2026年2月24日付の最高裁の決定が、翌25日弁護団(の窓口になっている弁護人)に届きました。
主文「本件抗告を棄却する」
これにより、2018年7月11日大津地裁で「再審開始決定」が出された日野町事件で、7年7ヶ月を経てようやく再審開始が確定しました。ご支援いただいた方に感謝をしたいと思います。
とはいえ、再審開始が確定しただけで、これから「再審公判」が開かれることになります(スケジュールはまだ未定)。そこでは、検察はまたもや有罪の主張を繰り返してくる可能性もあります。公益の代表として、証拠をきちんと見直し、検察自ら無罪主張をすべきであるしそれが望ましいと思いますが、公益を履き違えたままであれば、他の事件同様、これまでの主張を繰り返してくることが予想されます。
そのため、今度こそ「無罪」を獲得するため、全力で弁護活動を行うことが求められています。再審が認められた事件では、無罪となる可能性が高いとは言え、油断は出来ません。引き続きご支援をよろしくお願いします。
日野町事件については、これまでもいろいろ書いてきましたが、新たな展開を迎え、今後も報告させていただきたいと思います。
一言だけ言わせてください。この決定により、再審開始に対する検察の異議申立がいかに不要であり、冤罪被害の救済を遠ざけるものであることが鮮明になったと思います。法制審の再審法改正案は、この検察異議を残したままです。ですので、この法律が通ってしまえば、将来に亘り大きな禍根を残します。検察の異議申立を禁止する議連案でなければ、冤罪被害者は救われません。国会議員がんばれ、の声を国会に届けましょう。