1. 2015年3月

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署名の重み

 2015年3月12日、関西建設アスベスト京都訴訟

の裁判期日がありました。Tu画像.png

 間もなく提訴から4年、今年6月には結審の予定で、その後いよいよ判決を迎えます。

 この裁判は、アスベスト被害の根絶を願う支援者のみなさまに支えられています。

 期日後の集会では、これまでに集まった署名のうち26万9874筆(第2次分)が会場に積み上げられました。

 全京都建築労働組合によると、これまでに合計50万を越える署名が集まったとのことです。

 この膨大な数は、アスベスト被害が大変な問題でありその解決が本当に望まれているということの表れにほかなりません。

 過去に建材として使用されたアスベストは現在もたくさんの建物に残されたままであり、その改修や解体の際には、作業をする人がアスベストにさらされ、長い潜伏期間の後に肺がんや中皮腫などの深刻な病気を発症する危険があります。

 法廷で証言した原告の方々は、現在も現場で働く人たち、とりわけ若い人たちがアスベストの知識を知らされないまま無防備にアスベストにさらされていることに心を痛めていました。

 
 この問題が一刻も早く抜本的に解決することを願う一筆一筆の署名の重さを感じました。

               弁護士 津島理恵

女性差別撤廃条約

  3・8国際女性デーに行われたミニ学習会で話をさせていただきました。

  今年は日本が女性差別撤廃条約を批准してから30年の節目の年。

  学習会では、この条約をテーマに話をしました。

  男女平等を実現するには平和がとても大切であることなど、条約の崇高な内容に改めて感動しました。

            弁護士 津島 理恵