1. 恩師との再会
ブログ マチベンの日々

恩師との再会

 
6月11日が高校の同窓会だったので、前日10日、久しぶりに郷里の岐阜へ出かけた。
前日に行ったのは、小学校時代の恩師T先生と会うため。
 
T先生は、小学校時代、担任ではなかったが、好きな先生の一人だった。
小学校卒業後は、年賀状を交換するだけだったが、T先生は、退職後の64歳の時、京都造形大学の学生として陶芸の勉強に京都に来られ、そのことを取り上げた記事を新聞で読んだことをきっかけに、小学校卒業以来初めてお目にかかり、以来、交流が続いていた。
 
今年2月、T先生からお手紙をいただき、87歳であること、3年前に心筋梗塞で入院されたり腸捻転の手術をされたこと、そして昨年、悪性の癌が発見され、2回も手術を受けられたことなどを知った。
早く会いに行きたいと思いつつ、ズルズルと時間だけが経過し、やっと6月10日再会の運びとなった。
 
T先生は、想像していたよりはお元気そうで、その日も、所属されている団体の会合に出席されていたとのことだった。
奥様も病気なので、T先生が食事などは作られているようで、知らなければ、そんな重篤な病を抱えておられるようには見えない。
「自分が老老介護となるとは思ってもみなかった」と言われたが、二人の子どもさんが、岐阜や愛知におられると聞いて安心した。
互いの近況や京都の話、小学校時代の話などで、話題はつきなかった。
 
1日も長く元気でいてほしい、また米寿のお祝いもしたい、そんな思いで別れた。
 

月別アーカイブ

弁護士紹介TOP