1. 「自由と平和のための京大有志の会」の声明
ブログ マチベンの日々

「自由と平和のための京大有志の会」の声明

 
京都大学の教員らで作る「自由と平和のための京大有志の会」の声明が、今、話題となっていることを知り、ホームページで読んでみた。
 
戦争は、防衛を名目に始まる。
戦争は、兵器産業に富をもたらす。
戦争は、すぐに制御が効かなくなる。
 
戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。
戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。
戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。
 
精神は、操作の対象物ではない。
生命は、誰かの持ち物ではない。
 
海は、基地に押しつぶされてはならない。
空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。
 
血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、
知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。
 
学問は、戦争の武器ではない。
学問は、商売の道具ではない。
学問は、権力の下僕ではない。
 
生きる場所と考える自由を守り、創るために、
私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない。
 
 
17行という短い文章だが、戦争法案への怒りや思い、決意がにじみ出ている。
そして、さすが京大!
この声明文を、「こども」向けから英語、中国語、スペイン語などの多言語に翻訳し掲載されている。
 
この思いを、世界中の平和を愛する人たちと共有しよう。

月別アーカイブ

弁護士紹介TOP