1. 2011年4月

2011年4月アーカイブ

派遣要請 続き

GW期間中の宮城県での法律相談の派遣要請について、募集案内が回ってきたのが昨日だったのに、結構多数の人から応募があったようです。

何か力になりたいと思っている人が結構いるだろうなとは思っているにはいましたが、残念ながら、選に漏れてしまったようです(内々に聞きました)。
この前、PTA関係の役員には、見事当選してしまったのですが、当てに行くときは外れるものです。
5月中旬には、岩手への派遣の要請もあるようですが、こっちは、いっぱい予定の入ってしまっている日にちみたいなので、このままの日程なら、無理そうです。

仙台への派遣要請

東北地方をおそった大震災、震災直後は法律家なんて何の役にも立たない、と思っていましたが、少し時が経つと、事情が変わってくるようです。東北の弁護士会では、連日の法律相談に終われているようです。自らも被災されている方もおられると思うと、ほんと頭が下がります。

京都弁護士会でも、電話での法律相談の体勢を組んでいます。ところが、ぼーっとしていたら、相談担当の申込みをし忘れていました。
そうしたところ、今度は宮城県内の避難所等での相談に数名派遣要請があり、担当者募集の案内が回ってきました。日弁連としては、毎日数名派遣をしているところですが、地元の方の奮闘はそれでは追いつかないようなので、地元の弁護士にせめてGWには休んでもらおうという趣旨(のように思います)で、京都からも数名派遣することになった(派遣要請が来た)ようです。
相談担当日の前後1日ずつ、移動日として確保して欲しいという案内になっています。宮城での1日の相談をするとすると、3日間を確保することが必要だとあります。
ただ、新幹線や飛行機も少しずつ回復してきているようで、さすがに日帰りは無理で、1日ずつ確保するにしても、京都を夕方に出発すれば、その日のうちに仙台までは行けそうです。裁判とかの時間によれば、前日の法廷などはこなしてからでも駆けつけられそうな感じです。
また、帰りは、相談が夕方に終われば、午後7時前ころ仙台を出発すれば、京都には午後11時過ぎには着けそうです。そうすると、「後」1日は確保しなくてもいいかもしれません。ただ、東北新幹線が徐行などしてしまうと、東京泊まりということになってしまいそうですが・・・
とりあえず、額面どおり受け取って、1日分だけ応募しましたが、帰りに当てていた日は相談をしてから帰ってくることも可能なような気になってきました。
応募が多いと蹴られるかもしれませんが、少しは何かしたいので、「あたれば」行ってきます。

初もの

さくらが雪のように舞っている。近所の桜はだいぶ葉っぱが出てきた。

わんこの散歩で、小山にいったら、わんこに蚊がたかっている。今年始めてみる蚊。この時期、まだ刺されることはないものの目の周りをまいまいされるとうっとうしい。こいつが出てくるのは、あんまりうれしくない。
昨日、家裁での裁判が終わって、帰りに鴨川沿いを歩いていたら、三角形のイメージのある黒い鳥がスイスイ飛んでいる。もう渡ってきたんだ。今年はじめてみるツバメだ。よく見ると、1羽ではなく、4~5羽、急旋回などをしながら鴨川の周辺を飛んでいた。何となく、ほっとする。
薄暗くなってきているとき、雀くらいの大きさの「鳥」らしきものが複雑な軌道を描いて飛んでいる。
こっちは、種類はわからないけど、コウモリだ。こっちは、何となく、年中見ている気がする。これを昔は雀だと思っていたなぁ。

すぎとひのき

朝の天気用法での花粉情報、ネットでの花粉情報等 いろいろ見ても、京都は「非常に多い」状態がまだしばらく続く。今年は、長期戦になるだろうとの予報。とほほ・・・

が、マスクはしているが、目のかゆみが一時に比べるとましになってきた(鼻の方はそんなに差が感じられないけど・・・)。ちょっとの差なので、その日の体調などにもよるのかもしれない。
ただ、「情報」をよく見てみると、杉花粉はピークを越えて少しずつ少なくなってきているとのこと。それに変わって、檜の花粉が多く飛散している、トータルすると「非常に多い」ということになっているようだ。
人によって、花粉の種類により全く異なる反応を示すことがある。 以前調べたときは、杉の方が反応が大きかった。檜の花粉にも反応はしていたが、赤くなる範囲が狭かったような記憶がある。
目のかゆみが少なくなってきたのは、ひょっとしたら、杉花粉が少なくなってきているからなのかもしれない。早くマスクが取れるくらいまでに収まって欲しい。

ずっとウソだったんだぜ

インターネット上で、もてはやされています。

これに対して、「批判するだけなら、お気楽だ」「今必要なのは最前線で対処している東電社員を励ます事ではないのか」「日本に対する批判にどうこたえるのかではないのか」 なんていうコメントが目に止まりました。

