少し前に、知人たちと金剛山(標高1125m)に登ってきました。
今回は奈良側の登山口(天ヶ滝新道)からダイヤモンドトレールを通って頂上を目指し、大阪側の登山口(千早本道)に下りてくる、全行程6時間ほどの健脚向きコースを歩きました。
朝6時に京都駅を出発し、8時に奈良県のJR北宇智駅に到着。
まずは、ここから1時間ほど歩いて登山口に向かいます。
遠くにそびえる関西最高峰の八経ヶ岳(標高1915m)などの大峰山系を眺めながら、のどかな田園風景を楽しみました。
この時期、奈良盆地は朝方気温5度くらいの時もあるため、皆に防寒対策を呼びかけていましたが、この日は良く晴れたポカポカ陽気。
登山口に着いた頃には汗だくになっていました。
金剛山では運が良ければキジの仲間であるヤマドリに出会えるため、山中ではあたりをキョロキョロ見回しながら登りました。
遠くからヤマドリと思われる鳴き声は聞こえましたが、残念ながらこの日はその姿をみることはできませんでした。
金剛山・葛城山系の尾根道であるダイヤモンドトレールに到着すると、辺りの木々は黄色や紅色に色づいており、平地と違ってすでに秋の装いになっていました。
一足早く秋の風景を堪能しながら1時間あまり尾根道を歩き、12時前に頂上広場に到着しました。
金剛山愛好家の方はとても多く、頂上広場近くの掲示板には「5000回」「10000回」などの登山回数を達成された方々の名前が掲示されています。
「10000回」には恐れ入りました。
頂上広場で昼食をすませた後は、ひたすら階段が続く「千早本道」を通り下山、途中、楠木正成の居城だった千早城址などを見学しました。
今回は、標準時間より少し早い時間でゴールすることができましたが、下山はひたすら階段を下りていたため、仲間の何人かは2~3日ふくらはぎの筋肉痛がひどかったようです。
季節が変われば、また登ってみたいです。