1. 2014年10月

キンカン行動

キンカン行動.jpg 先週24日(金)、京都駅前の関西電力京都支店前で毎週行われている反原発デモ、通称「キンカン行動」に参加してきました。

  今年3回目の参加です。

 

 この日は同時刻に原発訴訟に関する集会が行われていたためか、参加者は100人ぐらいと普段よりは少なめでした。

 デモには、思い思いのプラカードや横断幕、着ぐるみを持参して参加する人がほとんどで、僕も事務所のみんなと作成した大飯原発再稼働反対のプラカードをたずさえ参加しました。

 「再稼働反対!」「関電さ~ん!原発止めてんか~!」などのシュプレヒコールを参加者たちは、終了の午後7時まで唱和していました。

 

 この京都で行われている「キンカン行動」は、今年の5月23日に100回を迎えました。

 その日のデモでは、参加者500人ぐらいで関電の周りをデモ行進しました。

 ちょうど、福井地裁で大飯原発運転差し止めを認める判決があった直後で、判決文を転載したプラカード等を持った参加者がとても多かったのを覚えています。

 写真はその際に撮影したものです。

 

 先日、安倍首相は国会で鹿児島の川内原発の再稼働について「桜島などが御獄山よりはるかに大規模に噴火した場合でも、安全性は確保されている」と強調しました。

 実に無責任な発言だと思います。

 

 福島原発事故は放射能もれが今も続いており未だ収束したとはとても言えません。

 福島から避難生活を送っている方も多くいます。事故の原因も未解明。

 

 そんな状況の中で原発の海外輸出を含めた原発推進政策をとる政府は一体何を考えているのでしょうか?

 国民の生命や財産より経済界からの要求の方が大事だと言うのでしょうか?

 国民の力で安倍内閣を一刻も早く退陣させなければなりませんね。

 

 ちなみに、ここ京都でも大飯原発差し止めを求める裁判が現在行われており、原告団は福井地裁の判決に続けと、日々奮闘しています。

 当事務所からは、福山和人、津島理恵が弁護団に加わっています。

 原告団では新たに原告となられる方を募集しております。

 興味のある方は当事務所までご連絡ください。
 
 ぜひ、みなさんも原告として運動の輪にご参加ください。

秋の氷ノ山

 先週の週末、知人たちと山登りをしました。

 

 朝6時京都駅に集合して出発!

 目指すは兵庫県の最高峰氷ノ山(ひょうのせん、標高1510m)です。

 

 9時に登山口に到着し登山開始です。氷ノ山①.JPG

 この日は雲一つない濃い青空が広がる絶好の登山日より。

 登山口の周辺は車でいっぱいでした。

 途中、黄色い葉をたくわえたブナ林を何度も通りました。

 濃い青空の下、ブナの黄色い葉、陽光を受けて白樺かと見まがうほど白く輝く幹のコントラストがとてもキレイでした。

 これは後で分かったことなのですが、氷ノ山の紅葉は「黄葉」というぐらい、黄色い葉がメインで紅色はあまりないそうです。

また、氷ノ山周辺は「東中国山地緑の回廊」の一部として、天然のブナや杉が保全されているんだそうです。

 

氷ノ山②.JPG

 深まる秋を感じながら3時間ほど歩いてようやく頂上に到着。

 そこには視界をさえぎるものが何もなく、360度の大パノラマが広がっていました。

 近くの山々の頂上付近は赤く色づいていて、遠くには日本海の海岸線、中国山地の最高峰大山(1729m)が見えます。

 写真は日本海の方向を撮影したものです。

 しばらくの間、最高の景色を鑑賞しました。

 

 仲間のひとりが翌日誕生日を迎えるということで、記念撮影の後、山頂でサプライズ企画をしました。

 「●●さん誕生日おめでとう!!」

 みなで♪ハッピバースデー♪を歌い、携帯用のお菓子をプレゼントし祝福しました。

 祝福された仲間は少し恥ずかしそうでしたが、とても喜んでくれました。

 サプライズが成功して良かったです。

 

 天気にも恵まれこの日は最高の秋山を堪能することができました。

 歩行距離は11.5km、高低差は850mでした。

 僕らの登った道は、数ある登山道の中でも健脚向きコースだったようです。


複雑な気持ち・・・

 阪神タイガースがセリーグのクライマックスシリーズを制覇しましたね。

 しかも、宿敵の巨人相手に東京ドームで4連勝とはできすぎです。

 課題だった得点力不足が嘘みたいです。

 「シーズン中に勝ってほしかったなぁ」

 「●●選手が打撃好調なのはいいけど・・・ちょっと遅すぎちゃうか!?」

 といろいろ思うところはありますが、9年ぶりに日本シリーズに進出できたことについては、一人のファンとして素直に喜びたいと思います。

 しかし、実際、阪神は今年のペナントレースでは2位。

 仮に阪神が日本シリーズを制覇し、29年ぶりの日本一になったとして、

 「僕は心の底から喜べるのだろうか?」

 正直なところ自信がありません。

 テレビでクライマックスシリーズを観戦していて複雑な気持ちになりました。

 

4才のプライド

 先月の休日、京都弁護士会主催の運動会に行ってきました。

 うちの事務所からも弁護士と事務局数人が参加。

 競技には、徒競走や綱引き、借り物競争などがあり、夕方までさまざまな競技に参加してヘトヘトになりました。

 午後の部で、同僚の長男である4才の男の子と玉転がしに参加しました。

 競技は、3~6才までのお子さんと大人のペアで行われます。
 
 3才の部が終わり、4才の部がまわってきました。

 男の子はヤル気満々です。

 いよいよレーススタート!

