1. 蓼科と八ヶ岳山麓の旅
ブログ マチベンの日々

蓼科と八ヶ岳山麓の旅

 
週末毎に、日本列島を襲う台風。
先週も台風25号が到来したが、日本海側を大きく回って進んだので、10月6日から8日の連休、紅葉を楽しむため、蓼科と八ヶ岳山麓の旅にでかけた。
 
●10月6日(土)
 
長野県茅野市に着いて、まずは昼食。
「小作」という店で「ほうとう」を食べる。
「ほうとう」は主に山梨県近辺で食べられる郷土料理で、名古屋の「きしめん」をもう少し太くした麺で、味噌煮込みうどんのようなもの。
食べるのは久しぶり。
 

 
かぼちゃ、人参、大根、じゃがいも、小芋、白菜などの野菜がゴロゴロ入っており、結構なボリューム。
満腹となった。
 
お腹を満たした後は、奥蓼科の標高1540m地点にある御斜鹿池(みしゃかいけ)へ。
御射鹿池は、農業用のため池で、農林水産省の「ため池百選」にも選ばれている。
東山魁夷の絵画「緑響く」のモチーフとなり、また、シャープの液晶テレビ「アクオス」のテレビCMで一躍有名となった池である (実は、私は、全く知らなかった)。
 
 

 
紅葉にはまだ少し早かったが、池の水はとても澄んでいた。
 
次は、奥蓼科温泉郷の1つ渋・辰野館という宿の近くの登り口から山(丘?)を40分ほど登って「八方台」という見晴らし台へ。
登山道には、これまでの台風による倒木が何本も道をふさいでいた。
 

八方台からは、八ヶ岳の展望が素晴らしかった。
 

 
登って来た道を戻り、せっかくなので、渋・辰野館の日帰り温泉に入る。
ここの温泉は「信玄の薬湯」と書かれた、ひなびた温泉で、お湯は白濁し、湯船の深さは90㎝もあった。
汗を流し、気持ち良かった。
 
●10月7日(日)
 
この日は、軽めの登山。目的は双子山を経て双子池へ。
車で大河原峠(標高2093m)まで行き、そこから歩いて双子山(2224m)まで登る。
なだらかな登り。25分ほど登って山頂へ。山頂は、だだっぴろい。
雨は降っていないが、雲が低くたれこめ、風も強い。

 
山頂からは、更に標高差約200mを下って双子池(標高2030m)へ。
湖畔には、双子池ヒュッテもあり、子ども連れの登山者などが食事を食べたりしていた。
この池は、山を越えて歩いて来なければたどりつけないので、一般観光客はおらず、静かな雰囲気だった。
 
おなかがすいたので、ヒュッテでお勧めの豚汁を食べる。
ここの豚汁も具がたっぷり入って美味しかった。
 

 
 
その後、双子池を散策。
 
雄池

 
雌池
 

 
湖周辺の木々は少し色づいていたが、やはり紅葉真っ盛りには少し早かった。
 
●10月8日(月・祝)
 
北八ヶ岳の広大な原生林の中にある白駒池に車で向かう。
標高2100m以上の湖としては、日本最大の天然湖だ。
池周辺には美しい苔がたくさんあることでも有名で、これまでにも何度か訪れたことがある。
でも、紅葉シーズンは初めて。
 
白駒池へは国道から歩いて15分位で行けるので、紅葉シーズンともなると、観光客がたくさん訪れる。
予想はしていたものの、その予想を超える大渋滞。
駐車場に入れない。
紅葉シーズンの白駒池には、どこかから歩いて登って来るしかない。
 
あきらめて、昼食後、横谷峡へ。
この峡谷には、いくつかの滝があり、沢沿いの道を歩くことができる。
ここは、それほど有名ではないのだろうか、散策している人は少ない。
 
乙女滝
 

屏風滝
 

 
この辺りの滝は、冬になると、凍って氷瀑となるとのことで、是非、冬にもまた来てみたいと思った。
 
 
 
 
 
 

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