1. 究極の卵かけご飯、そして、燻製しょうゆ
ブログ マチベンの日々

究極の卵かけご飯、そして、燻製しょうゆ

 
卵かけご飯は、最近は、たま~にしか食べない。
でも、高校生の頃は、朝6時頃に起きて、7時前後のバスに乗って通学していたので、朝起きても余り食欲がなく、毎朝、卵かけご飯を口の中にかけこんでいた。
 
そんな卵かけご飯であるが、テレビで「究極の卵かけご飯」というのが紹介されていた。
それは、卵の白身と黄身を分けて、まず白身をご飯と混ぜてかき回し、白身がフワフワになったご飯の上に黄身を乗せてしょうゆをかける。これなら黄身のドロッとした部分を味わいながら食べることができる。
 
確かに、おいしい。
白身ご飯だけを食べたり、黄身ご飯を食べたり、それを混ぜ合わせたりと、1つの卵かけご飯だが、色んな味を1度に楽しむことができる。
 
そして、それに加えて、「燻製しょうゆ」だ。
書店で「コスパ飯」(新潮新書)という本をたまたま見つけた。
日本マイクロソフト社の社長だった成毛眞(なるけ まこと)氏が自身が食べ歩いた料理や食材について、「うまさ」は前提条件とし、その上で、どれだけ投資効率が良いか、つまりコスパを追求した物を紹介した本だ。
その中に「特性醤油を味わう『卵かけご飯』」という項があった。
 
成毛氏は、卵かけご飯は、日本人にとって最高の、家で楽しむファーストフードだと言う。
全く同感。
そして彼が卵かけご飯に使う醤油が「燻製しょうゆ」だ。
赤坂にある「燻」というなかなか予約が取れない店の醤油だが、醤油自体は、品川駅構内などにある「煙事」という店舗でも販売していると書かれてあった。
 
食べたい。でも東京に行く機会はない。
京都のどこかの店に置いていないだろうかと探していたところ、伊勢丹のデパ地下で見つけた。
これが実に値段が高い。
通常のボトルだと、200ミリリットルで2060円だ。
成毛氏は「買って損はない」と書いていたが・・・
 
ところが、小さいボトルも一緒に並べてあった。
30ミリリットルで820円。しかも、スポイト付き。
これを買った。
 

 
早速、ご飯を炊いて、卵かけご飯を作る。もちろん、究極の卵かけご飯の作り方でだ。
そして、最後に、燻製しょうゆを、とりあえず数滴垂らして食べてみる。
「ああ、本当に、燻製の味や」
数滴では足りず、もう少しかけてみる。
おいしい!
 
実は、成毛氏は、この本で、更に続けて「ここで、燻製オリーブオイルを加えようとかは考えてはならない。そうしたらもっとうまいに決まっている。しかし、その世界に足を踏み入れてしまうのは、人として許されないような気がする。もう、あちらの世界から戻ってこれないかもしれない」と書いている。
 
あちらの世界から戻ってこれなくてもいい。
次は、燻製オリーブオイルもかけてみよう。
 
 
 
 

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