同一労働同一賃金」の原則が中小企業にも適用になりました。

派遣労働者及び大企業におけるパートタイマーや有期雇用労働者には、既に2020年4月から適用になっています。

同一労働同一賃金とは、「正社員」や「アルバイト」「パート」「契約社員」などの雇用形態を問わず、同じ職務内容であれば、賃金など労働条件において不合理な待遇差を禁止するというものです。

また、事業主は、労働者に対し、待遇について説明する義務もあります。

コロナ禍にあって、厳しい経営を迫られる中小企業ではありますが、不合理な待遇差は許されません。




大河ドラマ「天を衝け」の山頂シーンは、この山

渋沢栄一を主人公とした、NHK大河ドラマ「天を衝け」。

3月28日に放映された第7回「青天の栄一」は、藍を売りに行く栄一が詩を詠みながら険しい山を登り、頂きで自分の思いに気づくという感動的なシーン。

抜群の展望の素晴らしい景色であった。

登山を趣味としているので、山を登るこのような場面を観ると、まず、着物であの崖を登るのは大変だっただろうなあと思った。

次に、この山はどこだろう・・・
合成ではなく、実際に登ってるよね。
実際の栄一は、妙義山を越えて江戸に行ったようだが、妙義山はかなり険しい山なので、妙義山ではないと思った。
同じ山仲間から「どこの山かわかった?」と聞かれ、「わからなかった」と答えると、あのシーンは「谷川岳」だと教えてもらった。

私は、谷川岳には、2007年と2017年の2回、登りは、いずれも西黒尾根から登った。
西黒尾根は、かなり厳しい登山道で、特に2017年は途中で雷雨に遭遇し、30分程停滞を余儀なくされた思い出の山。

別の登山ルートしては、天神平ロープウエイを利用する方法があり、そのロープウエイを利用すると、比較的楽に登ることができる。

撮影は、おそらく天神平ロープウエイ降り場から山頂までの登山道のどこかで行われたのだろう。

ドラマタイトル「天を衝け」とつながるシーンで、面白かった。

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