1. 2015年7月

2015年7月アーカイブ

ん? 「憲法9条2項は違憲」???

ネット見ていたら、今問題となっている安保法制(戦争法制)について、『違憲、違憲』と叫んでいる人は「勉強不足です。もっと勉強してください。」と題したブログ記事が目にとまった。

違憲だという人は、「報道ステーションだけちょっと見て」内容もわからずいっているだけでしょ。

 みたいなことが書かれていた。
 その根拠がなんと、憲法「9条の2項が違憲(国連憲章違反)」だというものです。 長谷川ナンタラとかいう人ですが、自分では、とてもよく勉強している、らしいのです。 
 目が点になります。 安倍首相もこのレベルなのでしょうか。 もっと下かもしれませんが。
 憲法の成立過程にしても、本当にもう少し「勉強してください」。
 要するに、戦争法制を違憲だ、という多くの市民を批判をするには、このレベルでなければできないようです。まともに、勉強すれば、自分の書いている内容がいかにまともな議論になっていないことが理解できるというものです。 憲法と国連憲章との関係もご理解なさっていないようですので、このような批判をされても、理解ができないのでしょう。
 こんなでたらめな憲法論に立たないと合憲にならない今の戦争法制はなんとしても廃案にしないといけません。
 

「嫁・主人」は男女差別か?

タイトルのような話題が、ネット上で議論されていた。

言葉のもともとの意味からすると、男尊女卑社会の名残なので、気になる人には気になる。 気にならない人からは「拘りすぎ」「どのように呼んでもいい」という意見が聞かれるところ。 
いつも思うが、気にならない人が気にならないのはわざわざ取り上げる必要は無いが、自分が気にならないからといって、意識をする人に「気にしすぎだ」とか「拘りすぎ」とかいえる感覚には、違和感を覚える。
 個人的には、できるだけ使わないようにしている。 また、「妻」という言葉もできるだけ使わないようにしている。 書類に記載するときには、邪魔くさいが「配偶者」と記載する。 喋っているときには、できるだけそういう人称?は使わないようにするが、やむを得ないときなどは「相方」などを使うことが多いかもしれない。「神様」よりもエライということで「おかみ(神)さん」というようなこともあるが、語源からすると引っかかりも感じる。
呼ばれて嫌な言い方として、女性側は「ハニー・ダーリン」(なぜここにダーリンが連記されているのかは不明)「おかあさん」「ワイフ」「嫁」「家内」などが上がっていた。
 男性側の方は載ってなかったが、「おとうさん」とか「パパ」は嫌な気がする。 
 子ども(けっして「子供」とは書かないようにしましょう)が出来ると、子ども関係の付き合いでそういう言い方になるのかもしれないが、その人を正面から見てないような気がする。それでいい付き合いもあるので、頑なになるものではないものの、場面によっては考えた方が良いかもしれない。
 家庭の中で、親も子も含めて、名前で呼び合う家族に会ったことがある。 いいな、と思ったけど、どうも慣れてないので、自分が言われたらこそばゆいような感じになるんだろうな。

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