1. 今夏、最初の山は、北海道の縦走登山
ブログ マチベンの日々

今夏、最初の山は、北海道の縦走登山

 
7月の連休、今年最初の夏山登山に出かけた。
行き先は北海道の大雪山系。赤岳から緑岳への縦走登山。
 
梅雨も明けないまま、日本各地でゲリラ豪雨があったり、北海道帯広では連日37度の猛暑日が続いたりと、天候や気象はとても不安定。
初日は、札幌から旭川までJRで行き、旭川駅前から層雲峡まで向かう予定だった。
ところが、旭川付近が大雨のため、JRは運休に。
急遽、高速バスで旭川に向かうことになった。
 
2日目、この日がメインの縦走日。曇ってはいたが、雨はまだ降っていない。
朝6時に層雲峡発のバスで銀泉台まで。
バスの終点から林道を15分ほど歩くと赤岳登山口がある。
天気は曇りだが、まだ雨は降っていない。
 

 
少しの間、急坂を登って行くと、目の前が開け、そこに雪渓が横たわっていた。
第1花園と呼ばれる場所だが、花は咲いておらず、一面の雪渓。
 

 
第2花園も雪渓
 

 
ここ数日の北海道の猛暑で、雪渓もずいぶん緩み、アイゼンがなくても、ストックを使って慎重に歩を進めれば、なんとかトラバースすることができた。
 
雪渓の超えると、コマクサ平へ。
 

 
コマクサは、花の形が馬(駒)に似ていることから名付けられた。
 

 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
コマクサ以外にも色んな花が咲いている。
 
チングルマ

 
コマクサ平から赤岳までは、第3雪渓と第4雪渓という2つの大きな雪渓の急斜面を上り、赤岳に到着。
第4雪渓直前から小雨が降りだしたため、赤岳(2078M)の山頂の写真は撮取り忘れてしまった。
 
そこから、ほぼ平行移動で、小泉岳へ。
 

小泉岳は、どこが山頂かわからない平坦な山。
標識だけが手がかり。
 
雨が強くなってきたため、白雲岳避難小屋で雨やどりしながら昼食をとることにして、ちょっと寄り道をする。
ここの小屋は、以前、旭岳からトムラウシ山まで縦走した時に、宿泊した小屋だ。
 
昼食後は、緑岳への登山ルートに戻る。
緑岳山頂。
 

 
緑岳からは、雨もようやくやんだが、ガスがかかり、ほとんど周囲の山々や景色を見ることはできなかった。
岩場を下り、その後は背丈より高いブッシュの中の登山道を進み、雪渓をいくつも超えて、ようやく目的の大雪高原山荘に到着した。
 
あいにくの天候ではあったが、北海道の縦走登山は、広大な大自然の中を歩くことができ、十分楽しむことができた。
 

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