1. 私のお気に入り(その9)~2016年度の新しい手帳と家計簿~
ブログ マチベンの日々

 
今年もあと残すところ2ヶ月を切った。
書店などでは、2016年度の手帳や家計簿がたくさん並んでいる。
毎年この時期、来年の手帳と家計簿を購入するが、ここ数年、お気に入りは固定している。
 
手帳は、弁護士にとって必須アイテムである。
すべての法律相談・打ち合わせ・裁判・会議などの日程を1冊の手帳で管理している。
最近、弁護士の中には、電子手帳で日程管理をしている人もいるようだが、私は、鉛筆で書き込める従来型の手帳が好きで、当面、変えるつもりはない。
 
お気に入りは、NOLTY能率手帳B6版。もう10数年前から愛用している。
弁護士になった当初は、A5版を使用していたが、B6版の方がショルダーバッグにも入るし軽い。
また、B6版手帳は、いくつかの会社から出版されているが、能率手帳シリーズの紙や線の色が気に入っている。
 

 
一方、家計簿は、小遣い帳の時代から含めると、子どもの頃からずっとつけている。
母の死後知ったことだが、母は、普通の横線ノートに自分で線を引き、毎年予算をたてて、
家計管理をしていた。
母の域には、とうてい及ばないが、私もその血を受け継いでいるのだろうと思ったりする。
 
家計簿をつけているとは言っても、日々、細々と購入する食費の記載は、大ざっぱだ。
食費については、購入した食品の1つ1つの内容は書かず、購入金額だけを記載している。
私が愛用する「一カ月の収支がひと目でわかる家計簿」(高橋書店発行)は、食費について数字だけでも記入できるパターンのもので、日の欄も空欄となっているので、毎日つける必要もないものである。
 

 
 
離婚事件をたくさん扱っていると、家計管理の方法や家計の使い方が問題となることもあり、そんな時には、依頼者が家計簿をつけていたらなあと思うが、つけていないからこそ問題となるのだろう。
 
家計簿をつけていると、仕事に役立つこともある。
例えば、破産事件や婚姻費用請求事件などで、当事者が家計表を作成することがあるが、各費目の金額の合理性の有無について、日頃から家計簿をつけているので、ある程度、判断でき、相手の家計表の不自然さ・不合理さを指摘することもできるのである。
 
手帳をつけること、家計簿をつけること、もう、これらは私の習慣になってしまっている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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