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時どき小休符

事件報告が新聞で紹介されました。

重度障害のある人も,地域社会で自立して生きていきたい-。

そんな重度障害を持つ方のヘルパーの介護支給時間を確保する仕事をしています。

活動をしているのは,障害者団体と,介護保障問題に取り組む全国の弁護士がタッグを作って設立した介護保障ネット。

昨年の春,京都で障害を持ちながら一人暮らしを始めた方に対して,24時間のヘルパー時間(介護支給量)を保障させる行政交渉に成功しました。

24時間介護支給量を獲得し,へルパーの助けを借りて一人暮らしとしてきた当事者と,24時間の介護支給量獲得のために奮闘してきた事業所,弁護士が1年ぶりに集結し,ミニ報告会を行いました。

その時の記事が京都新聞に載っています。

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20150302000018

 

つい15年くらい前まで,「重度障害をもつ人の自立生活をする権利」は,社会に全く受け入れられていませんでした。障害者は家族か施設に一生お世話になるように,とあたり前のように考えられてきましたし,ヘルパ-の時間数を増やしほしいという裁判は,ことごとく負けてきました。

しかし,2006年に,障害者の移動介護費を削減したことが行政裁量の逸脱濫用であるという判断が地方裁判所で示されたのをきっかけに,障害のある人の自立生活をする権利が少しずつ裁判で認められるようになり,行政交渉の道も開けるようになってきました。全国の弁護士が各行政区と交渉し,24時間に近い介護支給量を勝ち取りはじめています。

障害のある人を投薬で眠らせつつ介護をするという辛い家族介護が障害者の虐待を招いています。また障害をもつ若い人が,親に介護され続けることに負い目を感じている例もあります。

障害を持つ人が自らの意思で自立生活をしていけるように,これからも障害をもつ人に寄り添う弁護士でありたいと思います。

 

略歴

京都市長岡京市出身
京都府立西乙訓高校卒業
北九州市立大学法学部(夜間主)に入学後、昼間は洋菓子店に勤務
2年で北九州市立大学を退学し、神戸大学法学部に編入学、同大学を卒業
同志社大学法科大学院卒業

2012年 
  司法試験合格(66期)
2013年
  弁護士登録 京都法律事務所入所

労働事件(解雇、未払賃金請求等)
離婚、男女の問題
その他家事事件(遺言、相続、後見)
一般民事(賃貸借、交通事故、債務整理等)
刑事事件
少年事件
高齢者、障害者に関する問題

 初志貫徹、中学生のときから卒業アルバムの「将来の夢」は弁護士でした。いつも初心を忘れず、常に新たな目標をもって向上していきたいと思います。

 大学生の時には洋菓子店に加えて様々なアルバイトをしていました。タイムカードは開店5分前と閉店5分以内に切り、営業時間=勤務時間という会社で働いてみたり、職場のパワハラに悩んで12月31日に帰宅し、初夢は上司に怒られる夢だったり...大した苦労ではありませんが、皆様にとって少しでも身近な弁護士だと感じていただけたら幸いです。
 真面目な人ほど仕事の責任を感じ、現状に耐えて無我夢中で働いてしまうことや現状に悩んで将来が見えなくなるとを、身をもって経験しましたが、社会にはこれどころではないもっとたくさんの違法があふれています。
 相談に来られた方と悩みを共有しながら、現状の改善だけでなくこれから先のことも一緒に考えていけるような弁護士でありたいと思っております。