大文字山は手軽に登ることができるので、時間があればよく登っています。
山頂へのルートはいくつかありますが、今回は蹴上から頂上を目指しました。
蹴上からのルートは山腹からの眺めも良好で、登りごたえもあるので気に入っています。
大文字山の頂上からの景色は、京都市内が一望でき、とても気持ちが良いです。
「裁判所はどのあたりかな?」「私の事務所はあそこらへんやろか」って、みんなでワイワイ言いながら、山頂からの景色を楽しみました。
季節が変わり、秋になればまた登りに行こうと思います。
アフガニスタン元日本政府代表で、現在は東京外国語大学で教授(専門は平和構築学)をされている伊勢崎賢治さんという方がいらっしゃいます。
世界中の紛争地域で武装解除、平和構築をこれまでされてきました。
その伊勢崎さんが数年前にテレビでこんな話しをされていました。
アフガニスタンでは、アメリカはもちろんのこと国連でさえ中立的な存在として見られていない。
そんな中、武装勢力が私を信頼して武装解除に応じてくれたのは、私が日本人だったからだ。
日本は憲法9条で戦争をしないと決めた国であることを彼らはよく知っており、その日本を真に中立な仲介役として信頼してくれた。
だから、武装解除をなしとげることができた。
紛争地で活動する場合、中立的な存在と見られることがとても重要なんです。
私はアフガニスタンで憲法9条の力を実感しました。
先日、安倍内閣は集団的自衛権の行使を認める閣議決定をしました。
政府が集団的自衛権により一定の武力行使を認める理由として、「紛争地域で活動するNGOを武装勢力から守るため」というものがあります。 しかし、伊勢崎さんによれば、集団的自衛権の行使により、紛争地における日本の中立性が大きく損なわれ、NGOとして活動する日本人の安全が脅かされることになるとして、今回の安倍内閣が閣議決定した集団的自衛権の行使に反対しています。
紛争地で日本が国連以上に信頼されているという事実を知った時は非常に驚きました。
憲法9条の力ってすごいですね。
日本は集団的自衛権の行使でではなく、憲法9条の力を生かして国際貢献してほしいです。
ずいぶん前に、近所の空き家(所有者行方不明)に不審者が出没するので注意をうながす張り紙がされた、との記事を載せたことがありますが、今日はその後日談。
空き家のうっそうと繁っていた庭木が伐採されました。
しかも、枝を剪定したというレベルではなく、木の根本近くから!
そして伐採された枝は、そのまま庭の片隅に積み上げられています。
空き家の現状に困った町内会の判断で伐採したようですが、思わず目が点になりました。
確かに、道路にまでせり出ていたし、視界は悪いし、家の様子が見えないし、切りたくなる気持ちもわかるのですが、所有者の許可なく伐採して、後々問題になったら嫌だなぁ~と思うのです。
今年の4月に京都市では「京都市空き家の活用・適正管理等に関する条例」が施行されました。
空き家の発生を予防する一環として、京都市職員と司法書士などの専門家が地域に入ってレクチャーする「おしかけ講座」も開催されるそうです。
この講座の主眼は、相続や所有者の高齢化にともなう空き家問題、町家の継承問題のようです。
うちの町内会で問題になっているケース(所有者行方不明)よりも、やはり相続絡みの空き家問題が市内では多いのでしょうね。
もちろん、当事務所でも空き家についてのご相談をお伺いしておりますので、お気軽にお越しください。