1. TV「カンブリア宮殿」~貝印社長・遠藤宏治さん~
ブログ マチベンの日々

 
テレビ東京系の番組「カンブリア宮殿」。
毎回、今、注目される経営者を取り上げた1時間番組だが、ほとんど観たことはない。
でも12月4日に、高校時代の同級生の「遠藤君」が取り上げられることをメーリングリストで知り、観た。
 
あのカミソリの刃で有名な貝印の社長遠藤宏治さんとは、岐阜高校の時の同級生で、高校1年の時は同じクラスだった。
親しかったわけではないので、当時のエピソードは何も記憶にないが、真面目な好青年だった。
岐阜高校の私たちの学年は、地元の岐阜だけでなく、関西や関東でも頻繁に同窓会を開いているが、卒業以来、遠藤さんとは一緒になったことがない。
テレビで、ン十年ぶりに拝見した容貌は、若い頃の容姿がそのまま年を重ねたという感じだった。
 
でも、成功する経営者というのは、さすが「あきらめない」「実行力」「優しさ」などを兼ね備えているもんだと本当に感心し、また感動した。
 
高校の時から、遠藤さんが貝印の息子であることは知っていたので、将来は、貝印の社長になるんだろうなと思っていた。
でも、当時の貝印(2代目である父親が社長の時代)は、おそらく岐阜県関市で古くから続く一企業にすぎなかった。
 
番組によると、2代目が若くして死去され、30代で社長となった遠藤さんは、バブル経済の崩壊、30億円の在庫などの危機を乗り越え、とうとう現在では、世界的に展開する企業に発展させた。
3代目として順調に発展していったのかなあと思っていたが、大変な荒波を乗り越えて来たことを知った。
そして現在は、カミソリ、包丁はもとより、様々なキッチン用品、そして医療メスなどの分野まで次々とヒット商品を生み出している。
 
遠藤さんは、「刀鍛冶」という関の伝統を守る、そしてそれだけでなく、商品製造を委託することによって地元関の地場産業も守る、と語った。
「人に優しい刃物を作る」とも。
 
「旬」(しゅん)という包丁シリーズが海外でも好評だそうだ。
ほしい!
同級生割引はないかしら?などとセコいことを考えながら、いつか同窓会で会える日を楽しみにしようと思った。
 
 
 
 
 

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