 僕は本気でやるのも大人気ないだろうと思い、男の子のペースに合わせて玉を転がしました。

 すると、徐々に他の組より遅れてしまい、結果、順位は最下位でした。

 男の子もレースの最後の方は投げやりな感じでした。

 男の子はレースの結果に納得がいかないらしく、「●●が足遅いから負けたんや!」としきりに不満を口にします。

 僕の競技中の態度は、4才の男の子のプライドを傷つけてしまったようです。

 挙げ句の果て、どちらが速く走れるか勝負までさせられました。

 真剣に走りましたが、勝負の結果、残念ながら僕は負けてしまいました(笑)。

 男の子は勝負に勝てて満足したのか、うってかわって機嫌が良くなりました。

 この場を借りて謝罪をしたいと思います。

 4才だって立派な人間やもん、プライドあるわな。

 僕のせいで玉転がし負けてしまってゴメンナサイ。

 来年は真剣にやるので許してください。m(_ _)m

 

金剛・葛城山の夕焼け

夕焼け.JPG 

 

  少し前、金剛山に登ってきました。

 

 大阪側の登山口から山頂をめざし、尾根道を縦走した後、奈良側へと下山しました。

 

 下山した後、最寄り駅に向かうバス停に行きましたが、すでにバスは10分前に出発していました。

 次のバスの時間まで1時間半ほどあります。

 「どうしよう?」

 このままバス停で次のバスを待つか? 最寄り駅(近鉄御所駅)まで歩くか?

 「まあいいや 歩いちゃえ!!」

 迷ったあげく、近鉄御所駅まで約8キロを歩いて行くことにしました。

 最初の頃は、順調に歩いていましたが、なにぶん登山の後。やがてヘトヘトになってきました。

 それでも、現在地を地図で確認しながら、懸命に歩きました。

 

 バス停から1時間半ほど歩いた頃だったでしょうか。

 あたりが暗くなりはじめ、ふと金剛・葛城山系を見上げると、見事な夕焼けが広がっていました。

 「メッチャきれいやん~」

 思わずスマフォで撮影。しばらく徐々に色彩を変化させる夕焼けを楽しみました。

 

 登山の後、駅まで歩きさすがに疲労困憊になりましたが、途中に見ることができた夕焼けは、一時疲れを癒してくれました。

空はなぜ青い?

青い空.JPG 前に自宅近郊の山をトレッキングしました。

 この日は本当に天気が良くて、空を見上げると濃いブルーの青空が広がっていました。

 「気持ちいいな~」 

 思わずつぶやいてしまいました。

 真っ青になった空を見ているとホント気持ちいいですよね。

 ところで、みなさんは空はなぜ青いのか知っていますか?

 これにはちゃんと理由があります。

 太陽の光には、赤外線や紫外線、眼で見える可視光線などが含まれています。

 私たちの眼で見ることができる光(可視光線)は、肉眼では白っぽく見えますが、実は赤から青までいろんな色がまざっています。

 太陽の光が地球の大気圏にやってくると、空気中のチリにぶつかって光の向きが変わります。

 光のうち最も波長の短い青い光は、空気中のチリにぶつかる確率が高く、あちこちに散らばりやすい性質があります。

 空が青く見えるのは、チリとぶつかった青の光が空の中であちこちに散らばるからなんですね。

 この光(可視光線)の性質から、夕焼けがなぜ赤いのか?も説明することができます。

 太陽が沈もうとする頃、光は昼間と比べて長く空気の層を通ってきます。

 つまり、太陽が頭上にある時より横にある時の方が、光が通る空気の層が長いんです。

 それまで大気のチリと衝突せずにすり抜けてきた最も波長の長い赤い光も、とうとうチリにぶつかり散らばっていきます。

 夕刻時、波長が短い青い光は、長い空気の層を通ってくる間に散らばってしまって私たちまでには届かず、チリにぶつかって空に散らばった赤い光だけが目に映るので、空が赤く見えます。

 朝焼けも同じ理屈ですね。

 自然には美しい現象がたくさんあり、人の目を楽しませてくれますが、それにもちゃんとした理由があるんですね。

余計なお世話

 いつからでしょう?
 もうずいぶん前からのことだったように思います。

 インターネットで検索をしていると、予測キーワードが表示されますよね。

 確かに便利な機能だなぁ~と感じたこともありますが、そもそもあの機能は必要なんですかね?
 
 大いに疑問があります。

 今年の5月に欧州司法裁判所が「場合によっては、個人が検索サイトに対して自身に対する検索結果は削除してもらう権利があるべき」と判断しました。

 これによりヨーロッパではグーグルが個人情報や誹謗中傷に対する検索結果を削除するサービスを開始するようです。

 僕も自分の名前を検索したことがありますが、仮に「●●● チャランポラン」なんて結果が表示されたら発狂します!!(笑)

 最近、インターネットを利用していて、もう一つ気になるのがネット広告です。

 ネット利用者の閲覧サイトの履歴情報等から、性別・年齢・職業・年収・趣味嗜好等を類型化し、その人が興味を持っていそうな内容の広告が画面に表示されるようになっているとのことです。

 近頃、ネットで特定の内容の広告が多いな~と感じることがありましたが、その理由はこれだったんですね。

 いずれも重大な個人のプライバシーに関するものですが、日本では特にルール化はされておらず、事実上野放しの状態なようです。

 一刻も早く制度化をするべきではないでしょうか。

 ネットを介して個人が管理されているみたいで不愉快です。

 こんな機能は、余計なお世話だと思います。

 ちなみに、どんな内容の広告が多く表示されるのかは秘密です!!(笑)