1. 離婚-調停の活用
法律アラカルト

離婚-調停の活用

 離婚調停の申し立て費用は、収入印紙代1200円(平成24年3月現在)と切手代です。弁護士に依頼せずに申し立てることも可能です。
 離婚調停は、1回の調停期日で終わるのではなく、2回、3回と期日を重ねて協議を継続することができます。月に1回ぐらいのペースで期日が定められることが多いため、成立するまでに時間がかかります。その分、当事者双方が納得のいくまでじっくり話し合えるともいえます。
 調停が成立した場合は、裁判所が調停調書を作成し、当事者が合意した離婚条件が記載されます。

 養育費の支払いが滞った場合には、調停調書をもとに強制執行を行うことができます。この点は公正証書の効力と同じです。