1. 映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」
ブログ マチベンの日々

映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」

 
1月19日(日)、久しぶりに劇場に映画を観に行った。
「男はつらいよ お帰り 寅さん」。まだ今も上映中。
 
「男はつらいよ」シリーズの映画を観ることは、私の30代の頃の年末の1つのイベント行事だった。
年末の仕事が終了すると、2日間くらいかけて自宅の大掃除をし、その後、たいていは12月30日の昼間に「男はつらいよ」を映画館で観て、夜はちょっとだけ豪華な夕食(外食)をとるというパターンだった。
日々の仕事から解放され、「寅さん」を心の底から笑い楽しんだ。
 
渥美清さんが亡くなって、寅さんの映画は1995年の第48作が最後の作品となった。
その「寅さん」映画が帰ってきた。
 
小説家となった満男(吉岡秀隆)と、高校時代の後輩で今は国連職員として世界で働く及川泉(後藤久美子)との再会を軸に、寅さんの過去の様々な場面が再現される。
 
映画の中では寅さんが死んでいることにはなっていないのに、語られるのは過去の思い出話ばかりで、誰も「今頃どうしてるだろう」と言わないことや、後藤久美子の演技が下手だったことや、冒頭の桑田佳祐の歌がいただけなかったことはあるが、やはり、もう「寅さん」はいないことがあらためて思い知らされ、今回だけは、笑いよりは涙が出てきた。
 
 

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