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2014年9月アーカイブ

ヘイトスピーチ規制

ヘイトスピーチ対策を検討するプロジェクトチーム(座長・平沢勝栄政調会長代理)自民党内で設置された。

ヘイトスピーチとは、人種、宗教、性的志向、性別などの要素に対する憎悪(ヘイト)を表す表現行為。京都では昨年11月に朝鮮学校の周辺で在特会の元メンバーらが「朝鮮学校を日本からたたき出せ」「スパイの子ども」などと拡声器で叫んでデモをした行為が人種差別に当たり、違法だと指摘され、約1200万円の損害賠償が命じられている。

確かにこの街頭宣伝はいくら何でもひどい。「表現の自由」という憲法21条で保障された権利のもとでも到底許されない。もっとも、街頭宣伝や表現行為は全て否定されるわけではなく、名誉権や平穏な環境で教育を受ける権利といった、一方当事者の人権との比較衡量によって許される表現行為かどうかが判断される。

ところで、上記プロジェクトチームは8月末に初会合を党本部で開き、国会周辺での大音量の街宣やデモに対する規制も併せて議論する方針を確認したようである。高市早苗政調会長なんて「仕事にならない状況がある。仕事ができる環境を確保しなければいけない。批判を恐れず、議論を進める」と述べている。ちなみに国会周辺では毎週金曜日に反原発のデモが行われている。

あれあれ??ヘイトスピーチ規制はあまりにも過激で差別的な表現であるからこそ規制しようという話だったはずでは...。「仕事ができる環境」の確保が目的なのであれば(目的の一つだというのだろうが、主目的なはず)もはや表現行為の内容は問題とされていないような気がしませんか?在特会の元メンバーの街頭宣伝は確かに人権侵害の域に達していましたが、それとデモ全般とは分けて考えるべきです。

しかも、街宣の音量が問題なのであれば、「騒音」として規制すれば足りるはず...。ちなみに国会周辺での拡声機の使用は静穏保持法で規制されているそうですが、同法による摘発は年間1件程度だそうです。

そもそも、国会前での街頭宣伝やデモを政府が規制する国ってどうなんでしょうか...まがりなりにも民主主義国家なのに。街頭宣伝やデモは国民の声そのものなのに。

略歴

京都市長岡京市出身
京都府立西乙訓高校卒業
北九州市立大学法学部(夜間主)に入学後、昼間は洋菓子店に勤務
2年で北九州市立大学を退学し、神戸大学法学部に編入学、同大学を卒業
同志社大学法科大学院卒業

2012年 
  司法試験合格(66期)
2013年
  弁護士登録 京都法律事務所入所

労働事件(解雇、未払賃金請求等)
離婚、男女の問題
その他家事事件(遺言、相続、後見)
一般民事(賃貸借、交通事故、債務整理等)
刑事事件
少年事件
高齢者、障害者に関する問題

 初志貫徹、中学生のときから卒業アルバムの「将来の夢」は弁護士でした。いつも初心を忘れず、常に新たな目標をもって向上していきたいと思います。

 大学生の時には洋菓子店に加えて様々なアルバイトをしていました。タイムカードは開店5分前と閉店5分以内に切り、営業時間=勤務時間という会社で働いてみたり、職場のパワハラに悩んで12月31日に帰宅し、初夢は上司に怒られる夢だったり...大した苦労ではありませんが、皆様にとって少しでも身近な弁護士だと感じていただけたら幸いです。
 真面目な人ほど仕事の責任を感じ、現状に耐えて無我夢中で働いてしまうことや現状に悩んで将来が見えなくなるとを、身をもって経験しましたが、社会にはこれどころではないもっとたくさんの違法があふれています。
 相談に来られた方と悩みを共有しながら、現状の改善だけでなくこれから先のことも一緒に考えていけるような弁護士でありたいと思っております。