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2012年3月アーカイブ

再審申立(えん罪日野町事件)

昨日(2012年3月30日)、大津地裁に再審申立をした。 今度こそ、正しい判決を、という願いを込めて、申立書を提出してきた。 

この事件は、ちょうどこのホームページを立ち上げた最初に取り上げた大津地裁「決定」に対するいわゆる異議を申し立てていた事件(即時抗告審)と同じ事件で、昨年(3月18日)阪原さんが亡くなり、それを理由に大阪高裁が事件を終了させてしまったことから、今回再度の申立となった。 今回は、遺族による申立ではあるが、実質的には継続していると考えている。※


ところで、再審請求をするには、「無罪(中略)を言い渡」すべき「明らかな証拠」を「新たに発見した」ことが必要とされる(刑訴法435条6号)。
しかし、今回の申立は、前回の申立について、裁判所は何の判断もしないまま終了させてしまっているので、これまで「新証拠」として提出してきていた証拠は、全て「新証拠」になる。この意味でも、前回の請求が実質的に継続していることとなろう。(大津地裁のあまりにお粗末な決定は確定していない)。

改めて、申立書を読み返すと、随分と弁護団の到達点が進化してきたことを実感する。それは、布川事件や足利事件等の成果が盛り込まれていることもある。いろんな研究者の方の英知も取り入れられている。これまでは何となく曖昧にしたままにしてきていた論点についても、克服できていると思う。しかし、そうは言っても、客観的な証拠とことごとく食い違っていても「自白の根幹部分は信用できる」となんらの根拠もなく決めつけられてきたこれまでの流れも無視できない。

それでも、犯罪者の汚名を着せられたまま、無念の内に亡くなった阪原さんに、1日も早い無罪の報告ができるよう、今度こそ裁判所に正しい判断をさせなければならない。

引き続き、ご支援をお願い致します。

※ この事件は、滋賀県日野町で起こった、1984年12月28日夜8時頃を最後に消息が分からなくなってしまった酒屋の店主が殺害された強盗殺人事件。事件発生から3年後に阪原さんが犯人に間違われ、誤った裁判の結果無期懲役が確定してしまっていた。 阪原さんは、昨年、病気のため亡くなった。

桜開花

桜開花の一番、という宣言が出された。
高知県だそうで、去年は静岡県だったようだ。

我が家の近くの桜の木は、結構早くから咲く。毎年、川下から川上にかけて川を遡上するように開花が進んでいく。 
高知での開花宣言がなされるより前の先週末、桜の木をよく見てみると、咲きかけているつぼみに紛れて2輪既に咲いているのを発見した。

今年は、少し遅いような気がする。 
とはいえ、2輪開花しているのを発見する前日は、薄氷がはっていたので、温かい日や寒い日がコロコロ入れ替わる。
そんなこともあり?、冬物から春物に衣替えする前に初夏が来てしまいそうだ。衣替えができないのは、毎年のことだけど。

ねつ造

飲酒運転は、厳しく取り締まられている。 飲酒がらみの交通死亡事故が後を絶たないことからどんどん厳しくなってきた。厳しくした効果か、事故が減少傾向にあることは喜ばしいことだ。

そんな中、警察官が、飲酒をねつ造して、酒気帯びにもならない呼気しか認められないのに、500ミリリットルのビールを飲んだことにして、0.15以上として、酒気帯び運転としてしまったケースが発覚した。(前日晩の酒が残っていて酒気帯びになることもあるので注意しましょう。)

罰金前科がつくこと(罰金も結構な金額になる)や免許停止処分(6点減点)など、課される不利益は結構大きい。

犯罪を取り締まる側が、犯罪をでっち上げるのは、犯罪でしょう。
報道では、複数回あるようなことだったので、こんなの(権力犯罪)で、泣き寝入りさせられているケースもあるんだろう。困ったことだ。 

京都マラソン 試走?

今週末、3月11日、京都マラソンが開催される。
この前、京都家庭裁判所からの帰り、鴨川沿いを試走 ではなく、歩いてきた。 工事期間3月10日まで、という看板が立てられている。 何の工事だろうと考えたら、鴨川河川敷が京都マラソンのコース(の一部)になっており、そのための主にでこぼこを直す工事のようだ。 名目は、「河川公園改修工事」のようなものだったと思う。

コースとして設定されている時間は、9:30~14:00?だった。 駅伝などと違い、先頭と最終ランナーとの通過予想時間が5時間近くあるため、その間交通規制がなされることになる。今出川や丸太町通りをそんな長い間通行止めにしたら、京都市内の道路は車が動かないだろう。なので、少しでも緩和するべく、河川敷(今出川などは橋の下を通るので通行止めにしなくてすむ)をコースにしたのだろう。
そんなことで、市民マラソンとしては、結構な起伏のあるコースになってしまっている。

ところで、この市民マラソンに向けて、京都市は、マイカー自粛を呼びかけている。自粛を呼びかけるだけならいいが、なんと、アンケートとして署名をして、何台協力するかなどを書かせる、それのみならず、市長選挙前の現職市長の政策を支持しますか、等を答えさせる項目もあった。
大阪の憲法を知らない(理解lできない)市長と比べるとまだしもという気もするけど、やってることは似たり寄ったりだ。 財政危機とかいっていながら、こんなこと(選挙活動)に税金をつぎ込むことはあかんでしょ。

目には見えないけど

今年も、またまたいやーな季節がやってきてしまった。
春に向かっているのはいいんだけども、必ずその前にやってくる。

ちょっと前から、風かな?(気がつきたくなかったので)と思ってた(土日は風邪引いて倒れてたけど)のは、やっぱり"花粉"だった。

鼻の具合がおかしくて、ちょっと微熱気味。 マスクが手放せない季節が来てしまった・・・

この前、ニュースで、ダチョウ?の卵から花粉のアレルギーに効く物質が取り出せたので、この3月から花粉対策に使われるとか言う話が流れていた。

効いてくれるなら何でもいい。 ところで、この花粉も、どこかの市長に言わせれば、憲法9条があるからなんだろうか。 あまりの〇〇さ加減にうんざりする。

略歴

滋賀県甲賀郡
(現甲賀市)出身
水口東高校卒
立命館大学卒

1997年
司法試験合格(52期)
2000年
弁護士登録
京都法律事務所入所

京都弁護士会所属委員会:刑事委員会、交通事故委員会、
死刑制度調査検討プロジェクト、
市民ウォッチャー京都幹事
日弁連 接見交通権確立実行委員会
青法協京都支部事務局

趣味等
登山、野球、サイクリング、愛犬との戯れ、etc
京都弁護士会野球部所属

再審冤罪事件(日野町事件)
不正公金支出返還請求事件(同和奨学金・京都市議会議員海外旅行・同和経営指導員補助金等)
学生無年金事件
消費者被害事件
道路設置管理の瑕疵
接見妨害国賠請求事件等

一般民事事件(借地借家・不動産各種契約・交通事故・債権回収・売買等)
家事事件(離婚・離縁・相続・成年後見・遺言・親子関係・財産管理等)
労働事件(解雇・賃金未払等)
債務整理・破産申立事件等
刑事事件
少年事件
行政事件
その他

弁護士となって15年余が過ぎてしまいました。様々な経験も積ませてもらいましたが、日々新たなことに出くわし、戸惑うことも多くあります。法的にどうすることもできないこともありますが、できる限り誠実に対応できるように心がけようと思っています。
法律問題になるかどうか悩まれているときでも、とりあえず聞いてみてください。気楽に相談ができるようになりたいと思っています。