お気楽なのは、こんな批判している人ではないのかなぁ、というのが正直な感想です。

 

現場の最前線で働いている人が、本当に東電の社員だと思っているところがまずもって間違い。

確かに、数人は東電の社員でしょう。(この方達も、本当に現場に行く事を望んでいたとは思えないんですけど。)

とにかく、実際に現場にいる作業をしている人の大半は、東電の社員なんかじゃない。下請けだったり、原発ジプシー(鎌田さとしのかなり古い本にもでています)といわれている人たちです。命と引き替えに日当8万円とかで、現場に戻されているんですよね。 そんな人たちに、「事前(6日前)に情報を知らせておけば汚染は防げたかも知れない」なんていう事態が、「万全を期しています」といっていたはずの東電で起きています。

下請けの労働者について、東電はきちんと情報を把握しているんでしょうか。誰が働いているかさえ、実は分かってないというのが現状なんではないのかなと言う疑問も払拭できません。

福島の原発がまき散らしている放射能は、既に世界に広まっていると言われています。 「日本に対する批判にどう答えるか」という話ではない。安全神話に騙され続けていた被害者は、何も20キロ圏内の人だけではない。日本という国境線を越えて連帯すべき人たちが全世界に広がってしまっているんではないんでしょうか。 もちろん、現場で働かざるをえない労働者の方を含めて。

 

続・初めての試み

1週間前に手をつけたベーコンづくり、塩こしょうの後、1週間寝かせるのか、2週間寝かせるのか、いろいろ書いてあるものによって違う。やってしまおう!ということで、燻製グッズを求めて、アウトドア関係のお店に。初めてなので、手作りグッズでやるのも危険かな、ということで、手頃なものを買ってきた。

塩抜きのため、水にさらして3時間、数回水を替える間の待ってる間に、調べてみると、燻製にもいろいろな方法があるらしいことが判明。例えば、熱燻、温燻、冷燻とあって、買ってきたスモークチップは、熱燻用とあった。
直接チップを燃やしていぶすのかと思っていたが、そういう方法だけではないようだ(熱燻は熱源を用いるよう)。
カセットコンロを持ち出し、チップ用の皿にチップをのっけて、それをしたから炙る。しばらくすると、チップから香ばしい煙が立つ。フックに豚肉の塊を引っかけ、箱の中に。温度計がないので、箱の中が何度くらいなのかはわからない。したから火で炙ってもいるので(ちょっと風が吹くだけで消えてしまいそうなほど小さな火力だけど)、結構な温度になっているんだろう。
何度がチップを補充し、2~3時間、何となくおいしい香りがする。
どこら辺でできあがったことになるのか、よくわからない。見た目、何となくベーコンらしい色合いになっているし、そろそろ夕食の時間なのでできたことにする。
うまい!   なんかはまってしまいそうかも。

東北の酒を飲もう!

いよいよ桜が咲きほこってきました。

とある知事の発言もあり「花見」の自粛ムードが広がっているようですが、東北の方からは、こんな声も聞こえてきます(ネット情報)。
岩手県二戸市「南部美人」五代目蔵元の久慈浩介さんは「私たちは酒を飲んでいる場合じゃないけれど、このままでは経済的な二次被害を招いてしまう。自粛していただくよりも、お花見をしていただくことで、東北を応援してほしい」
岩手県盛岡市「あさ開」杜氏の藤尾正彦さんは「明日の日本を復興させるために、東北の日本酒を楽しんでほしい」
必要以上にはしゃぐ必要はないけれど、被災をしていない私たちが、必要以上に、例年やっていることを自粛する必要もない。
最近日本酒を購入することが減ってきていますが、今度は、東北の酒を探してみようかな。田酒や東北泉はわりと好きな銘柄だったりします。

刑事裁判は変わらない・・・

裁判員裁判で、無罪の判決が出ていた事件で、3月30日東京高裁は逆転有罪として、懲役10年罰金600万円を言い渡した。

1審で、3名の裁判官と6名の裁判員が、証拠不十分「無罪」としていた事件を、たった3人の職業裁判官がひっくり返した。新たな証拠や明白な事実誤認もないのに、職業裁判官の目だけで、裁判員のかかわった判決は「証拠評価を誤った」と判断してしまった。
こんなことが許されるなら、刑事裁判に市民の感覚をとして導入された裁判員制度の意味が全く否定される。
しかも、この判決をした裁判官(裁判長だと思う)は、なんと、日野町事件の控訴審で主任を務めた裁判官である。明らかな誤認、誤審、誤判をした裁判官だ。客観的な事実と異なっている自白でも「根幹部分(殺したという点)は信用できる」と言い切った裁判官だ。こんな裁判官の「証拠評価を誤った」との評価を信用できるはずがない。
事実は私にはわからないが、こんな裁判官は信用するに値しないことだけは確信できる。

久々?

