1. 遭難
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遭難

毎朝わんこの散歩に行った帰りに目の前にそびえる?愛宕山(標高924メートル)。ここのところ、雪景色が続いていた。

たかが924メートルだが、侮ってはいけない。 特に、雪が積もったりすると、夏道が見にくくなる。 いろんなコースからいろんな人が登っており、作業道も混じっているため、高い山よりかえって道迷いを起こしやすい。残雪期の道迷いは、むしろ当たり前。雪の量にもよるが、道などないと思っていた方がいいことも多い(積雪期に道はない)。
作業道や行き止まりになっているような道に入り込んだら、基本は判るところまで戻ることだが、この判断には結構勇気がいる。 最近では、山登りをする際、ナビを持参している人も多くなって、そういう武器を持っていれば現在位置が判るから、非常に助かる。 でも、私のようにそんな高価な物を手にすることができない者にすれば、地形と地図・コンパスなどから判断するほかない。 
昨日、愛宕山で行方が判らなくなっている人がいるという報道があったらしい。今日の夕刊で、まだ暖かみのある状態で、遺体で発見されたことが報じられていた。 寒かっただろうな。心細かっただろうな。
たかが924メートル、されど924メートルである。 

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