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2012年10月アーカイブ

こんなとまで・・・

熊本刑務所服役中の受刑者が、愛用のシャツ(特に派手と言うこともない)を着ることを拒否されたとして、損害賠償(慰謝料)の請求をしていたという事件があったようだ。

判決では、慰謝料は認められなかったものの、愛用のシャツを着ても刑務所の規律や運営に支障を生じたことはないとして、その制限は違法とした。

当たり前だ、と思うが、よくよく考えれば、こんなところまで制約するのが今の日本の刑務所の実態である。

何でもかんでも制限したがるんだなぁ。 懐の狭いことで。 

御輿

御輿を担ぐ。 他人をおだて上げる、持ち上げる、の意。 と解説されている。

それは兎も角、近所の祭りで、御輿を担いできた。 この際、何を信心しているか、していないかは無視して、単なる祭りとして、担ぎ役で参加してきた。 子どもが小さい頃は、子ども御輿の世話役にそれこそ「御輿を担いで」ならされてきていたので、親御輿の方は、交差点を封鎖して数十分ほど練りまくるところを見に行く程度だった。 大渋滞の原因になるが、そこは、地元優先。 祭りの夕方には早めに回り道に入って回避しないと、えらい目に遭う。 担いでいる方は、そんなのお構いなしに祭りに填まっている。

数年前から子ども御輿を卒業して自分でも担ぎ手に。 朝8時30分頃、神社を出発、あちこちの鉾宿さんを回って、所々で担ぎ上げる。道道は、台車に乗せて引っ張っていく。 ずっと担いでたらとてもじゃないけど体が持たない。 夕方4時半頃再び神社に戻ってくる。 朝から、あちらこちらで飲み続けているので、結構最後はあぶない状態になっている人もちらほら。

御輿はやっぱり相当重い。 おかげで、未だに肩が痛い。 御輿瘤ができるわけでは無いが、何となく腫れ上がっている。 

成年後見人と横領(最高裁判決)

先日(10月9日)出た最高裁判決。
成年後見人が、被後見人である養子の財産を横領した事件で、親族関係のある場合の特則を適用しないとした。

刑法244条には「配偶者、直系血族又は同居の親族との間で(中略、窃盗罪等)を犯した者は、その刑を免除する」と定められている。 その他の親族との間での一定の財産犯は「親告罪」とされている。

なんだ、これは? と思われる方も多いかもしれませんが、ようは、「法は家庭に入らず」。 家の中でのもめ事はその家の中で解決してね、そこまで国家が入り込みませんよ、ということだ。 家制度の名残なのかもしれない。

横領罪についても244条が準用されているので(刑法255条)、親族間で、横領罪となる行為をしても、「免除」つまり罰を受けなくてもいい、となる。 なので、普通は、起訴もされない。

しかし、後見人は、家庭裁判所により選任されており(任意後見は少し違うが)、その取り扱う事務には「公的性格」があるので、後見人は、被後見人のためにその財産を 「誠実に管理すべき法律上の義務」を負っている。 
つまり、後見人という地位にある以上、単純に「家庭の問題」にはとどまらないですよ、ということである。

そこで、最高裁の判決では、「成年後見人が業務上占有する成年被後見人所有の財物を横領した場合、成年後見人と成年被後見人との間に刑法244条1項所定の親族関係があっても、同条項を準用して刑法上の処罰を免除することができないことはもとより、その量刑に当たりこの関係を汲むべき事情として考慮するのも相当でないというべきである」 と判示した。
養子の後見人となった養親が、その養子の財産を使い込んだ場合、実刑となっても仕方がないとの判断だ。

成年後見人として、他人の財産を誠実に管理すべき立場にあれば、そこは、親族間であっても他人と同じ、ということになる。 

成年後見人の地位を濫用して、財産を自分の物みたいにして使い込むと、処罰されても仕方ない。ただ、財産の使い方によっては「横領」とは当たらない、としないとややこしい事態にもなりかねない。

その当たりは、常識的な判断にまかされると思われるが、いずれにしても、後見人になった場合は、襟を正さないといけない。

運動会

中学、高校の頃は、運動会といえば9月だったが、京都の地域の運動会は10月(場合によっては9月の終わり)として定着しているようだ。
この前の台風で、最初に予定していた日程は「順延」になり、連休に延びた。

うちの所属する町は例年優勝候補筆頭。 玉入れなんかも、事前に4~5回練習が行われたりするほどの力の入れよう。 ただ、若年層がいないことから、これから先は・・・・・という感じ。
 
ところで、京都の「町」は、規模が小さい。同じ小学校区に20近い「町」がある。
このところの人口の偏りにならい、例えば、うちの町に住んでいる小学生は全員合わせて9人しかいなくなった。以前は、20人くらいはいた。 30年くらい前は100人近くいたらしい。
学童リレーも、6人いるが、総動員。 小学6年生に混じって小学3年生が走らないといけない、という状態なので、結果は自ずと明らか。 
一般でも、30代のところに40代の選手を出さざるをえない選手層の薄さ。 なので、ごまかしのきく競技にはかり出される。 
その代わり、監督クラスの人は大勢いる。 まぁ、それでも、近所付き合いで和気藹々とというのはいい機会だ。  

こんなところにも、高齢化社会現象を垣間見たような気がした。  で、今日もまだ筋肉痛が・・・

台風一過

大型で強い勢力の台風が日本列島を縦断していった。
紀伊半島をかすめていったが、京都市内は思ったほどの風雨はなかった。 とはいえ、強風圏に入っていたので、風はあったが、ブロック塀の上に置いた植木鉢も落ちていない。
ありがたいことだ。

と思って、一夜明けた朝、いつものわんこの散歩コースに出てみた。
そうしたところ、松枯れ、楢ガレを起こして、何本も立ち枯れしているところで、真新しい倒木が少なくとも6本見られた。 どれも大体根元から1メートルくらいのところで、へし折れている。
そのうち3本は遊歩道を塞ぐように倒れていた。 とても1人では動かせなかったので、くぐったり跨いだりしたが、木にもたれかかってまだ倒れてない木は、危険だ。

結構風が吹いたんだ、と実感した。

略歴

滋賀県甲賀郡
(現甲賀市)出身
水口東高校卒
立命館大学卒

1997年
司法試験合格(52期)
2000年
弁護士登録
京都法律事務所入所

京都弁護士会所属委員会:刑事委員会、交通事故委員会、
死刑制度調査検討プロジェクト、
市民ウォッチャー京都幹事
日弁連 接見交通権確立実行委員会
青法協京都支部事務局

趣味等
登山、野球、サイクリング、愛犬との戯れ、etc
京都弁護士会野球部所属

再審冤罪事件(日野町事件)
不正公金支出返還請求事件(同和奨学金・京都市議会議員海外旅行・同和経営指導員補助金等)
学生無年金事件
消費者被害事件
道路設置管理の瑕疵
接見妨害国賠請求事件等

一般民事事件(借地借家・不動産各種契約・交通事故・債権回収・売買等)
家事事件(離婚・離縁・相続・成年後見・遺言・親子関係・財産管理等)
労働事件(解雇・賃金未払等)
債務整理・破産申立事件等
刑事事件
少年事件
行政事件
その他

弁護士となって15年余が過ぎてしまいました。様々な経験も積ませてもらいましたが、日々新たなことに出くわし、戸惑うことも多くあります。法的にどうすることもできないこともありますが、できる限り誠実に対応できるように心がけようと思っています。
法律問題になるかどうか悩まれているときでも、とりあえず聞いてみてください。気楽に相談ができるようになりたいと思っています。