国選シンポ(昨年11月)も終わったので、東京(日弁)に行く機会が減った。先日、久々の東京。

日弁の会館、入り口の自動ドアが、節電のため1カ所閉鎖されている。 それはさて置き、原発問題は、極めて深刻になってきている。
ところで、東京へは、大体新幹線(のぞみ)を使う。たいがい寝ているが、北側の席になると、車窓から見える物として、静岡駅を通過してすぐに実物大「ガンダム」がある。車内から写真を撮るのはかなり困難。時速200キロを超えるスピードを実感?する。
新富士駅の近辺では、山頂に雪をいただく富士山の雄大な姿が見える。かつては、2月にここのてっぺんに行ったのか、と感慨に浸る。
南側の席になると、静岡駅の手前あたりだと思うが、南側の窓から富士山が見えるところがちょっとだけある。「逆富士」と言われているらしい。天気がよくないと見えないし、あんまり意識もしていないので、見える時間はほんのちょっとだけということもあって、これまで1回しか見たことがない。
今回A席だった(南側の席)が、今回も見落とした。 鉄道オタクにはなれそうもない。

初めての試み

とある事で、肉の塊をゲットした。 1頭の牛から2キロしか取れないという稀少部位らしい。 「とうがらし」と言う。調べてみると、前足の付け根辺りで、片足1キロくらいしかなく、その形が唐辛子に似ているから「とうがらし」と言うようだ。

赤身で少しサシが入っている。この部位は、基本「生」で食べるようで、ユッケ等も上げられているが、たたきが良いとの事。で、一部を「たたき」にしてみました。 生肉が好き、という人でないと、ちょっと抵抗があるかも知れません。 焼き肉でもいいという事だったので、一部は焼きました。脂身の苦手なうちの子もこれは、「美味しい」といって食べました。 私としては、たたきの方を「美味しい」といって欲しかったんですが・・・

タタキだけでは、食べきれません。そこで、更に、「とうがらし」の食指方を調べると、ローストビーフが上げられていました。

そういうことなら、作ってしまおう!  今日は日曜日、お休みなので、ローストビーフにチャレンジ。

ネットで調べると、「これぞ男の料理」と紹介されていた。要するに、繊細さは一切不要、全て大雑把でも出来てしまう、という事らしい。なんかちょっと引っかかるが、とにかく、初物である。とりあえず作る事にする。

塩胡椒、香辛料を振りかけ、表面をフライパンで焼く。 ここは、最初オーブンで250℃15分とあったのだが、肉汁を閉じ込めるのであれば、フライパンで焼いた方がいいか、という事で、フライパンを選択。 その後、オーブンで、160℃にして、45分。いまいち、焦げ目が出来なかったのですが、フライパンの油やうまみと、焼いた後の肉汁を赤ワインと一緒に煮詰めて砂糖、塩、胡椒で味を調え、ソースにする。勿論赤ワインは、お手頃価格(720ミリリットル460円)の安物。

焼き上がった後、ホイルに包んで、1時間ばかり寝かす。

切ってみると、結構いい色合い。 味の方も、なかなかいける。 昨日のタタキに続いて、いっぱい食べました。が、まだ、塊が2つ残っているんですけど・・・

それと同時に、ベーコンづくりにもチャレンジ。これは、結構日数がかかる。塩胡椒、香辛料をまぶして1~2週間寝かす必要がある。来週かその次の週を念頭に、フォークを使っての穴開けと、塩胡椒等をなすりつける作業をして、冷蔵庫に保管しました。

後は、燻製グッズを入手して、来週(もしくはその次の週)に仕上げをとっておこう。

最近、台所に立つ機会が減ってきましたが、たまにやると、結構楽しめます。

失念

思い込みとは怖いものだ。

昨日、予定が入っていない、と思い込み、お昼休みの会議をついさっきまで忘れていた。要するに、欠席をしたという自覚さえ、昨日の段階ではなかった。困ったものだ。
で、今日。 4月1日には、年度初めと言うことで、弁護士会で最初の委員会が開かれる。一斉にすべての委員会が20分おきくらいに開かれていく。今年は、すべて午後からだ、とこれまた思い込んでいた。
で、さっき日程表を確認したら、1つは午前中にあった。もう既に終わっている時間。
健忘症か。 思い返すと、たしか数日前には、午前に1つあるよな、と思った記憶がある。それから、どうしたわけか、全部午後だという意識になってしまっていた。 こういう思い込みは、やっかいだ。
2日も続けてやってしまうとは・・・・・ 関係したみな様すみません。こっそり謝っておきます。

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