1. ホープレス社会・・・なるほど
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ホープレス社会・・・なるほど

ホームレス という言葉は、悲しいかな定着してしまった感がある。

とある本を読んでいたら「ホープレス社会」という言葉が目にとまった。ホープレスは、「希望なし、夢なし」、要するに夢も希望もない、夢も希望も持てない、そんな社会になってしまっている、ということだ。
2009年、少しでも暮らしよい社会をという願いから、政権交代が起こったはずだった。 しかし、鳩山が腰砕けになり、菅が転けて、野田になったら、なんと、2009年の前に自公政権が目指していたそのまんまの政策、それどころか、TPPなんかさらに輪をかけてというか最悪の事態になるほど、国民にとってはひどい政策が飛び交う。
例えば、アメリカでさえ、米軍基地の「辺野古移転」は非現実的、といっているのに、野田は沖縄県民の意思を無視して県内移転を強行をしようとする。震災の復興財源など最たるもの。庶民からは絞るだけ搾り取る消費税を倍にして、なんと、その額より多くの法人税を減税しようとする。空前の内部留保金を確保している財界にさらに利益を生み出し、国家財政は減少する、民主党の頭の中はどないなっているのだろうか。
小学生だって、復興のためには今より金がいるはずなのに今より財源を少なくしたらあかんでしょ、ということくらいわかりそうなモンだ。 浮いたお金どうするんですか、という問いに「内部留保に回す」という答えの返ってくるところに何で今以上に負担をなくすのか、これが我が国の国家政策だと思うと情けなくなる。
ホープレス。  たしかに、これでは、富を共有し得ない私たち99%の庶民は、夢も希望も持てないはずだ。

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