今年3月にあべのハルカスが開業しましたね。実家の私の部屋からも、高くそびえるあべのハルカスを見ることができます。
連日メディアでも取り上げられているためか、週末にもなると辺りは多くの人だかりでごったがえしています。
写真は、4月に知人らと大阪ツアーに行った時に天王寺公園から撮ったものです。
私は、約25年間あべのハルカスのある天王寺・阿倍野周辺で暮らしていました。
子どもの頃、祖父に連れられて天王寺公園や動物園によく行っていました。
公園の周辺では、道行くおっちゃんやおばちゃんが気ままにカラオケに興じる「青空カラオケ」がいつも所々で開かれていて、「じいちゃん?あの人たち何してんの?」と聞いていたのを覚えています。
天王寺・阿倍野は、庶民の息づかいを感じることができる昔ながらの街でした。
数年前、大阪市の美化政策により「青空カラオケ」は禁止になり、おっちゃんやおばちゃんはいなくなってしまいました。
今でこそ再開発が進み、天王寺・阿倍野周辺はタワーマンションやシャレた店が多くありますが、かつてのような庶民の街といった雰囲気が失われてしまったのは残念です。