1. 刑事裁判は変わらない・・・
岡根弁護士のぼやき論壇

刑事裁判は変わらない・・・

裁判員裁判で、無罪の判決が出ていた事件で、3月30日東京高裁は逆転有罪として、懲役10年罰金600万円を言い渡した。

1審で、3名の裁判官と6名の裁判員が、証拠不十分「無罪」としていた事件を、たった3人の職業裁判官がひっくり返した。新たな証拠や明白な事実誤認もないのに、職業裁判官の目だけで、裁判員のかかわった判決は「証拠評価を誤った」と判断してしまった。
こんなことが許されるなら、刑事裁判に市民の感覚をとして導入された裁判員制度の意味が全く否定される。
しかも、この判決をした裁判官(裁判長だと思う)は、なんと、日野町事件の控訴審で主任を務めた裁判官である。明らかな誤認、誤審、誤判をした裁判官だ。客観的な事実と異なっている自白でも「根幹部分(殺したという点)は信用できる」と言い切った裁判官だ。こんな裁判官の「証拠評価を誤った」との評価を信用できるはずがない。
事実は私にはわからないが、こんな裁判官は信用するに値しないことだけは確信できる。

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