1. 京都ルール
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京都ルール

「京都ルール」と題する書籍が本屋に平積みしてあった。 いつもなら、またか、と無視するところだが、なんか気になって読んでみた。 結構なるほど、とか、行ったことあるわそこ、とかいうところが盛りだくさんで、かなり取材・情報収集をした跡が見うけられる。

なるほど、と思ったのは、例えば、「天一」。 普段は、食べに行こうとも思わないが、みんなで飲んだ後など、なぜか急に食べに行きたくなる。 注文するのは、書いて有るとおり、「こってり」(のラーメン)。なんか薬でも入っているんじゃないか、と笑い話をするくらい、たまに、中毒のように食べたくなる(酔っ払っているだけかもしれないが・・・)。
お好み焼きの「ジャンボ」は、今でも時々行く。
「ぶぶづけでも」なんて、勧められたこともなければ、勧めたこともない。でも、言わんとすることはわかる気がする。
その本では指摘されていなかったが、観光できている修学旅行の学生などで気になる地名の読み方に「烏丸」がある。
「とりまる」と読む人は、最近はであったことがないが、「からすまる」は毎年のように遭遇する。
きっとだれもが「それいうなら”からすま“でしょ」って突っ込みたいんだろうな、と思ってしまう。
まぁ、もともと京都人ではないので、京都弁とかはよくわからない。が、すくなくとも京都の人が「〇〇どすえ」を使わないのはそのとおり。 また、関西を十把一絡げにされることにはすごく心理的抵抗を感じるのもそのとおりだろう。 関西のみならず、「東京」なんて、「東(関東)」の「京都」というのを、強引に「都」を都道府県の一つにしただけでしょ、と思っているのもそのとおり(この本には書いてなかったけど)。 
札幌に住んでいた修習生の頃、タクシーの運ちゃんに、「そこ曲がって、南に下がって」と言って、きょとんとされたこと度々。 そもそも、京都(市)は、南側だけ山がなくて、南に向かって川も流れているけど、札幌は、日本海側だから、北に向かって川が流れている。物理的に南には「下がれ」ないのだ。

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