1. »
  2. »
  3. » 2011年1月

2011年1月アーカイブ

逮捕・勾留-いつ帰宅できるか

刑事事件を起こして逮捕・勾留された場合、いつ帰宅できるのでしょうか。

 

●捜査段階(起訴される前の段階)

逮捕は最大72時間です。その後、勾留されると10日間、さらに勾留が更新されると10日間拘束されることになりますので、勾留は一般事件の場合、最大20日間です。

 捜査が終了した場合や帰宅を認めても捜査上支障が少ない場合など一定の場合には、逮捕・勾留段階で帰宅できることがあります。

 また、勾留中に裁判所に不服申立(準抗告)を行い、これが認められると帰宅できます。

 

●起訴後の段階

勾留されたままの状態で裁判所に起訴されたときは、保釈という手続をとることができます。一般に保釈されるためには、身元引受人になってくれる人と保釈金が必要です。

まず、身元引受人になる人の誓約書などの書類を用意して、裁判所に保釈請求を行います。裁判所は、罪証隠滅のおそれがないか、逃亡のおそれがないかといった観点から審査を行い、帰宅を認めても刑事裁判に支障が生じないと判断すると、保釈を認めるという決定を出します。その後、保釈金を裁判所に納付すると保釈されます。

なお、被告人が刑事裁判の期日に裁判所にきちんと出頭して裁判を受ければ、判決言い渡し後に保釈金が返還されます。

 

弁護士会では、当番弁護士制度を設けており、当番弁護士が逮捕・勾留された人の所へ無料で面会に行きアドバイスを行っています。その後、刑事弁護を依頼するには弁護士費用が必要となりますが、費用負担が困難な方のために弁護士費用を援助する制度があります。詳しくは京都弁護士会のホームページなどをご覧ください。

釈放や保釈については、それぞれの事件の弁護人にご相談ください。

ひとこと

年末に親戚と一緒にお餅つきをしました。つきたての味は格別。新幹線超満員の中、帰省したかいがありました。

略歴

香川県立丸亀高等学校卒業
一橋大学社会学部卒業

香川県職員(4年間)
立命館大学法科大学院卒業

2008年
司法試験合格(新62期)

2009年
弁護士登録
京都法律事務所入所
京都弁護士会委員会所属
両性の平等委員会
憲法委員会
23条照会委員会

離婚・労働・自己破産・民事再生・任意整理
相続・遺言・一般民事・刑事など

関西アスベスト京都訴訟
ジャトコ偽装請負解雇・雇止め事件

 香川県の出身です。 実家の近所には、ため池があり、田畑が広がっています。
大学4年間を東京で過ごし、卒業後に地元の公務員になりました。
その後、法科大学院に入学する際に京都に引っ越してきました。
私は、労働条件や社会保障など生活していく上で必要な法的知識をあまり身に付けることなく社会に出ました。
幸い職場の庶務担当の人や周りの人がいろいろと教えてくださったので、支障はありませんでした。
しかし、生活に必要な法的知識を身に付けてから社会に出なければ困るのではないか、実際に困っている人がたくさんいるのではないか、と思うようになりました。
このことがきっかけで、私は「法教育」に関心を抱き、弁護士になることにしました。
今後、さらに経験を積んだ上で、何らかの形で「法教育」に関わりたいと考えています。
法律相談に来られた方が安心してご相談いただけるよう、分かりやすい言葉で丁寧に応対させていただくことを心がけています。