1. 「診療所の窓辺から」(小笠原望 著)を読んで
ブログ マチベンの日々

 
3月24日の日曜日に、高知県四万十市で地域医療に携わる小笠原望(おがさわら のぞみ)医師の姿を追った映画「四万十~いのちの仕舞い~」が上映された会場で、「診療所の窓辺から」という本を買った(発行:ナカニシヤ出版)。
 
以前から読みたいと思い、新聞の広告記事を切り抜いて持っていた、その本である。
 

 
会場では、本の裏に、小笠原医師直筆の川柳がまあるい字で書かれて販売されていた。もちろんサインも。
本によって、何種類かの異なる川柳が書かれてあったので、私は「四万十の風と握手して生きる」という川柳を選んだ。
 

 
この本は、朝日新聞購読者向けの月刊誌「スタイルアサヒ」に小笠原医師が連載されたものを抜粋、加筆修正して再構成されたものとのこと。
 
病気、高齢、介護、在宅医療、看取り・・・どれも重い事柄だが、「ひとのいのちも自然のなかのもの」という小笠原医師の暖かく柔らかい一言一言とそれに呼応する患者さんとのやりとりが、何とも言えず穏やかなのである。
まるで、四万十川の流れのよう・・・
 
今度は、小笠原医師の話を直接聞いてみたいと思った。
 
 
 

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