1. 炭火
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炭火

年に1回くらい、自宅の駐車スペースを使って、バーベキューをする。 頻繁にするわけではないから大概炭が余る(足りなくなるのがいやなので少し多めに準備するから当然のように余る)。 その炭は、雨にはかからないようにはしているけど、外に置いてあるので、いざ使おうという時には、湿気を帯びている。 夏の間に、天日で干しておけば、結構回復するけど、4月5月だと、1日くらい干しておいても、なかなか戻らない。 なので、炭をおこすのにすごく苦労する。 このGW、妙な宣言もでて、外出するな、要請にかこつけて、自宅にこもっていたので、自宅でできるBBQは気分転換にもなる。 でもって、1時間以上かけて、ようやく炭火が起こった。

 BBQは、屋外で行う焼き肉、と思っている人が結構要ると思うけど、本当は、炭火などの弱火(遠赤外線等)を使ってじっくりと火を通す調理方法のことをいう(結構最近知ったこと)。
 なので、炭が燃えている(炎が上がっている)間に、その炎の上で焼き始めるのはBBQとはいえないし、すぐ焦げてしまうので、おいしくは焼けない。 炎から距離を置けるような大きなセットも持ってないので、本当は炎が消え炭の表面に灰が見られるような(まさに炭火)状態になってから始めるのがベスト。
 で、みんな食べ終わると、去って行く。 しかし、炭の火はそう簡単には燃え尽きない。 水をかけて消してしまうのも方法としてはあるが、なんか美しくない。 
 暗闇に、ほのかな残り火とランタンの火を眺めながら、ぼーっと1人で過ごすのもなかなか乙なもの。 この前は、この残り火を利用して、庭でできたゆずを使って作ったゆず酒をちびちびしながら、マシュマロを焼いて(暖かくなると半液体状になる)食べる。 炭火などを見ていると、なんとなく落ち着く。 炎ではないので、ゆらぎ効果というわけではないのかも知れないが、気分転換にはなる。 本当に消えるまで付き合おうと思えば、たぶん2~3時間(若しくはそれ以上)はかかるので、最後は、安全だけは確保して、テーブルや椅子を片付け、翌朝、灰の処理をすることになる。

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